交通事故損害賠償について
交通事故は年々減少しています。とても良いことです。いっそのこと全くなくなればよいのですが、そうは行きませんね。 多くの人が車で移動し、物資もトラックで運搬します。いくら注意深く運転しても、ケアレスミスはあります。 北海道警察のHPから、昨年の北海道の事故の発生状況を見てみました。 事故の発生件数 18,088件(前年19,503件) 死亡者数 215人(前年218人) 負傷者数 22,096人(前年23,855人) 全国の都道府県の中で、北海道の死亡者数は東京都とともに全国ワーストでした。負傷者数は、前年より1,759人減少していますが、それでも2万人を超えています。 交通事故で被害を受けて負傷し、治療を継続して、やがて保険会社を通じて示談ということになりますが、ほとんどの人が専門家に相談もせず、自賠責保険でも賄えるような最低の基準の賠償額で示談をしているのではないでしょうか。 理由は、“よく分からない”“面倒くさい”ではないですか。 最近もそのような人から相談がありました。 ちょっとお待ちなさい、といって説明し、最終的には紛争処理センターまで行き、ほぼ妥当な損害賠償を勝ち取りました。 このブログは、たまたま交通事故で被害者となり、頚椎捻挫や腰椎捻挫などに悩まされた人が、最低基準の賠償額ではなく、負った傷害に見合った妥当な損害賠償額の知識を得てもらいために発行しました。 今後とも継続して読んでくださいね。