発見!イチゴをかじっていたのは「なめくじ」と「だんごむし」だった!☆彡
自宅の小さな庭の一角で、「イチゴ」も植えています。特に、「イチゴ」は孫ちゃん達には人気の果物で気合を入れて育てています。今年は2年目で1年目は苗を3ポット植えたら、ランナーがどんどん広がり、ネットで調べてのびたランナーの新しく出てきた葉の部分を2番目か3番目を子苗としてポットにさして根づかせたものを今年植えてみました(5苗)。昨年は「イチゴ」が虫たちに食われたので、下に藁を敷き詰め、ネットをかけて万全だと思われる措置をしました。4月末から5月にかけて、「イチゴ」は大きく成長し楽しみにしていましたが、特に地面に直接「イチゴ」の実が触れないように藁を敷き、さらに、ネットをかけましたのですがそれでも、「イチゴ」が食われてしましまた。特に上部のところが多かったようです。原因は今まで「ナメクジ」とは思っていましたが、ある日雨上がりの「イチゴ」をみてみると「ナメクジ」と「ダンゴムシ」が群がっているのを発見しました。「ダンゴムシ」も「イチゴ」を食べていたのですね。ほかにも、種から育てたコマツナや赤かぶはせっかく、芽が出て葉も育ってきたところで、何者かに葉っぱを食われてしまいました。パクチーやモロヘイヤはほとんど葉っぱが食べられていません。実に不思議です。来年のために「ナメクジ」と「ダンゴムシ」について調べてみました。もともとこの分野に知識があるわけではありませんので、ネットで調べ、まとめてみた内容です。<「ナメクジ」>「ナメクジ」は、恥ずかしながらちょっとどうも苦手ですね。カタツムリと同じく陸棲の貝類。 肺を持っており、空気呼吸が可能である。貝殻は退化してしまっているもののれっきとした貝類である。従って、「ナメクジ」は、昆虫といわれる虫と違う種類の生き物です。貝殻が退化してこれを「ナメクジ化」と呼び、そのような形になったものがナメクジ科に分類されています。日本に生息しているナメクジで、花壇やお庭によく出る「ナメクジ」は、ナメクジ、チャコウラナメクジ、ナマナメクジ、ノハラナメクジの4種類が代表的です。 食性はわりと様々であり、植物質のものを食べるものから他の「ナメクジ」やミミズを襲って食べるもの、或いは動物の死体を漁るものと色々あるようです。とにかくヌメヌメしていて気持ち悪い、危険な寄生虫を保有している場合があり、ジメジメした不快な環境がホームグラウンド、農作物を荒らしまわる、這い跡もヌメヌメ気持ち悪い・・・などの点から同じ陸棲の貝類であるカタツムリの「可愛い」という評価とは対照的です「ナメクジ」が害を及ぼす植物としては野菜・果物全般にわたります。キャベツやレタス、白菜などの野菜は葉の中央部まで侵入して食害したり、「イチゴ」やキュウリなども丸い穴を開けて食害します。それ以外にも、ばら、アジサイ、アサガオなどの花全般、苔、多肉植物、サボテンなどにも食害がみられます。〇「ナメクジ」に触ったら、野菜を生で食べるときの注意は「ナメクジ」やカタツムリには寄生虫がいる可能性があるため、触ったら必ず手を洗いましょう。また、レタスやキャベツなど「ナメクジ」の食害にあいやすい野菜を生で食べる時は、「ナメクジ」が這ったあとの粘液にも寄生虫がいることがあるため、流水でよく洗いましょう。「ナメクジ」にいる寄生虫の一つに広東住血線虫(カントンジュウケツセンチュウ)があります。オーストラリアやアメリカ、日本では沖縄でも感染による死亡例が報告されています。「ナメクジ」やカタツムリの生食、「ナメクジ」が這ったあとの野菜を食べたことなどから感染し、数種類の「ナメクジ」、カタツムリ(アフリカマイマイ。東南アジアから沖縄、小笠原、奄美大島等にかけて生息する大型のカタツムリ)、貝ではスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)などから感染することがわかっています。