カテゴリ:Mr.children
名前のない路上でヒッチハイクしている
ひざを抱えて待ってる ここは荒れ果てていて 人の気配はないし 誰もここを通らないや 進入禁止だってあらゆるものを拒絶して 追い払ったのは僕だから 誰も迎えに来ない ちゃんとわかってるって だけどもう少し待ってたい 生きてる理由なんてない だけど死にたくもない こうして今日をやり過ごしてる 生まれたての僕らの前にはただ果てしない未来があって それを信じれれば何も恐れずにいられた そして今 僕の目の前に横たわる先の知れた未来を 信じたくなくて目を閉じて過ごしている オンナが運転する車が停まって 「乗せてあげる」と言った 僕は感謝を告げて車のドアを開いて助手席に座ってまた礼を言う しばらく走ると僕は固いシートに居心地が悪くなって オンナの話に相槌打つのもイヤになって眠ったフリした 僕らは予定通りのコースを走ってきた 少なくとも今日まで 出会った日の僕らの前にはただ美しい予感があって それを信じたまま甘い恋をしていられた そして今 音も立てず忍び寄るこの別れの予感を 信じたくなくて光を探している 生まれたての僕らの前にはただ果てしない未来があって それを信じてれば何も恐れずにいられた そして今 僕の目の前に横たわる先の知れた未来を信じたくなくて 少しだけあがいている いつかこの僕の目の前に横たわる先の知れた未来を変えてみせると この胸に刻みつけるよ 自分を信じたならほら未来が動き出す ヒッチハイクをして僕を迎えに行こう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.08 21:42:15
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