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カテゴリ:伊勢神宮125社巡り
伊勢神宮の隠れた見所、昨日の「外宮編」に続いて「内宮編」です。 イラストマップを見ながら読み進めてください。
■龍虎石(りゅうこせき)
龍虎石と呼ばれる手水。 神楽殿の前にあります。 しっとりと濡れると龍と虎の姿が浮かび上がります。 ただし濡れていないと何が何だかわかりません。 朝早く行き過ぎると、まだ水が出されていないことがあるんです。
裏に回ると、なんとなく龍っぽい・・・。 これじゃぁ納得できないとおっしゃる方もいるかも知れません。 ただし水盤の中をのぞき込むと・・・。
御納得いただけましたでしょうか。
■籾種石
場所はイラストマップをご覧ください。 飢饉の年の造営で、神領の村人は翌年の籾種まで食いつぶしてこの石を運んだ。 それでお米の形の石になったという伝説があるのだそうです。
外宮のように、正宮の姿がはっきり見える場所はありませんが この籾種石の少し手前辺りでしょうか。 木々の間から正宮の黄金色の千木が見える場所があります。 早朝にここを歩くと、木洩れ日の向こうに千木が浮かんだ美しい光景に出会えることがあります。
■御稲御倉(みしねのみくら)
正宮に参拝後、荒祭宮に向かう途中にある御稲御倉。 所管社として既にご紹介済ですが、ここも見どころのひとつです。 この御稲御倉は正宮のミニチュア版とも言える社殿。 間近で「唯一神明造」を見ることが出来る、貴重な所管社です。
■踏まぬ石
正宮の裏手から荒祭宮に下る石段の途中にある「踏まぬ石」と呼ばれる石。 天から降ってきたという言い伝えがあって、踏んではいけない石です。 この割れた「踏まぬ石」は「天」の字になっていると言われるのですが、 どういう風に「天」に見えるのかよくわかりません。
毎回ここに来るたびに角度を変えて見ているのですが、 いまだにどう見れば「天」の字になるのか不明です。 たまたま石段の石が割れてるだけだろうと思われるかも知れませんが、 この石だけは普通と違う位置に埋め込まれています。 外宮の「寝地蔵」のように、ここも誰ひとり注目する人を見たことがありません。 しかしこの踏まぬ石は白い線で囲まれていたことがありましたし、 盛り塩や水(あるいはお酒)で浄められているのを見たことがあります。
伊勢神宮の見所「外宮編」「内宮編」、いかがでしたでしょうか。 イラストマップに掲載されていないものもありますし、掲載されていてもその謂れまでは載っていません。 お友達やご家族との参拝時に、ちょっとした話のネタにあると思います。
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Last updated
2019.06.02 02:25:17
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