坂東市進学塾 スタディ・ポート 港日記

[日々の学習] カテゴリの記事

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• 学校日程　激変

  2019年までの坂東市中学校スケジュールであれば、この時期は2学期になったはいいものの授業はまだ1時間も行われておらず連日1時間目から6時間目まで運動会の練習でした。そのあとの部活は通常通りでしたので生徒の日焼けの度合いは夏の総体前よりももっと黒かったと思います。教室に熱がこもってしまって授業になりませんでした。今年のカレンダーであれば、9月9日（土曜日）が運動会で9月11日（月曜日）が運動会の代休、授業開始は9月12日（火曜日）からでした。よく誰も文句を言わなかったものだと思います。私たちの時代の組体操（マスゲーム）が「伝統」の名のもとに学校日程にも先生方にも生徒たちにも大きな圧迫を加えていたことに気づかされます。コロナを奇貨としてさまざまな見直しが行われました。勉強面も数学の学校ワークが廃止されたり夏の学習もずいぶんと各自に任せるというか外部化が進んでいるように思われます。3年生は今週既に2学期1回目の実力テストが行われました。早めに勉強の態勢に入れるに越したことはありません。

  2023.09.06

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  急激な学力低下

  おそらく茨城県全体として下の図のような感じで学力は急低下しているのではないかと推測します。特に一部の超上位者を除き茨城全県的に「上位者の層が薄くなっている」と感じている現場関係者は少なくないはずです。だから今年度、来年度の上位校の定員削減もタイミングとしてはちょうどよいのかもしれません。 学校が長期休校になったのは2022年の3月から5月、本格的に授業が始まれたのが6月でした。現高2生は中1から中2の変り目なのですが、まだ旧教科書を使っていて4月、5月の英語はbe動詞の過去形と過去進行形のところでもともとダラダラとした復習単元でした。数学も式の計算ですから1年生から何も難しくなっていません。1年生の3月は「確率」なので数学では珍しく他の単元に影響されずあとからいつでも好きな時期に学習することができました。秋冬期の一次関数や三角形、平行四辺形のところで休校なら「えらいこっちゃ」ということだったと思います。しかもこの大事な時期に学校行事がなく連日途切れることなく授業が続いたのでより理解が深まったはずです。ということで現高2は学力的にはあまりコロナの影響を受けていないはずです。現高１は小学校の学習は完了していましたが、中学校の入学を待たされました。どんな真面目な生徒でも「何をやっていいのか」、「中学生活かどんなものか」わからないのは辛いですよね。スタートは遅れたけれどなんとか追い上げた。それでも教科書の学習内容が増加していたこともあり微妙に追い上げきれなかったのかなと感じています。うちの塾生はジリジリ実力を上げてはいたのですが、県内の受験事情に精通しているある人に「結局、追いつきそうじゃないですか。」といったら「そういうことを言ってるのはあなただけですよ。」と言われました。とはいえ現在の高1生は小学校の学習がきちんと行われた学年だという点は大きいと思います。これから3年間頑張ってほしいものです。問題はその下です。休校が小5の3月から小6の5月。（現中3）。休校が小4の3月から小5の5月。（現中２）。学習内容が重要なだけでなく、基本的な生活習慣を身につけるのにも最も大切な時期です。コロナ後、全国的に不登校が増えているようですが、そりゃそうですよね。スマホもゲームも小学生が一人で時間を潰すには悪魔としかいいようがありません。小学生の場合、きちんと学校に行っていれば親は放っておいても学力が身につくものです。しかし、このコロナ期間にかぎっては頭のいい子でも「どれだけ親が子どもの学習に突っ込んでコミットできたか。」にかなり影響を受けてしまったような気がしてなりません。日経新聞では47都道府県中で茨城県が最もオンライン教育が進んだ県として絶賛されていましたが、「ああ、やはり実より形式で評価されるのだな。」ということを感じました。塾では2021年の受験は分散当塾で少人数をさらに少人数に分けて同じ授業を2回やっていたのですが学校も他の科目は削ってもせめて算数と国語だけはきちんとやっておけばよかったのにと思わざるをえません。

  2023.07.25

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• 1学期期末テスト

  しばらくブログの更新を休んでしまいました。申し訳ありませんでした。県立入試結果に関する分析は近いうちに必ず行いますのでお待ちください。塾の日常の方は変わらずなのですが、これから受験までの道のりの長さを考えると「たいへんだな。」という気持ちです。さて早くも1学期後半。岩井中学校は3学期制ですが1年生は1学期の中間テストがありません。そのため今度の期末テストが初めての定期テストになります。Are   you   play   soccer ？Do  you  a   student  ？という答案が溢れるのは予想に難くありません。さらに試験範囲は助動詞「can」までですからCan  you  play   soccer. ？まで理解しておく必要があります。be動詞、一般動詞、助動詞。疑問文の他にそれぞれの否定文について理解と練習をしておきたいものです。いやはや、1年生の1学期英語もたいへんになったものです。若手教員の中にはゆとり世代の人たちもいるでしょうが隔世の感があります。もはや、なにがなんだか意味不明の人がクラスの3分の2はいることでしょう。英語は新指導要領による学習内容半年前倒しの影響が特に1年生1学期、2年生1学期に出ています。2年生も1学期に「助動詞」、「接続詞」、「不定詞」、「動名詞」が一度に出てくるので英語の骨格という点ではこの時期の理解が中・高6年間の全てを決めると言っても大げさではないように思います。あらためて見ても凄いボリュームです。以前は2年生の1年間をかけて学者していたことですからね。そしてこのあと現在完了と受動態です。2年生までの貯金が大きいために3年生1学期の英語は細かな論点が多く学習量としては軽めです。どの学年においても単語や熟語は私自身が高校時に覚えた記憶が鮮明なものが次から次へと出てきます。いまの中学生が30歳、40歳となる頃の日本は、おそらく多くの移民に溢れ、国としてはさておき、個別の企業レベルでは日本人が被支配の状況におかれているでしょうから、コミュニュケーションツールとして勝手気ままな発音やアクセントでの英語のやりとりが普通になっているでしょうね。