日頃から「ナメクジ」、カタツムリなどに触った後は必ず手を洗うことを徹底し、生食を避けるようにしましょう。〇「ナメクジ」はどうやって増えるのか梅雨時期になるとどこから湧き出るように出てくる「ナメクジ」ですが、どうやって繁殖しているのでしょうか。-「ナメクジ」は卵を産む「ナメクジ」は卵で繁殖します。透明のビーズのような、水滴のようなきらきらした小さな卵を土の中に産み付けます。雌雄同体(しゆうどうたい)なので、2匹の「ナメクジ」が交尾をしてお互いに精子を相手に注入し、お互いがどちらも産卵することができます。単体でも生殖は可能です。一度に50個ほどの卵を産み付けます。一生のあいだに200個ほど産むそうなので、4回ほど産卵します。※雌雄同体とは・・・雄と雌の性別がなく一つの個体の中に雌の生殖器官と雄の生殖器官を持っている生物。-産卵時期繁殖期が冬から春にかけてなので、春ごろから羽化が始まり、一番目にする梅雨時期には生まれた個体も含めたくさんの「ナメクジ」が地上に出てくるサイクルとなります。〇害が出る前に!「ナメクジ」予防葉に「ナメクジ」が這った後がないかチェックします。「ナメクジ」が這った後は筋のように白く光って濡れています。ジメジメした場所をチェックします。「ナメクジ」はジメジメした多湿な場所を好むので、鉢やプランターの下や裏などをこまめにチェックしましょう。そっと潜んでいることもあります。落ち葉の下も要注意です。〇「ナメクジ」の予防には何がよい?-コーヒー殻を撒いたり、竹酢液や木酢液や椿油粕を土に混ぜ込む園芸用品店やホームセンターなどで販売されている、椿油の粕を鉢の土などに混ぜ込んでおくと、「ナメクジ」を硬化させる効果があるようです。椿油粕に含まれている成分は、皮膚の薄い虫や線虫にも効き、ミミズにも効くため、畑などの場所でミミズを殺したくない場合は、使用する量や頻度に注意して実施しましょう。-「ナメクジ」を駆除しよう。農薬を使わない駆除-1匹でも見つけたら即駆除「ナメクジ」は、地中に卵を産み付けます。たとえ1匹でも、どんどん卵で増殖していきます。見つけたらすぐに捕殺しましょう。雨の日に発生することが多いので、雨の日に畑などを見て回る際に見つけたらすぐ捕殺。また、鉢の植え替えをする時期など、根の周辺などをチェックしておきましょう。-「ナメクジ」に熱湯をかけるよく「ナメクジ」退治で塩をかけるというのを耳にしますが、庭に塩を撒くわけにはいきません。熱湯をかけるのは塩と同じ効果があるそうです。ちなみに塩をかけると溶けるわけではなく、浸透圧の関係で体積が減るのです。-少数なら箸やピンセットでつまんで捨てる対策をするよりもつまんで捨ててしまった方が少数の場合は確実ですし手っ取り早いです。それ以外にもビール+殺虫剤や薬品をまくタイプなどもあります。 <ダンゴムシ>「ダンゴムシ」は虫と名称されているものの昆虫ではなく、エビやカニに近い仲間です。そのため、昆虫と異なり、脱皮の回数に限りがなく、何度でも脱皮します。「ダンゴムシ」は基本的に腐った葉や虫の死骸などを食し、土を肥えさせる生き物で、端的に言うと分解者である。一般に見られる「ダンゴムシ」はオカダンゴムシと呼ばれるものであるが、外来種の可能性が高い。 背中に黄色の点がついているのがメスである。 丸まって身を守るという特徴はミツオビアルマジロやタマヤスデなどにも見られ、平行進化したものと思われる。 丸くなることで外敵から身を守ることができるほか、体表からの水分の蒸発を防ぐこともできる。 多くの小学校や遊園地の砂場などで、子供達が指で丸めて遊んでいたりする。 大豆を半分に割ったような楕円で丸い体を持ち、危険が迫るとアルマジロのように体を丸めて全身を甲羅で包み込む。 