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夢の先々(ゆめのさきざき)

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2023.12.06
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カテゴリ:これは大事
FB、Chihiro Sato-Schuh さんの書き込み

バリ島のアグン山は、光と闇のバランスを取る力があり、地球のバランスが崩れたときに、それを調和させるだろうと、バリヒンズーでは言われているのだそうだ。アグン山の封印解きセッションを行なったのが、3月のちょうど聖金曜日の日だったのも、偶然とは思えないものがあったのだけれど、今度の公開セミナーでは、何とクランプスというナマハゲそっくりな存在が出るオーストリアのお祭りの日にちょうど重なった。クランプスというのは、地獄から来た悪魔だと言われていて、悪い子は背負い籠に入れて、地獄に連れていくのだということになっている。だけど、クランプスが悪魔になったのは、カトリック教会が支配するようになってからのことで、もともとクランプスは、森の精霊とか森にいる祖霊のような存在だった。

バリ島は、光と闇の戦いが激しいダイナミックな土地だというのだけれど、アグン山のエネルギーにアクセスしてみると、それはまさに地獄の悪魔というか、閻魔さまに出会うようなエネルギーだった。これは、実際に体験してみないとなかなか想像できないと思うけれど、こういうエネルギーに触れるのは、破壊と再生を通り抜けて、芯から浄化されるような体験なのだ。

バリ島は、地球をまわる陰陽の2本のレイラインが交差する地点で、もう一カ所、地球の反対側で交差している地点は、アンデスのチチカカ湖だ。ここは第2チャクラのポイントで、世界を新しく生み出すような力だ。そして、その反対側にある交差地点のバリ島が、世界を一度破壊するようなエネルギーなのだ。破壊と誕生。それが、地球の東西の両極にある。

生命には、つねに破壊と再生がつきもので、だからこそ、世界は絶えず新しくなるのだ。地球全体でその破壊と再生の力を持っているのが、バリ島のアグン山とアンデスのチチカカ湖だということになるらしい。

だから、アグン山は地獄のエネルギーだと言える。しかし地獄とは、もともとは大地の循環作用の場だった。地上での生を終えた生き物は、土に還って、再び生み出される。その循環が行われるのが、地底にある地獄と言われる場所だ。そこは、地上の生での体験で染みついたトラウマだとか悪癖だとか罪の意識だとかいったものが、すべて浄化されて、新しく生まれ直せる状態になるような場所だと考えていい。

嘘をつくと地獄の閻魔さまに舌を抜かれると言うけれど、アグン山のエネルギーに触れたとき、自分についているどんな嘘も見抜かれてしまうような、まったく嘘がつけない存在の前に立たされるような感覚がある。現代社会で生きていると、私たちは自分に正直であるよりも、世間に押しつけられた価値観に従って生きていることの方が多い。悪いことだと思っても、生きていくためにはしかたがないと思ったりする。皆やっているんだから、と思ったりする。だけど私たちは、いよいよ死ぬというときになると、そうやってしがみついてきたお金だとか社会的地位だとか世間並みの生活だとかそんなものは、もうどうでもよくなってしまうのだ。そのときに直面させられるのは、自分の魂に正直に生きていたかどうかというだけだ。

臨死体験についての研究をしていた精神科医のエリザベート・キューブラー・ロスは、誰でも死ぬ前には、そういうプロセスを経験すると言っている。怒りや哀しみなどのステージを経て、最後には自分と和解し、調和するのだと。一度死ぬような体験をして生き返った人たちは、このプロセスを経験することで、人生がまったく変わってしまったりする。まさに、一度死んで生まれ変わったようにだ。

本当に生死の境をさまようような臨死体験でなくても、このままいったらもう死ぬ、というような危機状態に追い詰められたときでも、同様だ。もう死んでもいい、というところまで来て、いや死ぬくらいだったら、これまで追いかけてきたものをすべて捨てても生きていこうと思ったとき、私たちはまるで脱皮するみたいに、新しい人生を始めてしまえるのだ。これは、波乱な人生を歩んできた人ならば、身体で知っていることだと思う。


もう死ぬんじゃないかというところまで追い詰められるのは、私たちが何かしらもう不要になった何かにしがみついているときなのだ。だから、死ぬか生きるかというところまで追い詰められたときに、ようやくそれを手放して、新しい人生のステージを始める気になれる。そういうときには、手放したとたんに、新しい人生に快速で導かれていくようなことがある。これも、波乱な人生を歩んできた人は、よく知っていることだと思う。

それはある意味、電気が入っていない電気柵を越えて出ていくようなことだ。出る前は、出ていったら死ぬんじゃないかと思えるけれど、実際に出ていったら、ただ世界が広がっているだけのことなのだ。そのとき私たちは、それが自分で自分に設けていた境界にすぎなかったことを知ってしまう。

世界は今、袋小路に入り込んだような状態になっていて、そこから出ていかなければ、滅びていくしかないかのようだ。これまでは、利益を上げることが最優先にされてきて、私たちはお金を追いかけて、人を傷つけるようなことも自分を滅ぼすようなことも、平気でやるようにさせられてきた。何が価値のあることで、どうあるべきなのか、どういうのが世間並みの生活なのか、そういう基準を外から与えられて、それに従って生きていた。そして、それが本当に自分がやりたいことなのか、世界にとっていいことなのかどうかが、考えられなくなっている。そこから出ていくには、この世界を一度破壊して、新しく生まれ直させるようなプロセスが、必要なのだろう。そしておそらく、それこそが支配を越えていく唯一の道なのだ。

