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お尻に注射の落とし穴 針の長さで効果減
[シカゴ 28日 ロイター] お尻についたぶあつい脂肪は、注射の際の効果的な薬物の注入を妨げるので、太った人には普通より長い注射針が必要だということが研究で明らかになった。 注射のあとのお尻を検査した結果、25人の女性のうち23人は、標準サイズの注射針が本来薬物が注入されるべき場所である筋肉まで届いていなかった。 調査対象となった男女50人のうち3分の2が、投与された薬の一部が本来あるべきところでなく脂肪細胞に吸収されていたという。ダブリンのアデレード・アンド・ミース病院が北アメリカ放射線学会で発表した。 研究者のヴィクトリア・チャンは、これは正しく注入される薬が適量より少なくなるだけでなく、脂肪の細胞組織に残った分が感染や炎症を引き起こす可能性もあると言う。 「肥満が根本的な原因であることに疑いの余地はありません。さらに我々は、臀部の脂肪の量が多すぎることに関して新しい問題を確認しました」 「注射針はこうした手術で現在一般的に使われているものよりも長くなければなりません」 研究が行われたのはアイルランドの病院で、年齢21歳から87歳までの男性25人・女性25人が被験者となった。 針で傷つけられる危険のある主要な血管、神経、骨の数が比較的少ない臀部は、筋肉注射に適している。筋肉内にあるたくさんの細い血管が薬を体のほかの部分に行き渡らせる。一方、脂肪細胞組織には血管の数は少ない。 身長と体重から割り出される肥満度指数が30を越えると肥満症という見方に従えば、現在、その数は世界で3億人以上とみられている。アメリカの成人の推定65パーセント以上が太りすぎ、あるいは肥満だそうだ。 それはそうだろう。あんまり長い針を使われたら、ビビってやせそう。 ←面白かったらクリックしてください。┬┴┬┴┤_・) チラリッ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.30 15:46:06
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