  2022.06.14

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• 中1 スタート

  昨日4月15日（大安）、中学1年生の授業を始めました。なぜだかここ数年で一番緊張しました。3年間お預かりするというのは責任の重さもひとしおなのですが、まずは僕自身が楽しんでやっていきたいと思います。

  2022.04.16

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• 新年1日目

  明けましておめでとうございます。今日が新年1回目の授業となりました。3年生は土浦日大高校の英語過去問を所定時間で解いた後、出題傾向や出題の狙い、気をつける点について約2時間半かけて解説しました。例年、坂東市からの受験者は成績優秀者であっても英語・国語の問題量にやられてしまう人がとても多いのですが、今年当塾から受験する人たちに関してその点は大丈夫そうです。リスニングと作文のない問題で50分。その分読まなければならない量は多いのですが、この量を読んでおくと県立入試の文章量がとても少なく感じられます。そのあたりにも狙いがあります。2年生は茨城統一テストの英語を受けました。今回のテストは「どの高校なら受かりそうか」とか「どの高校は難しいか」という判定目的は全くありません。記憶があやふやな点、勘違いしている点、うっかりミスをしやすい点（三単現のsつけわすれとか過去形にして答えるとか）、そういった点の抽出を目的としています。ドンドン間違ってかまいませんので試験の際に注意する点の意識づけと復習に重点を置いてください。2年生は「ほどよくできない」のでこれから1年間やりがいがあります。

  2022.01.03

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  特別期間終わる　学校再開へ

  長い夏休みがようやく終わりました。 学習進度そのものは5教科にかぎればどの学年のどの教科も通常通りに学校で授業が行われた場合と変わらないようです。 秋ですからね。そりゃボヤボヤしていられません。 理解の程度はどうなんでしょうか。 学校の先生の仕事は「教科書を遅らせない」ということですので、学んだ内容の浸透という点に関しては生徒しだいということになります。 この期間、私の塾では窓を東西南北全開にして、全学年2つのクラスに分けて小人数で授業を行いました。 1日4回授業を行った日もありますが、授業の入れ替わりのたびに机の 1つ 1つを全て消毒しました。 卒塾生のおうちで消毒用品を商売されている方がいて業務用大容器をお願いしているのですが、アルコールの減りがとんでもなかったです。 塾で分散授業をしてみたのはもちろん茨城県の非常事態宣言に鑑み「空気の状態を良好に保ちたい」、「生徒間の接触を減らしたい」というのも理由の一つです。 もう一つは午後が休みになるこの期間を利用して個別的に一人一人の学習状況を確認してみたいという気持ちもありました。 3年生・2年生は学校よりも数英はかなり進んだと思います。 また学校オンラインで眺めただけだった問題を実際に解いて、その解いた問題を私が確認するというのができた点では有益な期間だったと思います。 3年生はすぐに実力テストです。 10月2日、3日に模試を行いますので実戦感覚を取り戻して実力テストに臨んでください。 各県の授業状況 「茨城県はオンライン先進県」という名は不動のものとしましたが学習効果はいかに！

  2021.09.27

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• 【連絡　暖かい服装で】

  授業には暖かい服装でおこしこださい。 ついこの前まで夏かと思っていましたが既に秋深しの気配です。 宜しくお願いたします。 なお授業進度は早めに進んでいます。

  2021.09.09

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  二酸化炭素濃度計を購入しました

  換気の具合を調べるために二酸化炭素濃度計を購入しました。 学校の教室では1500ppm以下を保つよう換気することが求められています。 当塾の場合、東西にも南北にも風が抜けます。 本日の中学3年生の昼間の授業では410〜430ppmという数値になっていますので、窓を全開できれば換気に関してはかなり良好かと思います。

  2021.08.23

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  【中3生　分散授業　ご連絡】

  3年生、本日と明日は昨日と同様に分散授業にします。 使わない机は寄せました。 都度一つ一つ消毒してます。（掃除を怠る日はあってもこれだけは昨年から毎日続いています。） 本日は時間割では理科・社会の予定でしたが、社会は地理、歴史ともに夏休みの予定範囲を終えているので理科だけを学習します。 明日は数学の「確率」と「統計」（県立入試30点分）を一挙にいきたいと思います。（図形の方は作図等、時間がかかるのであとに回します。） 来週以降については週末に考えて日曜日までにご連絡します。 グーグルクラスルームは昨日来てくれた人は全員入室できました。 どのように活用していくか考えていきます。

