テーマ:今も心に残っている歌(675)
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友達が、久方ぶりに部屋を片付けたというので、その祝いを
兼ねて昨晩、友だちの家で焼肉をして食べた。 ボクら三人は、だらだらとしゃべり、「イエス」のDVDを 鑑賞し、そして、だらだらと映画しかも「バッファロー66」 をみ、だらだら夜半過ぎまで食った…。 NHKのなんとかバトルという、アマチュア・バンドの番組 が始まると、自分の事を棚に上げて批評した。 その挙句にカウントダウンTVで今の音楽事情を嘆いた。 「CDで聴くのと歌番組で聴くのと違うのはどういうことだ」 どんどんデジタル技術が進化してゆく。 レコーディングで音程も音質も完璧に補正される。 だからこそ、ライブの空気感とか、息使いとかに触れたい。 生きた音や声の響き…その粒…。 上手い、下手じゃない、その人となりの描写。 三木聖子の「まちぶせ」を久しぶりに聴いた。 「まちぶせ」 作詞 荒井 由実 作曲 荒井 由実 発売 1976年 夕暮れの街角 覗いた喫茶店 微笑み見つめ合う 見覚えのある二人 あのこが急になぜか きれいになったのは あなたとこんなふうに 会ってるからなのね 好きだったのよあなた 胸の奥でずっと もうすぐわたしきっと あなたをふりむかせる 気のないそぶりして 仲間に加わった テーブルをはさんで あなたを熱く見た あのこがふられたと 噂をきいたけど わたしは自分から 言いよったりしない 別の人がくれた ラブレター見せたり 偶然をよそおい 帰り道で待つわ 好きだったのよあなた 胸の奥でずっと もうすぐわたしきっと あなたをふりむかせる 荒井由実(現、松任谷由美)の傑作だ。 ポニーテールが瑞々しい三木聖子のデビュー曲だった。 女性の気高いプライドと、相反するもろさを素晴らしい メロディーで描いた作品は三木聖子の切ないヴォーカルが 似合った。 サビ「好きだったのよあなた 胸の奥でずっと」 ~胸の奥で~ずっと~の部分、高音部の声が出し切れなくて 三木さんの声がひっくり返り気味に聞こえる。 そこが、たまらなく良いのだ。 そこが、たまらなくリアル感があって、より歌の切なさが 伝わってくる。 どちらかというと、81年に石川ひとみさんがカヴァーし ヒットしたので石川バージョンの方が有名だ。 その後、ユーミンもセルフカヴァーし大ヒットする。 三木聖子さんはすぐに引退してしまったので、この曲は 伝説の名歌唱になってしまった。 この歌のサビの切なさは永遠不滅だ…。 ずうっと、語り継がれるに違いないとボクは信じている。 そして、サビの「胸の奥で ずっと」の声のリアル感を ボクの胸の奥でずっと忘れないに違いない…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年09月13日 00時47分30秒
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