カテゴリ:個人的日常
久しぶり本社に行った。
そして昼いつもの様にボクは仲間とラーメンを食べに出た。 本社がある郡山市はラーメン店がひしめき合っている。 どうやらラーメンの町として盛り上げようとしているらしい。 地元のラーメン店が「壱麺会」なる共同体を作っている。 「何処の店を攻めようか?」 ああっ昼飯の問題…とにかく美味いラーメンが食いたいのだ。 某ラーメン博物館に出店した行列の出来る店「○○」に入る。 しかしボクらは店の雰囲気でなんとなく味加減が判断できた。 「…はずしたかな?」 中華ソバを注文する。ボクはそれに煮たまごを付けた。 運ばれてきた中華ソバは見かけはオーソドックスだった。 さて、勝負と行くか。 ボクらは次第に無口になった。 ついに仲間は途中で食べるのを断念した。 一緒にいった社長が小声で言った。 「すまねえ…この店を選択したオレが責任払いするよ」 駐車場に戻ったボクたちはどうも気がおさまらない。 本当にこれがうわさの店なのだろうか?ボクたちの舌が鈍感なのだろうか…。 これが某博物館出店の触れ込みで客寄せしているのなら詐欺じゃないか。 「悔しい…このままじゃ帰れないよ」 仲間が悲しい声で言った。 「よし、じゃ二件目行きますかあ」 二件目、手打ち麺の人気某ラーメン店。 駐車場に車を入れたとたん店の人が素早く誘導に出てきた。 中華ソバ注文。 「どうかな?口直しできるかな?」 中華ソバが運ばれてきた。 「おお?いけそうだね」 ふうふう、ずるずるずる…なんだあ?麺が硬い!で…まずっ。 やや放心状態の仲間が小声で言った。 「ごめん…この店を選択したワタシが責任払いします」 どうもラーメン専門店というのはほとんどがマズすぎるのだ。 ○○で修行だって?秘伝のスープだって? 研究を重ねて作り上げたって?何が?喉ごしのいい手打ち麺? 君たちそれは犯罪だよ。 「いらっしゃいませ!○名様入ります!」 「ここでお待ちください。はじめに注文だけ承りします!」 もうそんな店には入らんぞ。 「○○さん…本社に来るたびいつもすまないねえ… まずいものばかり食べさせて…今度は福島でリベンジだね」 行列の出来る店の方々や、そこに入り満足している方々にボクは言いたいのだよ。 名もなく行列も出来ない小さな食堂だが最高に美味いラーメンを食べさせてやるよ。 もしマズかったらボクが責任払いするよ。 店もまた、驕らず精進して欲しい訳さ。 <今日の昼飯> 某○○やの中華ソバと煮たまご一個 某ラーメンの中華ソバ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年11月18日 01時46分50秒
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