カテゴリ:SF
先日のルトガー・ハウアーさんのように、出演者リストに名前があると、おっ!?っとか思ってしまう役者さんはたくさんいるけれど、その中でも"仕事の選ばなさ"では世界一ではないかと思えるのが、デニス・ホッパーさんだ。
(≧ω≦)うはは で、やっぱり観てしまった。 (^_^;) それはこの映画(^-^)b 「スペース・トラッカー Space Truckers」(1996 米) 『宇宙をカッ飛ばす二人のトラック野郎と一人のスペース・ウェイトレスが、 地球を守ってしまう物語』 監督・制作:スチュアート・ゴードン 出演:デニス・ホッパー スティーブン・ドーフ デビ・メイザー チャールズ・ダンス 「どんな話?」 宇宙のトラック野郎ジョン・キャニオンは、荷物の到着が遅れたことでクライアントともめる。そしてそれが元で、惚れている宇宙ステーションのバーのウエイトレスと若いトラッカーの3人でヤバい荷物を地球まで運ぶことに。ところがそれは、地球征服用の殺戮ロボットだった! んと、ハッキリ言って… 楽しかった。 \(^o^)/ 大声で言うのはちょっと恥ずかしいけど… (^_^;) なんじゃこのコピーは?と言いたくなるキャッチそのままの内容で、宇宙のトラック野郎ご一行が地球の危機を救うお話だ。 CGよりセットやミニチュアが目立つSFコメディ・アドベンチャーで、昔のB級宇宙SF映画そのままのノリが楽しい映画。 スタッフや出演者が楽しんで作っている感じが嬉しくて、思わず頬が緩んでしまった。 CGバリバリのとんがったSFに疲れたら、こんな癒し系のゆるいSFもイイんじゃないかと思うので、興味があればどうぞ。 (^-^)b あ、 ビデオしかリリースされていないけど、そのうちまたTV放映があるかも知れないのでお楽しみに。 ある惑星。何者かが次々に防御を破って基地に侵入してくるって緊張感あふれる導入部。 司令室の中は兵士で一杯。全員ドアに銃口を向けている。 そこにドアを破って入ってくるのが、空山基さんデザイン、スクリーミング・マッド・ジョージさん制作の殺人マシーンだ! … 正直言って見かけはあんまり怖くない。 「ノーモア映画泥棒」のキモいキャラとどことなく似た感じ。 (o ̄▽ ̄o) でも、強いよ。 たった1体なのに大勢の兵士たちを次々に惨殺。全員血祭り。 で、その凶悪な"ノーモアさん(キャラの名前分からず、どなたかご存知ないですか?)"が、科学者と司令官に迫る。危うし!! ま、そんなこんなで陰謀のネタふりの後、我らがホッパーさんの登場って段取りだ。 どんな宇宙船かな~?と思ってたら、これが大笑い。 (≧∇≦) すごくすごく長い長~い貨物ユニットの先頭は、トレーラーヘッドそのまんま。まさしくトラック野郎。 (≧∇≦)わはははは 上向きのデカいマフラーまでついてる。 (≧ω≦)うはははは 続編は菅原文太さんか!? キンキンも出るのか? (`▽´) 宇宙空間に浮かぶ誘導灯の列の中をしずしずと進むと、現れるのがたくさんの広告。電光看板が宇宙空間に一杯浮かんでいる。 で、ようやく宇宙ステーションに到着だ。 積荷は…四角い豚。 (≧∇≦)わはははは 遺伝子操作でもしたんだろうけど、とにかく四角い檻にぴったりの四角い豚。それがずーっと並んでる。 磁石の靴、バイオ兵器、円筒形のステーション内部、無重力ラブシーン、非常脱出艇、作業着みたいな宇宙服、等、いかにもな小道具や画面はそれなりにお金をかけているし、隕石や宇宙海賊なんかも出てくるので見ていて飽きることはないよ。 さまざまな苦難を乗り越え、もうすぐ地球ってところでバイオ工学的に完成した"ノーモアさん"たちが続々と活動開始。防御装置のせいで積荷を切り離せないホッパーさんたちと"ノーモア"さんたちとの攻防がクライマックスだ。 宇宙服を着たホッパーさんの活躍がちょっとおとなしいのが残念だけど、オチもそこそこでラストまでいろいろと楽しめる映画だった。 (´▽`)ノ ハッピー・エンドだし。 オススメできる○:ゆるいSFを楽しめる人 オススメしない×:SFが嫌いな人 余談 日本公開は1997年。同年のSF映画は 「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」 「バットマン&ロビン」 「フィフス・エレメント」 「コンタクト」 「MIB」 「タイタニック」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月28日 19時48分46秒
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