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カテゴリ:読書
「散りしかたみに」近藤史恵/著
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 歌舞伎座での公演中、毎日決まった部分で桜の花びらが散る。 誰が、何のために、どうやってこの花びらを散らせているのか? 女形の瀬川小菊は、探偵の今泉文吾とともに、 この小さな謎の調査に乗り出すことになった。 一枚の花びらが告発する許されざる恋。 そして次第に、歌舞伎界で二十年以上にわたって隠されてきた 哀しい真実が明らかにされていく―。歌舞伎座を舞台に繰り広げられる、 妖艶な魅力をたたえた本格ミステリ。 近藤さんの今泉シリーズ第二弾です。 この物語も、それ以外に道はあったはずなのに・・・と 思えてしまう、悲しい物語です。 しかし、なぜ今泉は調べるのを躊躇したのか? なぞは解けませんでした。 それが残念だな。 虹子の美しさが、少しだけ見えた気がします。 閉ざされた世界が舞台なだけに 独特な世界があって、 日常から離れて本の中に入り込むのにいい作品だと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月26日 13時09分32秒
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