  2021.08.19

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• 涼　少し助かる

  昨日の時点では台風茨城来襲で「明日の授業どうすっかなあー」と迷っていたのですが、弱い雨と微風で助かりました。 今日の中3は数学と理科。きつい。 午前中は書斎（2畳程度）で理科の予習をしていました。 本日は血液循環や器官についてです。 ヒトの身体っておもしろいですね。 かなり前に筑波大医学部の4年生に手伝いにきてもらっていたのですが、いつも教科書を持ち歩いていて暗記に追いまくられていました。「まるで日本史の勉強」みたいだなというのを思いだしました。 一緒に土用の丑の日の鰻を食べたなあ。。 印象深く覚えているのは「数学は暗記ですよ。」という言葉。この真偽は私には分かりませんが彼はそう言っていました。 それと栄養ドリンク無効論を唱えるお医者さんは多いので「お医者さんはリポビタンとか飲まないの？」と聞いたら「いえいえ、先生もガンガン栄養ドリンク飲んでいます。」という話。これも彼が語ったことで、真偽は不明です。 数学は予習済みなのですが問題は個々の難問ではなくて「私の目」なんですよね。 私、遠近両用のオーダーコンタクトレンズをしていまして、本当は今年の2月に交換時期だったのですがコロナのため上京できず、ずっと古いままで矯正しても物の見え方が劣化しています。 私の友人で50半ばを過ぎて髪の毛黒々、フサフサで全く老眼もきていないヤツがいるのですが、きわめて例外です。研究対象にしてほしいものです。

  2021.07.27

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• 成績番付

  岩井中の1年生は中間テストがなかったので今回の期末テストが初めてのテストでした。2人の1年生から連続して同じ質問を受けました。 成績表（学年順位・成績番付）は張り出すのか？ということです。 そっかー、お父さん、お母さんの世代ではまだ張り出していたんですね。 いまは個票には科目別順位、3教科順位、5教科順位と細かく出してくれるのですが番付表は出しません。 私の頃は中学も高校もまず自分の順位を知るのは個票でなく教室の壁や廊下に張り出される「成績番付」でした。 中学の頃は上位60人くらいだったでしょうか。「凄くできる別世界の人がいるなあ。」と感心して上の方を眺めていました。 下妻一高の場合は定期テストについては公開せず、実力テストのみ掲示していました。現在と違い2年生まで共通クラスだったので、文理総合、文系、理系の3枚。 高校の頃は模試でも「全国優秀者名簿」というのが配られていて、これが大きな励みでした。地方の高校で難関大学を目指す人はみなそうだったのではないでしょうか。 18位　山田一郎　水戸第一　東大文1 19位　山田次郎　　　灘　　東大文1 20位　山田三郎　　開成　　東大文1 21位　山田史郎　　北野　　京大法 そんな感じです。 成績に応じて商品も出ていました。 在籍校や志望校まで明らかになってしまうので今なら考えられないことですが、なんともおおらかな時代だったと思います。 納税額に基づく「長者番付」というのも発表されていましたよね。 1980年代、茨城県の東大合格者は水戸一12名、土浦一7名、他の一高から１名ずつで合わせて数名、あとは茗溪、清真という時代で東大でも文1は1人か2人程度だったように思います。 土浦一高の進学実績が爆発したり、江戸川学園取手が急伸するのはこの直後になります。 筑波に博士が住み始めたのが1980年前後、また東京通勤者が家を買おうにもバブルで高くて茨城県（牛久あたり）まで染み出してきたのが1980年代後半なので子どもの受験時期を考えると土浦一高の進学実績絶好調の時期が1990年代半ばから2000年代半ばなのも頷けます。 おそらく大井川知事（水戸一高→東大文1）はその学年の茨城県の高校生何万人かのうちで最も学業成績が良かった生徒（のうちの一人）なのは間違いありません。

  2021.07.06

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• 高校入試の英語で出題してみたい文章

  越前敏弥さんという翻訳家が英文和訳についてのツイートをされていました。 教壇に立たれている大学2年生に和訳させたところ13人中13人が不正解だった文章として以下のようなものを挙げていました。（どこの大学なのかは不明です。） All the people that admire a person who paints like Renoir. （Renoir ルノワール） このくらいなら県立高校入試に出題してもなんの問題もないような気がします。 正解か不正解しかなく部分点の問題も生じません。 塾では直前期になると毎回「文全体の主語とそれに対応する動詞は…」ということを解説しています。 ただ直前期の練習問題になればなるほど長文の中でも「like」は「〜を好む」という意味よりも「〜のような、〜のように」という使われ方が多いため、「ルノワールのように」と訳してしまいそうです。 そうすると英文として成り立たなくなってしまいます。そこに気づけるかどうか。 「英文として成り立っているかどうか」の確認はかなり早い時期から強調しているところです。 県立入試も文法的にはこってりしつつも簡単な英文和訳を10問、和文英訳を10問、5点✖️20問＝100点。和文英訳は整序でも可。 高校で必要となる英語の力、さらにいうと英語だけでないオツムの論理性を測るにはその程度の試験で十分だと思います。

