天体ショー
昨晩は木星が衝を迎えとってもよく観察できる日でした。夕方には地平線を越えて空に上がってきているので、日が落ちる少し前から観測できる日でもあり気合が入っていました。天候はやや霞んでいる物の星はしっかりと見えていたのでチャンスでした。でも・・・当家には天体望遠鏡はありません、一番遠くまで見通せるのはお父さんのカメラ。じつは先日、色々試してみました。衛星たちは4つちゃんと写ってくれますが、肝心の木星は赤っぽいと言うか茶色っぽい色が判る程度には写ってくれますが、模様までは判りませんでした。それでも期待を込めて早速セッティングして撮影しようと準備をしていると…唯一の望遠レンズ君がスッキリと写ってくれません、屋内で試しても何かもやっている様に見えます。一度レンズを外してよーく見ると、前玉のすぐ内側のレンズに何か油膜の様な大きめの点々が数個見えます。さらによく見るとレンズの縁の方には、くるっと周りを囲むように同様の油膜の様な模様が見えます。どうも解像度の低下は、これが原因の様です。それでも挑戦しましたが、ぼやけた様になって衛星すら写ってくれません、残念ながら木星観察は終了となりました。それにしてもこの油膜の様な物はなんでしょう?行きつけのお店で聞いてみますが、なんとなーく悪い予感がします・・・12月には皆既月食が待っています、その時までにはなんとしたいですね。