|
テーマ:●ミニバスあれこれ(5820)
カテゴリ:ミニバス日記
さて、昨日の日記でも書きましたが、本日、明日とうちのチームが所属する地区の大会。 第1試合はおいらの初公式戦審判。 これはこれはのゲーム内容。 結局おいらが最後にコールしたファウルにより、2ショットを決め同点。しかも相手主力選手がそのファウルにより退場。 2ショットにて同点に追いついたチームが、混戦から抜け出し、レイアップを決め逆転! そのまま試合終了という非常に濃いゲームとなりました。 うちの選手のお父さん(隣地区にあるミニバスチームのコーチ)いわく、「初の笛吹きが中々脂っこいゲームになりましたね^^;;;」と労っていただきました(笑) うちのチームは第3試合に登場。 その結果は・・・・。 相手チームであるT東は、12月の選抜大会(2Q制の5名出場という特別ルール)の優勝チーム。もちろん、今大会の優勝候補。 5年生9名(うち1名は怪我にて出場できずでしたが・・・)という選手層の厚さ。しかも、その他の選手も全て4年生という、うちから見ればヨダレだらだらというくらい羨ましい状況 ( ̄¬ ̄*)じゅるぅうううう そこに対する我がチームは、 1Q:5年1名、4年1名、3年1名、2年2名。 2Q:4年2名、3年1名、2年2名。 というチーム事情。 選手の親御さんからの下馬評では「どこまであきらめずに戦えるか?」というもの。 両チームとも初の公式戦ということでガチガチ緊張の中でティップオフ。 しかし、徐々にリズムを作り出してきたT東、点差を広げつつゲームが進行。 1Q終了時点で、5-12。おいらは彼女たちをまず褒めました。 あきらめずによくボールを追った! 失点を12点で抑えたのは本当に凄い!と思いましたよ^^ で、2Q。 相手エースが出場してくるQです。しかし、うちのチームは特別なことは一切なし。 彼女たちを送り出すときに「練習でやっていることを全部出せ!」という指示のみ。 プロじゃないんですもの。練習でやってないことや相手チームに合わせてOF、DFを切り替えるなどできませんからね^^; しかし、波乱が起きました! 相手エースが2Q3分過ぎに5ファウルにて退場することに・・・。 きっと緊張していたのでしょう。足が完全に止まったDFでしたから。足が動いていれば5ファウルのうちの3つはコールされなかったと思います。 ここから猛反撃! といっても、OFで彼女たちに伝えていることは、「ボールサイドカット」のみ^^; これを必死にやろうとして上手くできるときと、そうではないときがありながらも何とかフロントコートへボールを運び、シュートを打つ。 シュートが入ればそのまま必死にビタビタマンツー。6分間、誰一人気持ちが切れることなく、2Q終了。 この時点で 14-12 の逆転! 3Qに入り、少しトーンダウン? きっと彼女たちの悪い癖である「勝てる!」という油断でしょう。 油断なんてできるチーム事情じゃないんです。そんなに自分達は強くないんです。 やれることを必死にやるしかできないんです! おいらもベンチから声を張り上げて、 「ボックスアウト!」 「ドライブコースを切れ!」 「球運びは慌てるな!」 「球出しは(受け手が)広くなれ!」 とこの言葉を何度も繰り返すだけ。 一進一退の攻防のまま、4Q突入。 Qブレイクでは上記の言葉に加えて彼女たちに伝えたのは、 「ナンバーコールをでっかい声でやれ!自分たちは強いんだ!って自分らに言い聞かせるんだぞ!」 彼女たちはでっかい声で返事をしてコート内へ。 必死で走って、必死でボールを追って、必死でルーズを拾って、必死でシュートを打って。 その姿には応援してくださった親御さんも感動したそうです。 その結果・・・・ コマを進めることが できました! d(*⌒▽⌒*)b 残り5秒からベンチからカウントダウン! レフリーの笛と同時に、ベンチ、応援席から歓喜の声!声!声!!! まるで、優勝したかのような大騒ぎでした(笑) 試合が終了し、挨拶を済ませる前にキャプテンが涙・・・・。 たった一人の5年生。 相当なプレッシャーだったのでしょう。 その小さな背中に、おいらたちには想像できないほどのモノを背負って試合に向かっていたんでしょう。 そして、涙を流すキャプテンを両脇から支える選手達。 その姿を見て、おいらも一瞬ウルっときちゃいました^^; そして、おいらは「このチームはきっと強くなる」と思いました。 この心を忘れずに日々の辛い練習やしんどい試合を行っていけば、きっと強くなる、と。 明日の準決勝は、T第3。 おいらの後輩がコーチをしているチームです。 ずば抜けてすんごい選手がいるわけではありませんが、チームとしてやるべきことを各選手がきちんと理解し、行っている非常に良いチームです。 うちのチームは、サイズもありませんし、スピードもテクニックもありません。 ましてや鬼のようなスコアラーやリバウンダーもいません。 見る人が見れば、きっと弱小と言われるようなチームです。 しかし、気持ちだけは負けないつもりです。 この気持ちの強さが、現在のうちのチーム唯一の武器です。 この武器を誰一人捨てることなく明日の準決勝を戦います! やることはいつも一緒です。 ベンチ全員が声を出して、コート上のプレイヤーを盛り立てる。 コート上の選手は、ベンチプレイヤーの声にあきらめないプレイで応える。 うちができるのはこれだけです。 でも、きっとこれをきちんと行えば、結果はついてくると信じてます。 明日も選手15名、指導者、父母のみなさんが一丸となって、あきらめない気持ちで戦ってきます!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ミニバス日記] カテゴリの最新記事
|