  2021.06.19

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• 中2 英語（開隆堂版）学び順

  中学2年生の英語は開隆堂の教科書を使っている中学校ならば、プログラム3「不定詞・動名詞」のところまでが期末テスト範囲になるところが多いと思います。 たいへん興味深いのはプログラム3の学び順が以下のようになっていることです。 3の1「不定詞の名詞的用法」 3の2で「動名詞」 3の3「不定詞の副詞的用法・形容詞的用法」 これまでの教科書、参考書、問題集では「不定詞の3用法」→「動名詞」となっていました。塾用教材もあれこれ触ってきましたが、これ以外の並び順は記憶のかぎりではありません。 毎年、動名詞の単元に入ってちょっと前にやった不定詞の名詞的用法を思い出してもらって動名詞との共通点や相違点の比較、使い分けを学んでいました。 「不定詞の学習中に動名詞が割り込むカタチ」というのは「ありそうでなかった」学び順でなかなか興味深いところです。 私自身はいまさらどちらが先に出てこようが自分の理解になんの影響もないのですが、中学生自身にとってはどちらの方が理解しやすいのでしょうか。 「〜すること」という「名詞」の意味を重く見て「不定詞の名詞的用法・動名詞」を先にしてそのあとに「不定詞の副詞的用法・形容詞的用法」の順で学ぶのか、「不定詞の3用法」を1つの学習セットとしてそのあとに動名詞を学ぶのか。 しかも動詞の目的語としての動名詞とSVCの補語としての動名詞が1ページの中に登場してきます。 今回の教科書で採用された学び順がこれまでなかったことは不思議です。なにか理由があったのでしょうか。 私も「不定詞」という単元にとらわれすぎていて思いもつかなかったというのが正直なところではあります。 それにしても学習内容の進度が昨年までとは段違いで速いです。 次の単元では比較級・最上級のmore、most が出てきますが、ここは昨年度なら2年生の3月に学習していたところなので「半年以上先に来ている感じ」ですね。 熟語なども今回の中2のテスト範囲では「instead of」とか出てくるわけですが、もし高1の兄姉がいたならば彼らよりも学びが早いかもしれません。 英語は劇的に難化しましたね。高校入試にどう反映されるのか興味深いところです。 茨城県立入試は自由英作文の偏重が著しく、「あなたの好きなスポーツはなんですか？」とか「あなたの夢はなんですか？」といったことを旧課程の中3内容さえ全く使わずに、中2までの簡単な英文の羅列で高得点が取れましたので、そのあたりをどうするのかも注意深く観察していきたいと思います。

  2021.06.14

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• 中学数学　1年生の重要性

  通常の学習スピードであれば公立中学校の2年生は全国どこでも連立方程式を学習中でしょう。 改めて思うのですが1年生の1次方程式と比べて何も難しくなっていません。 少数、分数が出てきても処理に必要な技術は1年生のときと全く同じですよね。 文章題も1年生と2年生、難易度は全く同じです。 さらに言うと3年生の2次方程式になっても文章題の難易度は全く上がりません。 そう考えると方程式については「1年生のときに1次方程式の計算を苦手にしない。」「文章題はあらゆる問題を立式できるようによく考える習慣をつける。」ということがとりわけたいせつになってくるように思います。

  2021.06.09

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• 中1の英語　書けるように！

  中学生の英語は、今年からは学ぶべき文法単元がどの学年も約半年ずつ繰り上がっています。中3では使役動詞（原形不定詞が出てきます）、仮定法、現在完了進行形などこれまでの高校学習内容が多く含まれています。 私自身は高校の時、学校の授業とは全く別に1年生の半ばまでに高校の文法内容を全部まとめてしまったのですが全ての単元のうち「なんだか難しそうだな」と最後まで取っておいたのが「仮定法」でした。 「ゆとり」よりはるか前の「詰め込み」世代の私でも「おお、仮定法が中学に降りてくるのか」と感慨深いです。 岩井中学校の3年生の場合、昨年の2年生の教科書には載っていなかった「受動態」と「現在完了」を2年生の学年末にかなりまとまった時間を取って教えておいてくれたので本当に助かりました。 やっつけ学習、あるいは未習のままの中学校も少なくないと思います。（このあたり定期テストの点数と通知表評価しか関心がないと保護者は見落としてしまいがちです。） コロナ休校の影響で学習開始は2ヶ月遅れたのですが、諸々の行事がなくなっため毎日の授業が切れることなく継続的に進み、学習時間が十分に確保できたことが大きかったと思います。 今年の3年生の教科書には「受動態」と「現在完了」（継続用法・経験用法・完了用法）の単元がありません。これらがこの先も英語学習の核の一つになっていくのはちょっと英語を学習した人ならおわかりと思います。 それでも疑問視＋to不定詞など一部は「抜け」が生じています。 2年生もまずまず上手く乗り入れられたかなと思います。内容が前倒しになっていますが、読み書きが一通りできるようになっているので、それほど戸惑いません。 困ったのは1年生です。一般動詞、 be動詞、助動詞can、名詞の複数形などが1学期の学習内容としてドバドバと出てきて、それだけでも混乱を誘いがちなのに、例文の中にさまざまな単語が出てきます。 明らかに「小学校で一定個数」の単語は「聞ける」「読める」だけでなく「書ける」ようになっているという前提のもとに教科書が作られています。 小学校の英語教育といっても昨年の1年生（現中2生）までは「遊び」で十分だったわけです。 どうも今年からそれでは間に合いません。 「英語の専門教員がいない」とかそんなことはどうでもいいんです。 漢字の書き取り学習と同じような感覚で英単語を1週間に5単語、1ヶ月に20単語、1年で200単語、5年生と6年生で400単語程度は「書ける」ようにしてほしいのです。 「pley」、「prei」、「purei」、「…音はわかるけれども文字にすると珍語だらけ。 このあたりは中学に上がった段階できちんと「play」と書けるようにしてほしいところです。 「bas」や「basu」ではなく「bus」ですね。 英語については小学校の先生は腰が引けるのかもしれませんが、みなさん、中学、高校と受験勉強しているわけですから「make」、「have」、「library」、「class」、「bath」、「bus」、「train」・・・この種の単語を漢字を教えるのと同じ感覚で少しづつ身につけさせることは十分に可能なのではないかと思います。 いやー、うちの塾ということにかぎらず全国で「中1の英語がやばい」状態になっているように思います。 初めはもう少し段階を踏んで入って、助動詞として「can」「will」「must」をまとめて学習するとか、そうやって前に詰めていった方がいいと思うのですが、教科書には文句がいえないので仕方がありません。 今度こそ、小学校の先生にきちんと取り組んでもらわないと国全体としてたいへんなことになってしまうと感じています。