アグン山のエネルギーにアクセスする前に、ルートチャクラを開けて大地と繋がり、ネガティブな感情を調和するワークをやった。怒りとか憎しみとか恐怖、軽蔑、絶望や無力感といった感情を、私たちは「ネガティブな感情」と呼んで、持つまいとするのだけれど、内から湧いてくる感情と戦っている状態で、地獄の悪魔にアクセスしたりすると、そこで自分と戦い始めてしまったりするからだ。しかし、自分が持つまいと抵抗している感情を、完全に自分に許してしまうと、どんな感情でも、自分に対する愛に変わる。そこで、自分と和解するというか、自分のインナーチャイルドを抱きしめるような体験になる。

このワークを皆でやったとき、うまくいかなかった人に手を挙げてもらったら、子供のときに親との関係で深いトラウマを経験していた人が二人ほどいた。恐怖の感情をいくら許そうとしても、あまりの恐怖感に身体が硬直してしまうばかりだったと言っていた。現代社会とはまさに、このように子供が成長の過程で、ひどいトラウマを負わされるような世界なのだ。利益だとか職業だとか世間並みの生活だとかにこだわるあまり、子供が虐待されていても、誰も何もしないようなことになっている。そうした世界こそ破壊して、新しく作り直すべきなのだ。

それから、アグン山の画像から、そのエネルギーにアクセスして、山の中、地下深くに降りていって、そこにいる存在に出会い、世界をどうしたいのか、自分の本当の望みを言ってみることにした。自分の魂にまったく嘘がない状態でなら、どんな望みを言っても、危険はない。実際、アグン山のエネルギーに触れたら、利己的な望みなどは、考えることさえできなくなる。

アグン山のエネルギーに深くアクセスするのは、自分の魂の深いところで、自分と和解するような体験だ。魂の芯まで浄化される感覚だと言ってもいい。地下深く入っていったら、マグマが煮えたぎっていて、そこに浸かると、温泉のように心地よくて、身も心も浄化される感じだったと言っていた人もいた。悪人たちは、地獄の釜で煮られるというけれど、地獄の釜とは、実はそういうものだ。魂の芯まで浄化する温泉のようなものだ。

アグン山の悪魔は、友達になるような存在だとわかったと言っていた人もいた。恐ろしく思えるけれど、実はこれほど頼りになる最強の相棒はいない。それは、つねに自分に正直に生きていけるように、力を与えてくれる存在だと言ってもいい。また、これまでずっと耐えなければいけないと思ったのが、もう耐えなくていいのだとわかって、まるで殻がむけたゆで卵のようにツルピカになって、歌ったり踊ったりしたい気分になったと言っていた人もいた。

それから、このアグン山のエネルギーに皆が繋がれるように、世界中に送ることにした。山からそのエネルギーが噴き出して地球全体を包むようにするなり、そのエネルギーを玉に入れて、世界中の人に送るなり、あるいは地下のマグマを通して、そのエネルギーが世界中の人に伝わるようにしたりした。

すると、アグン山の悪魔が大きな袋の中に世界中の人たちの闇を集めて、地獄へ持っていってしまったようなイメージが現れた。実際、今、世間の価値観に従ってこのまま何でもやっていたら、「地獄に堕ちる」ようなことになるのだろう。そのプロセスで、自分の魂に正直に生きることに目覚めていく人も増えるだろう。悪魔に闇を持っていってもらえば、多くの人は、新しい世界で、新しい生を得たように、新しい生活を始めていけるのだと思う。

封印解きセッションをやったとき、アグン山のエネルギーを解放するのは、まるでミヒャエル・エンデの「モモ」で、盗まれた時間の貯蔵庫の扉が開いて、時間が人々のところに戻るようなことだと思った。それまで外から与えられた基準で、せっせと貯め込んで生きてきた人たちが、急に自分を取り戻して、我に返るというような感じのことだ。私たちはこれまで、もっともっとと何かを貯め込むように生きてきて、結局のところそれが、たがいに生きづらい世界を作っていくことになっていたことに気づいていなかった。しかし、アグンの悪魔に出会ったとき、私たちは、そんなことには何の意味もなかったことに気づいてしまう。そして、それを手放したとき、本当に豊かな生きやすい世界が生まれていくことになるのだと思う。




           地球の陰陽のレイライン




        バリ島で最も標高が高い山、アグン山





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Last updated  2023.12.06 21:03:02
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kawahagi7@ Re:とうとう壊れたエヌティーカッター A-900(03/24) 初めまして NTカッターA900を検索していて…
うろうろ@ Re:ドライブレコーダー 常時録画 フルHD ★ QD-101(12/21) >オートパワーOFF(2分・5分・10分)、 …
DANDELION-GLOG@ Re:家庭のテレビでSkypeテレビ電話が簡単に「telyHD」(08/31) 勝手ですがお気に入りに登録させてもらい…
いっぺー@ はじめまして。 突然しつれいします。僕も昨日から印刷で…

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