この姿から「ダンゴムシ」と名付けられたほか、マルムシ、ボールムシなどとも呼ばれる。体は頭部・胸部・腹部に分かれていてるが、昆虫ほどはっきりとした違いはない。 脚は7対で触角は1対を持っている。 色は鈍い光沢を持つ黒に近い灰色から赤茶、白など。 黄色い点が並んでいるのは主にメス(稀に似た模様のあるオスが出ることもあるようだ)。 幼生は真っ白い体で、徐々に色が濃くなっていく。 主に落ち葉を主食としており、腐肉に群がるといった事も珍しいが、実は魚肉を非常に好む。そのため自然界の分解者としての役割が強いが、新鮮な葉も食べてしまうため害虫扱いされることもしばしばある。 我々が「ダンゴムシ」と言うのは大抵オカダンゴムシの事であり、実はヨーロッパ原産の外来生物である。(土着の「ダンゴムシ」も一応いたりする。) 隙間にもぐりこむ性質があり、庭の石の下とかによくいる。 また、甲殻類故か、海岸に住むハマダンゴムシという種類も存在しており、こちらはバリエーションに富んだカラーリングが特徴となっている。 朽木、枯葉の下、石垣の間、石の下等に住み、腐植質を食べている。不快感だけで人に対して害を加えることは無いが、植物の葉や花を食害することもある。春と秋にメスが抱卵し、孵化した幼虫をしばらく保持して保育する。体を丸くすることができる。愛くるしいが、農業害虫である 「ダンゴムシ」は新芽を食べます。 また、えさとして与えたくず野菜などもよく食べるので、農作物に対しては食害を与え得る害虫といえます。「イチゴ」を育て、「イチゴ」の実が少し色づいてくると、実に丸く食われてしまいます。よく見ると、「ナメクジ」がとりついていたので、「イチゴ」を食べる犯人は「ナメクジ」とずっと思っていました。ところが先日、雨上がりの日に見てみると、「ナメクジ」とダンゴムシがまさに群がって食べていました。地面についている部分は従来から被害に遭っていたので藁を敷いて、直接土に触れないようにしたりしました。それでもなぜか「ナメクジ」、「ダンゴムシ」に食われます。ネットもしたのですが、相手もなかなかしたたかで、何とかしてわたしの作った防御線を越えてきます。「イチゴ」が大きくなって赤く色づくと食べられます。がっくりですね。。 ある方が、わたしと同様に「イチゴ」の下に「藁」を敷いてみたとの投稿がありました。しかし、その方はそのふかふかの藁の環境がダンゴムシたちに大人気で大変なことになったそうです。「ダンゴムシ」は、日中は少し湿気があって暗いところに隠れて過ごすようです。植木鉢の下とか落ち葉の下とか。こんもりと敷かれた藁の下も絶好の住処になったみたい。夜になるとごそごそと上がって「イチゴ」を食べていたとのことでした。「イチゴ」の下に藁を敷くと、ナメクジやダンゴムシからイチゴを守れるって言われますが、本当に有効かどうかもっと調べることが必要かもしれませんね。 「ダンゴムシ」対策として黒ビニールを敷くのが効果的という意見もありました。 完璧でないにしてもかなりの効果があったみたいなのでもう少し調べて、また次回に対応したいと思います。※今回のテーマについてはネットで調べながら、主要な部分を引用、転用させていただいております。ありがとうございました。~あとがき~ 家庭菜園をしてわかったのは、野菜や果物を育てるには「ナメクジ」や「ダンゴムシ」「イモムシ」「毛虫」などの害虫との戦いがあるのですね。害虫と言われても彼らには「生きていくための行動」なので彼らも生きるためには必死なのです。その意味で、農家のみなさんが、自然との戦い、害虫とに戦いを経て育て、収穫したものがお店にならぶ野菜、果物なんだと思うと本当に大変なお仕事だと思う次第です。ムシたちとの共存ができれば望ましいのですが、なかなか難しい関係です。わたしの場合は、結果的にかなり比率は被害に遭っていますのでバランスが取れているのかもしれませんが。 以上