  2021.06.04

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• 県内　中学英語教科書

  今年は教科書が新しくなりました。（どの教科も難化しています。） 茨城県は全部で11の教科書採択区に分かれていて各地区で教科書の選び直しが行われました。 英語については第1採択区（北茨城市・高萩市・日立市・常陸太田市）と第11採択区（坂東市・古河市・常総市・境町・五霞町）が開隆堂版を、残りの9区は全て東京書籍版を使っています。 全体で見れば、水戸市、土浦市、つくば市といった人口の多い市、この近辺でも高校受験で競合する守谷市、下妻市などは東京書籍版を使っているので県内におけるシェアとしては東京書籍の方がかなり大きいのかなと思います。 実力テストを受けたときに「選択問題Ａをやってください」とか「選択問題Ｂをやってください」とか言われるのは使っている教科書が異なることによります。 教科書を注文するときにうっかり東京書籍版も頼むのを忘れてしまい、現在は手元に開隆堂版しかなく、特徴の比較ができず優劣をいうこともできないのですが、入学試験はどちらの教科書を使っていても有利・不利がないように作問されます。（はずです。） 開隆堂版の著作者は全部で47名おり、うち31名が大学の先生ですが、10名ほど現場の中学校の先生が参加しています。 この現場教員の中に小美玉市立玉里中学校の人がいて、「あー、そういえば、昔、玉里村というのがあったな。」ということを思いました。小川町と美野里町と玉里村の頭の漢字を1つずつとって小美玉市なんでしょうか。 小学校4年生のときの社会科「わたしたちの茨城」で県内全ての市町村を暗記したのですよ。小さな村々の1つ1つまで。里見村とか水府村とか金砂郷村とか…。全くもう、すっかり使えない知識になってしまいました。 それはさておき、教科書執筆に参加している人がいるのだから小美玉市は開隆堂版を使っているのかと思ったら、なんと東京書籍版でした。 執筆の先生は、なかなか複雑なのではないかと勝手に推測します。 ◯◯大学教授というのがずらりと並ぶ中に村の中学校の自分の先生の名前が入っていたら、生徒は「センセー、すごいじゃん！」となってちょっと胸を張れそうですよね。 私が高校生のときも、ある英和辞典の著者に◯◯大学教授という肩書きばかりが並ぶなか「茨城県立下妻第一高等学校教諭」というのを見た時には驚きました。 なお、その先生は私の学年とは担当がずれてしまい一度も授業を受けることはできませんでした。 何度も書いていますが高校1年生のときの私は毎日辞書や参考書を抱えては担任の先生（水戸一高→上智大学英文科卒）を質問攻めにしているような生徒でした。 その先生は私が2年生になる時に水戸に戻ってしまい、あとは私の学年には質問するに足る能力の先生はいませんでした。質問するに足る同級生の方が多かったくらいです。いま冷静に振り返っても現役で慶應や上智の英文科に行くような生徒は日頃の鍛錬を怠っている先生のレベルを上回っていたと思います。 いまはそんなことはないのかもしれませんが昔は先生のレベルは実に玉石混淆でした。できれば英和時点をつくるくらい人と一度議論してみたかったなと思います。

  2021.05.24

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• 教科書改訂　国語　出典

  今年は教科書改訂の年だったのですが、国語は県内11採択区のうち6地区が東京書籍、5地区が光村図書の教科書を採択したようです。 なんとも入学試験の出題委員泣かせの選択です。 当地区は昨年までの東京書籍から光村図書に変更になりました。 興味を持ったのはどんな人たちが書いたものが教科書に取り上げられているかということで、さっそく調べてみました。 小説家 中1→西加奈子、瀬尾まいこ・梨木果歩・安東みきえ・ヘルマンヘッセ。 中2→椎名誠・サン＝デグジュベリ・三浦哲郎・向田邦子・太宰治 中3→井上ひさし・宮下奈都・森絵都・島崎藤村 古文 中1→竹取物語 中2→吉田兼好 中3→松尾芭蕉 その他、目を引いたところ。 羽生善治（将棋棋士）、池上彰（タレント）、山極寿一（京大総長）、鷲田誠一（元阪大総長、大学入試でもよく使われる人）といった人たちが書いた文章が載っています。 それと米倉斉加年氏（俳優　1934年-2014年）の『大人になれなかった弟たちに』は繰り返される教科書改訂の荒波を何度も乗り越えてずっと掲載されてきているように思います。 あとはなんといっても「太宰治」ですか。 太宰、強し。破滅型の私生活を続けた人ですが1948年に玉川上水で愛人と心中をしてから73年、教科書には愛され続け、掲載が途絶えません。 国としては「文学は不要、実用的な文章を身につける」といった方針のようですが意外と教科書の変化というのは少ないようです。 私の塾では、国語だけは「初見の文章を読んで内容を把握できる」という訓練のために中1時から教科書とは全く異なることをやっています。その問題の中に三浦哲郎さん（1931年ー2010年）の小説があって「いまどきの子どもたちになんて古びたものを？」と疑問を持ったのですが、今回の改訂教科書（中2）には『盆土産』という三浦さんの作品が収録されていました。 40年前の教科書にも三浦さんの『春は夜汽車の窓から』という青森へ鈍行列車で帰省する話が載っていたのを覚えています。 八戸市の中心街に八戸ブックセンターという市が経営している書店があってその中に三浦さんの書斎が再現されています。 そこを見学したのが昨年の1月。それ以降、遠出が不可能になるとは思いもしませんでした。

