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坂東市進学塾 スタディ・ポート 港日記

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2023.07.25
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カテゴリ:日々の学習
おそらく茨城県全体として下の図のような感じで学力は急低下しているのではないかと推測します。



特に一部の超上位者を除き茨城全県的に「上位者の層が薄くなっている」と感じている現場関係者は少なくないはずです。

だから今年度、来年度の上位校の定員削減もタイミングとしてはちょうどよいのかもしれません。

 学校が長期休校になったのは2022年の3月から5月、本格的に授業が始まれたのが6月でした。

現高2生は中1から中2の変り目なのですが、まだ旧教科書を使っていて4月、5月の英語はbe動詞の過去形と過去進行形のところでもともとダラダラとした復習単元でした。

数学も式の計算ですから1年生から何も難しくなっていません。1年生の3月は「確率」なので数学では珍しく他の単元に影響されずあとからいつでも好きな時期に学習することができました。

秋冬期の一次関数や三角形、平行四辺形のところで休校なら「えらいこっちゃ」ということだったと思います。

しかもこの大事な時期に学校行事がなく連日途切れることなく授業が続いたのでより理解が深まったはずです。

ということで現高2は学力的にはあまりコロナの影響を受けていないはずです。

現高1は小学校の学習は完了していましたが、中学校の入学を待たされました。どんな真面目な生徒でも「何をやっていいのか」、「中学生活かどんなものか」わからないのは辛いですよね。

スタートは遅れたけれどなんとか追い上げた。それでも教科書の学習内容が増加していたこともあり微妙に追い上げきれなかったのかなと感じています。

うちの塾生はジリジリ実力を上げてはいたのですが、県内の受験事情に精通しているある人に「結局、追いつきそうじゃないですか。」といったら「そういうことを言ってるのはあなただけですよ。」と言われました。

とはいえ現在の高1生は小学校の学習がきちんと行われた学年だという点は大きいと思います。これから3年間頑張ってほしいものです。

問題はその下です。

休校が小5の3月から小6の5月。(現中3)。
休校が小4の3月から小5の5月。(現中2)。

学習内容が重要なだけでなく、基本的な生活習慣を身につけるのにも最も大切な時期です。

コロナ後、全国的に不登校が増えているようですが、そりゃそうですよね。

スマホもゲームも小学生が一人で時間を潰すには悪魔としかいいようがありません。

小学生の場合、きちんと学校に行っていれば親は放っておいても学力が身につくものです。

しかし、このコロナ期間にかぎっては頭のいい子でも「どれだけ親が子どもの学習に突っ込んでコミットできたか。」にかなり影響を受けてしまったような気がしてなりません。

日経新聞では47都道府県中で茨城県が最もオンライン教育が進んだ県として絶賛されていましたが、「ああ、やはり実より形式で評価されるのだな。」ということを感じました。

塾では2021年の受験は分散当塾で少人数をさらに少人数に分けて同じ授業を2回やっていたのですが学校も他の科目は削ってもせめて算数と国語だけはきちんとやっておけばよかったのにと思わざるをえません。





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最終更新日  2023.07.27 21:31:27
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