源氏物語の世界

浮舟の手紙(画像あり)


「浮舟の母への別れの手紙」

 源氏の君の子息・薫の君と今上帝と明石中宮の皇子(みこ)匂宮という2人の男からの求愛の板ばさみとなって苦しみます。そして、浮舟は母君への手紙を託します。その手紙が下の原文です。右9行目から10行目にかけて、「かね(鐘)のをと(音)のた(絶)ゆるひびきにね(音)をそへてわが世つきぬと君に伝へよ」と記しています。現代語訳では、「寺の鐘の音が絶えていくように、私の命も終わったと母君にお伝えください」となります。


「浮舟の母への別れの手紙」


 




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