カテゴリ:日々のまにまに
ここのところずっとずっと考えてることがある。
あ~なんだか涼しくなってきたからごはんがおいしくって太っちゃう☆・・・なんてノンキな悩みでなくって。 ・・・ま、それも否めないけど、そんなこたぁ自分の努力と気合次第でナンとかなるんである。 これ、ホントよ。 だって今までズボラなあたし、何度も薬品や機械に頼ったダイエット試みてるけど、一番効くダイエットはとってもお手軽だ。 ズバリ、それは恋すること。 あたし、恋したらまるごとその恋にのめりこむタイプ。 ホルモンとフェロモンのダブルパンチにやられちゃって、毎回とても食事するどころの騒ぎじゃなくなっちゃう。 眠れない、胸が苦しい。 頭の芯は痺れたように疲れてんのに、どうしてだかお肌はつるんつるんのうるうる。 これを究極のアンチエイジングと言わずになんと言う。 恋せよ乙女!!出せよフェロモン!! ・・・じゃなくって。 あたしここのところ、ずっと考えてるんだった。 10日間のバリから帰国して、いきなり始まった新しい恋愛のせいで、あたしのココロは乱れまくりなのだ。 それはなにも冒頭に述べたような甘ったるい心理状態のことではナイ。 ましてやその新しい恋のお相手、Tのことでもナイ。 もっと切実なの。 もっと悲しいのよ。 それはなにって、バリにも一緒に行った、古女房・・・じゃなくて古旦那、トシ老いたダーリンのこと。 出逢って3年、疑うことなく信じてきた彼への気持ちが揺れに揺れてるんである。 なんでもそうだと思うんだけど、新しいものに夢中になったら、これまで大事にしていたものが急に色褪せて見えてしまったりすることって、ないですか? 見なかったフリをしてた問題点が浮き彫りになっちゃったりして。 ・・・ってソレ、まさにあたしのことなんだけど。 で、悩んでるのは、ビンゴにソコなんだけど。 でもね、決して単に心変わりしたって、それだけじゃなくて。 問題はそのあとの一文である。 見なかったフリをしていた問題点が、急にリアルに迫って来ちゃったのよ。 実はあたしの古旦那ことダーリンは、妻帯者。 今やほぼあたしと同棲同然の生活してるんだけど、まだ籍は入ってる。 そして彼はすでに、バツ1でもある。 前妻と今妻の間に、それぞれ男児1人づつ。 ・・・あたしだってウソだと思いたい。 だって愛する人がたまたまこんな人だったんだもの。 これをさ、3年間、あたし見ないフリしてきたの。 勝者になれるって、そう信じて。 テレビや映画で不倫モノとか見るたびに、「冗談じゃないわよ」なんて思ってた。 旅行先で「奥様」なんて呼ばれるたびに胸痛かった。 表面上は笑いながらも、きっと辛かったんだろう。 だけど、3年も不倫が続くには理由があったの。 経済的にも、精神的にも、ダーリンは全面的にがんばってあたしを愛してくれたと思う。 それを信じていたから、あたしも彼を愛せたのよ。 だけどね、あたしがほんとうに欲しかったのは、そんなことじゃなかったんだ。 そして我に返った今、彼のバックグラウンドはあまりに重い。 ☆☆ 新しい恋の相手、Tの職業は整体師。 そしてあたしの精神状態にいち早く気づいたヒーラーだった。 ・・・これホント。 Tがあたしの不安定に疲れた精神状態を指摘したのは、まだあたしがTの患者になる前、知り合い同然だった頃のこと。 こんなことってあるんだな、と思った。 誰かがあたしを救おうと、見つめてくれているということが。 そこでTがずっとあたしのことを好きだった、とか言うんじゃないところが、また不思議なんだけど。 彼は偶然に、あたしのSOSを受けとってしまったのだという。 あたしを好きだと思ったのは、ずっとずっと、あとのことだったらしい。 ・・・ちぇっ。そう言われるとなんだかちょっと悔しいんだけど。 でも、考えてみたら本当に、なにか大きな力を、感じてしまうような出来事だ。 自分でも気づかないほど疲労していたあたしの肩を揺すって起こしてくれた。 Tには悪いが、Tが特別というのではなく、特別な力が存在するということ。加護のように。 それでもダーリンと別れられないあたしが、ここにいる。 また考えは冒頭に戻ってしまう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.08 00:06:39
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