楽しき一日、富士山キノコ編
楽天のホームページを立ち上げた時、これほど多くの人と実際に会うと言う事は全く予想していなかった。どちらかと言うと「オフ会行きましょう」と誘われても恐怖とうざったい気分が交錯してあまり気持ちのいいものではなかった。人間変わるものだ。今はどうか?喜んでお会いしている。ただし、ある程度、言葉のやり取りをしてお互いを確かめあってからにしている。大体顔はわからなくてもイメージが外れる事はあまりない。言葉というのは大切な表現であり、言葉のやり取りは趣味を介してさらに相手の考えている事〔日常も含めて〕がわかるようになる。勿論この場合のわかるというのは、自分が相手を見た場合の多分の思い入れも含んでいる。まあそれは決して悪いことではないと思っている。なぜならかあちゃんと18年位一緒に生活しているんだけど、今だよくわからないことの方が多いと思うから。ただこの人は優しいとか真摯だとか情緒不安定だとかと言った気持ちの部分はわかる。そういう意味でのわかるだ。ちょっとくどい言い方でわかると書いたけど要するにわかるというのはリスクをまず取っ払って相手を丸ごと飲み込むというのか、理屈を取るというのか、要するに多分に本能的な部分も含んでいる。周りくどい言い方をしてしまったけど、先日も富士山にキノコ採りに行って来た。新たな出会いではぎぐばぐさんにお会いした。元気な息子さんとの出会いもあった。又常連の天目太郎さんと、大先輩のカーペントリーさと森さんとも念願のキノコ採りにで駆け回ることが出来た。うれしかったなぁ。天気は決して良いとはお世辞にも言えなかったけどきのこ採りは充分出来た。スバルラインに入る前のフラットな山道ではアミタケがボコボコ出ていた。ショウゲンジも満を持して出始めていた。スバルラインの規制が午前12:00解除。解除を待ち2,300円の通行税を支払って一合目に突入。キヌメリガサタケが出ているのではないかと入った場所がなんとハナイグチの畑。ボコボコと幼菌のハナイグチが出ているのではないか。おそらく全員で採った本数は80はくだらないのではないのかなと思う。それも虫食いでない立派なイグチ。久しぶりのホームランというかんじで嬉しくなった。4合目ではキヌメリの畑。ここもボコボコハナイグチが顔を出していた。3日前に入った時は一毛打尽にしたと思ったのに、顔を出しているんだから、実にういキノコ達だ。ラストは5合目。ここはアップダウンの場所。ここもハナイグチとキヌメリとキシメジと富士山特有のナラタケが出ていた。相変わらずマツタケとは縁がないキノコ狩りが続いているが形の良いハナイグチをたくさん採る事が出来たので満足だ。冷凍庫は満杯でどんどん食べなければいけない状態が続いているけど、富士山の苔と木々、そして空気と風と空。自然が織り成す風景に又すぐ行きたくなってしまうのだ。ホントニ気持ちがいいのですよ。富士山を車で下山する途中の霧又霧。これも忘れられない思い出の一つとなりました。