カテゴリ:日々のまにまに
雨の中、ダーリンがすでに仕事に出かけたMY SWEET HOMEに朝帰り・・・もといすでに時計は午後を指していた。つまり昼帰り。
愛息子のチワワ・海くんがキッチンに置いたハウスでキューキュー鳴いて迎えてくれる。 ・・・愛いやつめ。 思わず抱き上げてよしよししてしまうが、この甘やかしがコイツをこんなにもバカにしてしまった原因だってことくらい、親バカさくらにもよ~くわかってる。 だけどこのうるうるEYEに見つめられて、誰が拒否できるってのさ? 老いたダーリンと別れを考えてはいても、このか弱きモノとは一生共にする覚悟、オス。 そう、昨夜は新横浜でお泊り。 愛人の整体師・Tが生粋のハマっ子なせいで、ここのところすっかり横浜とお友達だ。 「アンタまあ同棲してる彼氏がいるってのに、よく愛人と宿泊できるね」なんて突っ込みもありそうだが、今回の宿泊は突発的な事故・・・もとい、タナボタだったのよ。 昨夜は前職を共に戦った元・同僚シー(現ネイリスト)・後輩ココ(現花嫁準備中)と新宿はアルタ裏の居酒屋で、女子飲みしたんだった。 ワイン赤白、レッドアイ(さくらはトマトジュースが大好物なんですわん♪)など脈略なく飲みながら近況をきゃっきゃ報告しあう3人。 10月に3人で行く予定の伊豆ダイビングツアーについても積極的に語る・・・がなぜか(やはり?)ハナシはさくらの恋愛へ。 「さくらさぁ、アンタなに潤っちゃってんの?なんか女オーラ全開なんですけど!」・・・やっぱり?最近仕事先の男子にも指摘されるくらいなんだかあたし、ムンムンしちゃってるみたいなの。 「さくらちゃん、恋うまくいってるんでしょ?」おっとり系ココはそのアイドルなルックスに似合わず案外魔性。今結婚準備中のダーリンだって、前のオトコを振り切って家出した末の戦利品。あまりに愛らしいその性格と外見のせいで、過去のオトコは例外なくストーカーに変化してしまうというが、今回はそれもなさそうで安心だ。 「あれからどうなったの?」後輩ココにはまだTと関係を持つ前に、かいつまんで報告したのが最後だ。 そのときは来週あたりにTとのXデー♪を控えていたため、すっげーヘンなHだったらどうしよう~、なんていまどき女子高生でもしないような心配をぶちまけたんだった。 だってさ、そのときあたしのココロはもうTにあったわけ。惚れたオトコのセックスがどうにも我慢できないくらいヘンテコだったら、あたしもう立ち直れないと思ったの。あと、すっごいヘンなカタチとかね。極小とかさ。 だけど結果、Tとのセックスは最高だった。良すぎて「このままあたしたち、どこへ行っちゃうの?」なんて不安になるくらい。ありがたいことに、心配は杞憂だったってワケ。 そこんところを多少の誇張を交えつつ、セキララに語るさくら。 前のめりで相槌の2人。・・・女は下ネタが結構好き。 「で、どうすんのよ、今のカレ。」シーにつつかれるあたし。「カラダにハマった恋愛って、結構抜け出せなくなるよ」・・・それは真理かも。どうしたらいいんだろ?「ほんとはもう結論出てるんじゃないの?あたし、さくらちゃんには幸せになってもらいたい。不倫なんてやっぱダメだよ。」ココが泣かせることをいう。 それからあたしの不倫とダーリンの問題点、Tの問題点まで話が発展し、「とにかく今は現状維持!様子を見なさい!」という結論に達した。 そんな折、まさに愛人Tからメールが舞い込む。 『ごめん、明日3時半から予約が入った』 ・・・マジすか? 明日はコッテリ昼間っからホテルにシケ込むつもりだったあたくし・さくら。シラフなら自制の利く欲望も今やアルコホルで解放されちゃってるもんだから、素直に『ばかー!』と不満メールを返してしまう。それを察したシー・ココ、「だめだよ~、彼氏の仕事は応援しなきゃ!!」と殊勝なコトを言う。・・・んなこたぁわかっとるわい!!だけど酒があたしに加速をかけるんである。 『ごめんね、あしたちょっとでも会おう』ちょっとだぁ?足りないわ!! 鬼の形相のさくらに、シーがポツリと呟いた。 「あのさ、さくら、そんなにシたいならうちに泊まることにしてイイから、Tさん呼び出せば?」 ・・・!! ナイスアイディア!!!! 酔うと喜怒哀楽が激しくなるさくら、ソッコーTにお迎え要請。Tも罪悪感&恋愛初期の情熱で横浜~新宿のタクシードライブを快諾。 Tを迎えてみんなでカラオケしこたま歌ったあと、新横浜に舞い戻り、深夜3時、ようやくベッドにおちついたふたり。 あたしが脱ぎ散らかした服を畳み、靴を揃えて水を飲ませてくれ、Tがあたしの隣にもぐりこんできたのは、部屋に入ってしばらくしてからだった。いつもすまんね。 「こんなにたくさん友達や仕事のひとに俺の顔見せて、おうちの事情(ダーリンのことね)は大丈夫なの?バレたらやばくない?」さらにバカなさくらの心配をするT。どこまでいい人?「俺はうれしいんだけどね」・・・胸ガイタイ。 「もうバレてもいいの。あたしはTが好き」 酔いのせいか、そのセリフに感動したのか、思わず本音を言ってしまう。 「だけど、俺は別にさくらに今すぐこっちにきて欲しいと思ってるわけじゃないから。さくらの精神的な負担にならないように、俺が待てばいい話だから、無理はしないで」なんだか胸がいっぱいになって、思わず背中を向けてしまった。 彼がいつもたくさんあたしを求めるのは、不安だからなのかもしれない。 昨日は5つもシてしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.20 02:22:28
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