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テーマ:●ミニバスあれこれ(5820)
カテゴリ:ミニバス日記
先週の土日、地区の大会がありました。 大会前日の練習で監督から、大会中の試合采配をしてほしいと指示が出ました。 その理由も、監督自身が大会前の練習をあまり見ることができなかったということからでした。 そして、大会自体は1回戦敗退。 エース不在とは言え、前大会の優勝チームでしたから、どこまで戦えるかという点は非常に不安がありました。 何せ、前大会で対戦したときには 26-52 という大敗でしたから^^;;; で、今回、前日の夜中に考えに考えて、今までのオールマンツーを捨て、新しいDFを行いました。 と言っても、やることはいつもと同じことをやるだけで、若干形(配置)と、注意すべき点を変えた程度のことなんですけどね^^; これが結構はまった結果、12-25 という前回より半分以下の失点(と言ってもうちも半分以下の得点でしたが^^;;;)で終わることができました。 試合後に彼女たちには十分結果を残せたことを伝え、監督、もうひとりのA・コーチからも言葉を掛け、次回の本番までにはもっとレベルを上げよう!って流れに。 しかし、この後に行った指導者3人での打ち合わせの中で監督から、「今後の練習プランや試合での采配等々を行うヘッド・コーチをお願いしたい」との一言。 監督自身も以前から考えていたようでしたが、それを初めて口に出したということなんだったと思います。 このような流れから、A・コーチからH・コーチになることになりました。 H・コーチとなると、今まで以上に責任重大です。おいらの一言でゲームの勝ち負けを左右することもあるでしょうから。 しかし、おいらもまだまだ未熟者。どうしていいかや、適切な対処をできるかどうかなど自信は全くありません。 でも、おいらの心づもりはただ一つ。 ラグビーじゃありませんが、One for all. All for one の精神を持ったチームになれるよう努力していきたいと。 これはコート上で戦う選手だけではなく、ベンチメンバーはもちろん、応援席にいてくれる保護者の皆さんが全てチームのために!という心を持ってバスケットを楽しめる環境を作っていこうということです。 その為にはいろいろと苦労もありますでしょうし、時間もたくさん掛かると思います。 しかし、それは決して無駄な時間ではなく、振り返ったときに「良かったな」と思える時間になるよう努力していこうと思ってます。 その第一歩として、選手たちに一枚の紙を。 その内容とは・・・ 大きな目標:自分がこうなりたいと思うことを書こう! 小さな目標:大きな目標に向かって行うこと、どうしてその目標が必要だと思ったか、いつまでに目標をクリアできるようになるかを書こう! と書いた紙を渡しました。 そして、その目標は「精神面でのことではなく、技術面でのことを書いてくるように!」と一言添えて。 提出期限は1週間。次週の月曜提出です。 既に数名は、「はい、こ~ち~」と持ってきております。 おいらはこの紙を大人のように書いてきてほしいとは思っておりません。大人でも結構難しいはずです。それを小学生に書け!というのはかなりの難問であるはず。 その役目はおいらたち指導者にあると思います。その為に、この紙に書いたことを元にして、一人一人面談を行おうと思っております。まるで進路指導のようですけどね(笑) そうすることで彼女たちとコミュニケーションを取れるだけではなく、彼女たちが書いた非常に漠然とした目標を具現化し、達成しやすい目標、期間として修正設定することで意欲が向上するのではないかと。 ここで重要なのはおいらは「導くだけ」ということ。おいらが主導しては自分の目標ではなくなるので^^; おいらの行うことは、『気づかせること』と『支持すること』です。 この手法は、相談援助技術では極々一般的な手法なので、おいらにとっては何ら難しいものではないんです。だって、おいらの仕事は・・・ですからね^^; 面談は来週から行う予定です。 一人あたり15~20分程度。それを一日2名ずつ。キャプテンからはじまり、16名。述べ8回に渡る面談。録音したいくらいです(笑) 貴重な練習時間を割くようにも思えますし、そう見る人もいるでしょう。目先のことを考えればそうなのかもしれません。 しかし、現在のチーム事情を考えたとき、たった一人の6年生ですら、あと半年も一緒に練習できるわけです。 それを考えると、ここでの15~20分は決して長いものではないと。もちろん、彼女たちがそのように思えるような時間にするのがおいらの役割ですけどね^^; このような形を取り入れるのは、うちのチームでは初のことでしょう。 選手だけではなく、保護者の皆さんも不安がるかもしれません。おいらだって不安です^^; しかし、現状のまま継続していっても、彼女たちが望むような結果にはきっと辿り着かないと思った末での決断です。 どう転ぶかはその後の検証にかかってきます。それももちろんおいらがやります。 そして、それを練習に反映。 ということです。 こう書くと???となりますが、これを下記のように書き換えると意外に身近でも行われている手法だったりします。 お医者さんがやってますよね^^ やり方はいろいろとありますが、まずはおいら自身が今まで見につけた相談援助技術をフルに活用して、彼女たちと共に考えて、進めていきたいと思っております。 これを職場で話をしてたら、「仕事よりやる気満々じゃん(笑)」と言われましたけどね(笑) さ、来週までにいろいろと準備しなきゃな~。 まず準備するものは「おいらの時間」です。 仕事等々の調整をしなきゃ^^;;; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.17 00:52:53
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