  2021.05.15

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• 【ご連絡　GWは通常通りです】

  今年は、今週、来週とも全学年通常どおりに授業を行います。 この時期に学習の貯金をしておきたいと思います。 保護者のみなさま宜しくお願いいたします。 塾では相変わらず、授業の入れ替わり毎に全ての机を1つ1つアルコール消毒しています。これだけは1日も欠かしたことがありません。 保健所によると当塾の場合、現在の机間隔でマスクをして、問題を解いて前を向き、授業後さっさと帰る場合には運営上の問題はないそうです。 2年生と1年生は問題がありません。 今年の岩井中3年生の皆さんは過去10年以上遡っても最も優秀な学年なのではないかと思います。 岩井中の上位者は仮に古河中等に行っていてもみなさん上位だったでしょう。 その一方で、アクティブ・ラーニングが盛んで（落ち着かない学年でもあり）「密」になりがちです。学校の方も「マスク過信」というか、マスクをしていれば何をしても大丈夫だろうという空気のようです。 コロナの環境下、いろいろと不自然なお願いをしているのは重々承知していますし、人は自分が納得できないことについては行動変容ができないものですが、安全の確保に一人一人がご協力ください。 換気をしますので夜間冷えるときには暖かい服装をお願いいたします。 マスクで表情が完全に見えないのは指導上の大きな問題ですし、もともとマスクが大嫌いな私自身もなかなか辛くて酸欠のような感じになるときもあります。 検査、ワクチン、治療薬、政策、その他もろもろ、本来なら日本が主導して自国のみならず世界の人々を助けつつ大儲けできるチャンスでもあったわけですが、全くその兆しもありません。この20年間での国力の衰退で後進国になりつつあることを痛感します。 若い人たちには20年後、30年後に向けて立て直していってほしいものだと思います。

  2021.04.29

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• 中学英語　新課程

  これまで中3の4月から6月にかけて学習してきた受動態と現在完了（経験用法、継続用法、完了用法）が全て2年生の教科書に繰り上がりました。 新中3がこの3月まで使用していた2年生の教科書は「比較」で終わりでしたから、生徒自身か塾で受動態と現在完了を学んでおく必要があります。 やや強引な移行ではありますが、新しい教科書の文法事項の並びは1年生から3年生までたいへんに「きれいな並び」になっています。 10年くらい前に当地区で使っていた開隆堂の教科書は実にひどい出来で、その後、東京書籍版に切り替えたのもむべなるかなと思いました。 それなのに「なぜ、また、当地区（11区）だけ開隆堂に戻すのか？」と訝しんだのですが、今回の教科書に関しては、パッと文法事項の並び順と各単元の代表例文を見たかぎりでは、たいへんに良い出来具合に感じました。 東京書籍版の方を見ていないので比較はできませんが自分が採択担当者なら開隆堂でも悪くないと評価すると思います。 まあ、実際の使い勝手は教え出してみないことにはわかりません。 新しい学習指導要領だと英語が不得手な生徒に厳しいのはどれを使っても変わりはありません。 イメージとしてはこれまで高校で学習していた事項がかなりの程度、中学の教科書に繰り上がり、それだけでなく過去の教科書ではギクシャクしていた（と私が感じる）学び順も整理されたというところです。 ただし、関係代名詞のあと中3の後半に「仮定法」を学習する意味というのはいまひとつよくわかりません。 高校内容から繰り上げるなら他にもありそうな気もしなくはないのですが。。 まあ、中学生に仮定法をというのは「教え方がめんどくせーな」というのが本音です。 高校生のときに「If I were a bird , 〜」（もし私が鳥ならば）という例文を見た時は衝撃でした。 「もし私が水戸に住んでいれば、水戸一高に行けるのに。」 ああ哀しき仮定法。 水戸市民や常磐線、水戸線沿線の人は水戸一高を受験対象にできる幸せを感じてください。 それにしても、ここ2年ほどの茨城県立入試というのは自由英作文ばかりで「あなたがたいせつにしているもの。」とか「あなたは何になりたいか。」とか、そもそも現在完了や受動態を使って書くまでもない問題ばかりですし、文法事項はほとんど出題されず配点も振られていませんでしたから、教科書の中に大量に入ってきた新しい学習内容がどのように出題されるのかは本当に謎です。 先週、共同通信が報じたところによると大学入試共通テストも「記述」はなしとなったようです。 採点処理の時間的な実現可能性、採点の正確性といったことが解決できなかったようです。 ↑これが今年の県立入試で大問題になったわけです。 架空の大学共通テスト対策を県立高校入試の段階からやるという「勇み足」により多くの中学生と高校教員がとんでもない迷惑を被ったものです。 塾の3年生には高校生になって全国版の学習になっても戸惑わないような学力をつけてもらいたいと思っています。（神奈川とか埼玉の塾のイメージでやっていこうと思っています。）

