カテゴリ:個人的日常
今日夕方、三ヶ月ぶりに心療内科のH先生のところに行った。
いつものように、三ヶ月の報告と予備の薬を貰ってきた。 ボクは数年、パニック障害と不安神経症に苦しんだが、いま ほとんど完璧に克服し治癒した。 去年暮れあたりまで、めまいと耳鳴りの症状だけ残っていたが、今年に入って一度も起きてない。 もう、ほとんど何の心配はないのだが、二、三ヶ月に一回 ぐらいでも顔を出しなさいと先生が言うので報告に行くのだ。 先生に言わせると、ボクは優等生らしい。 自分自身と病気に真正面に向き合ったし、受け入れてきた。 病気と薬の不安を先生にぶつけてきたし、先生もきちんと そんなボクに向き合ってくれた。 そういう意味合いで、優等生だなんていうのだろう…。 H先生は、はっきりいう人なので合わない患者もいる。 同じくストレス病の知り合いは、ダメだったらしくて別な 先生の病院に変えた。 「おう、久しぶり、どう?」 「いいですよ」 そんな会話のなかで、ふとボクはもらした。 「どうもねえ…ゆっくり休めないんですよ」 ボクは休日とか、とても疲れた日とか、ゆっくり休むという のが上手く出来ないのだ。 一日中寝ているとか、とても出来ないのだ。 だから、リズムが狂って、不眠症気味になったりする。 「それはねえ、君のあたまの中で、勝手に休んじゃいけない と判断しているだけなんだよ。 休む事は許されない、罪なんだとか、そう判断しているだ けなのさ」 続けて先生は言った。 「それはねえ、真面目という事とは違うんだよ。 おれなんか昼休みにスーパー銭湯に行ってスッポンポンで ボーッとして来るんだよ」 自分では良く分かっているつもりなんだよね。 でも神経症の頃に比べれば、ずい分良くなった。 音楽活動も再開したしね。 しかし、いま本当に精神的に病んでいる、苦しんでいる人が 多いなと思う。 繊細な人ほど、歯車が外れて立ち尽くしてしまうものだ。 なにをどうしたらいいのか、判断出来なくなってしまう。 ボクは信仰をもっているけれど、薬で良くなるところは 薬に頼るべきだと考える。 ただ、抗うつ剤とか抗不安剤は、なかなか自分に合わない物 もある。 あとは、先生とのリレーション、信頼関係だと思う。 H先生は薬理学が専門なので、ボクは信頼関係が築けた。 今日は、ちょっと別な話しになってしまった。 それはそうと、もう早く寝ないとアカンがなあ。 もう…。 しかし、別項の克服日誌再開しないとね。 まっ、ゆっくりと。これが壮絶だったんだわ。ほんとに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年09月03日 02時54分27秒
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