  2021.04.07

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• 【中2 ご連絡】

  個別にご連絡させて頂きましたが、明日19日（火曜日）は休塾します。 18日（木曜日）は予定通りです。 火曜日の振替授業を同じ時間帯で19日（金曜日）に行います。 ご迷惑をおかけしますが宜しくお願い申しあげます。

  2021.03.15

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  【新中学1年生　募集】

  新しい中学1年生の募集を行います。 3年後に受験を想定している高校は水海道一高、下妻一高、竹園高、土浦日大、常総学院、国立高専です。 茨城県立高校入試が科目問わず他県に比べ著しく「書くこと」を求めていることに鑑み、一人一人に「書くこと」を指導できる人数に限定します。 入塾テストのような仰々しいものはありませんが以下の２問の計算をできることを一つの目安としてください。 （1）の答えは「3」、（2）の答えは「3/2」（または「1 1/2」（帯分数）です。 連絡先は0297-21-5588です。 受付時間は午前10時から午後10時（日曜・祝日可、午後6時から午後9時を除く）でお願いいたします。

  2021.03.10

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• 中1の授業で　県立入試数学資料問題をやってみた

  数学の資料問題（中1の 3学期学習内容）は昨年度の県立入試で15点分、今年6点分出題されました。 本日の1年生の数学では今年の問題と昨年の問題をやってみました。 今年の1年生でも、昨年の問題は簡単に15点（小問3つ、4点・5点・6点）取れた人が多かったですね。 今年はここ（大問5）が確率（9点分）と数学的規則性（6点分）に置き換わりましたが今年の方がずっと難易度が高いでしょう。 では小問に格下げされて確率と入れ替わった今年の資料問題が昨年の資料問題と比べて簡単だったかというとずっと難しかったと思います。 またこの小問にあった昨年の確率の問題に比べてもかなり難化しています。 といことで、今年は中堅学力者の点数がなかなか上がりにくいですね。 今年の資料問題はあなたが陸上競技部の監督だとして「A選手とB選手のどちらを選びますか？理由を最頻値または中央値を比較して答えなさい。」という問題でした。 今日、1年生にやってもらって気がついたのですが、こう聞かれたら、やはりまず「正解はA選手なのか B選手なのか」を真剣に悩むと思います。 過去に茨城県の数学入試で「AとBのどちらが正しいか？」と問われたときに「Aでもいいし、Bでもいい、理由づけがしっかりとできていれば。」という問題は1度も出題されたことがなかったはずです。 今日、答えをみると、できている人はあっさりとした軽い答えになっています。 「選手A。最頻値がBより小さいから。」 「選手B。中央値がAより小さいから。」 本番もこれでよかったと思います。 問題文が最頻値「または」中央値を比較してと言ってくれているのでどちらか一方を持ち出せばそれで十分だったのですが、答案の中に最頻値と中央値の両方を持ち込んでしまった答案が見受けられました。 1年生だからなのかもしれませんが、3年生も頭を混乱させられて理由がごちゃついた人が少なくなかったかなあと思ったりもしました。 なお私が監督なら選手Bを使います。 塾の先生ならみなそうするのではないかと思いますがいかがでしょうか。 もう一言付け加えておくと今年の数学、0点の人は激減するはずです。また4点や8点も減るかな。そのあたりは平均点押し上げ要因になるとは思いますが中堅学力者の点数がガタガタになっていて、昨年とはかなり変わった得点分布になるはずです。 数学では突き抜けられた人もいると思いますがそのような人はめちゃくちゃ優位に立ったかなと。 茨城の数学といえば「円周角」と「相似」が看板だったのですが、それらは戦力外通告ですっかり影が薄くなったというのも印象的でした。三平方の定理もどうでもいい代打として、ちょこっと顔を見せた程度でした。 出題起用もなかなか厳しいところがあるものです。

  2021.03.09

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• 【緊急　ご連絡】

  1月11日（月曜日）から1月13日（水曜日）まで在籍中学校にかかわらず全ての授業を休講とします。 「現在のところ」、1月14日（木曜日）から通常通りとする予定です。 可能なかぎり振替を行いたいと思います。（特に3年生は） PCR検査を受けたいのに受けられない生徒もいるようです。 11月に感染再拡大が起こりつつあったのを全員検査態勢と高機能マスクの一般化により封じ込めた韓国や、初期の徹底検査で完全封じ込めに成功しており、年末には7万人コンサートや国内旅行ができる台湾との国力の差というのを痛感させられます。 （3年生へ）学校休校を有効に利用してください。この期間に県立過去問6年分をもう一度集中的に解いてしまうのもよいかもしれません。この作業は常総学院と秀英高校の対策にもなります。 土浦日大高校を受験する人はそちらに勉強を向けるのもありです。さすがに数日では実力は上がりませんが「国語の文章の長さに慣れる」、「数学のごちゃごちゃした計算問題を練習する」といったことはできると思います。数学の応用問題は解答解説を読んで考えてかまいません。 県立の過去問は「50分で何点取れた」ということは重要ではありません。 教材として使ってください。 国語→6年前から順に6回解くと、さすがにどうしたら点数を取れるのかわかってくると思います。また問題が微妙に変化してきている変化の流れも体感できると思います。 数学→出題形式が変わってしまったので時間を気にする必要はありません。一つ一つの問題は良問です。こちらも解説をよく読んでください。（一部の極端な難問は無視してかまいません。） 英語→自由英作文だけは自習できませんが、リスニングと読解は自習可能です。大問5の英問英答の答え方、こちらも6年連続で見てみると正解の書き方が呑み込めます。 社会と理科→解いた問題ができたかできなかっただけでなく、付随事項を教科書や塾テキストで確認しておくことが必要です。 授業で何度も強調してきたことですが、問題文そのものがたいへん良い教材です。 邪馬台国⇄卑弥呼というだけでなく「魏」まで。平清盛→「宋」と貿易といったら日本の港が福原（現在の神戸）だということを地図で確認。そんな作業の繰り返しが実力をあげます。 3年生は学校に行かずにむしろ時間を有効に使えると考えて過ごしてください。

  2021.01.11

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  入試範囲と学習進度

  今年は多くの私立高校が春の中学校休校の影響による学校授業の進度を遅れを考慮して、入学試験の範囲を例年よりかなり減縮してくれています。 下は常総学院高校の入試範囲です。 ところがなんと岩井中学校では例年より少なくとも1.5ヶ月は早く進んでおり、特に、数学と理科については11月上旬には上記の範囲を終了してしまったようです。 例年ですと11月の6日、７日あたりに茨城県の学力診断テストが行われ（今年は中止）、数学だと2次関数までがその試験範囲なのですが、なかなかそこまで学習が済んでおらず塾では学校の不足分をずいぶんと補充していたように思います。 今年はその先の三角形の相似、線分の比、中点連結定理、そして円周角まで終了しており、あとは三平方の定理だけになりました。 12月とはいわず11月中に全部終わってしまうかもしれません。 思えば、例年のスケジュールだと9月の第1週は全く授業をせずに一日中、運動会の練習、9月８日（土曜日）に運動会、10日（月曜日）は代休、学習開始は9月11日になってようやく、けれどもすぐに9月の連休という感じでしたから9月に勉強する日は数えるほどでした。 今年のように8月中に授業を始めてしまい、特に行事がなく日々淡々と進んでいると、無理に速度を上げなくても、まあこんな感じになってしまうのかなと思います。 それにしても、まだ年度途中ではありますが、とにかくいろいろとイレギュラーな年ではあります。 勉強の遅れを気にされている保護者の方がいらっしゃるのでしたら、その点は心配ありません。あとは習熟度ということになります。そこが問題です！

  2020.11.10

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• 学習進度が早すぎ

  とにかくどの学年のどの科目も学習進度が早すぎて戸惑っています。定期テストの回数は5回から4回に減っているのに。 私の塾の強みは「3年生になってからの演習」、「入試対策」なので、日々の定期テスト対策はお任せで大丈夫な人が多いのですが、さすがに放っておけません。 例年の業務日誌をみると3年生は今日あたりが2次方程式の利用なので、10月25日前後に行われていた中間テストは2次関数のはじめの触りだけだったと思います。 そして11月7日頃の茨城県学力診断テストの範囲が2次関数まで。（今年は学診は中止） 岩井中は追いつかなくて慌てて出そうな問題だけヤッツケ学習をしている年もありました。 それがなんと今年は2次関数が間もなく終わり。9月30日の前期期末テストは「2月方程式全部」と「2次関数全部」。前学年の3月も休みでしたから3カ月休んだのに例年より2か月先に来ています。 今年は入試範囲から「三平方の定理」を除くにしている私立高校が多いのですが、この進度ならむしろその必要はないかもしれません。 3年生はいいんですけど、問題は1年生ですね。明らかに学校の学習の浸透が足りない。 方程式の計算の正しい書き方を塾で手取り足取り教えています。ここで悪いクセがついたり自己流になってしまうと、のちのちたいへんなことになります。 ちょっとした疾患（ただしほうっておくとひどいことになる）で診察に来てもらって、ススっとその日のうちに処置してきれいに治して帰ってもらうといえような不思議な感覚です。 だからトレーニングというところはまでは、なかなか手が回りません。 まだ3年あるので、そんなに慌てなくてもいいのに、と思ったりするのですが… 冬のコロナ再流行まで考えてのことなのかもしれません。 幸いにもコロナが落ち着いていれば3年生は学校でも例年より多い入試演習が可能になるかもしれません。

  2020.09.18

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• B'z

  今日、中2の授業で「alone」という単語が出てきたのでB'zの「alone 」知ってる？と聞いたら「Ｗhat is B'z ？」、アクセサリーのビーズと思ったようです。 塾講師をやっているとこの類のことは珍しくはないので、なるべく話題に持ち出さないようにしています。 十数年前でさえ、国語の問題にに辻仁成氏の作品が出てきて「この人の奥さんは中山美穂なんだよ。」と言ったら「中山美穂って誰ですか？」と言われたものです。 芸能人はスキャンダルでもなんでもいいのでとにかく話題を提供して走り続けていなければいけないというところは辛い職業だと思いました。 最近の私は柳ジョージばかり聴いています。 もしかしたら保護者世代の方と私にも大きなギャップが？？？

  2020.08.18

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• マスクで表情が見えない（嘆）

  もう10年以上前から真面目で慎重な生徒ほど受験の前の冬はしっかりとマスクをつけています。 しかし、私が学生だった頃は長いスカートにペチャンコのカバンにマスクとくれば、それは三拍子揃った怖い人でした。 真夏にこれほどマスクをつけるのが常態化するなんて、まさかねえ、世の中どう変わるか全くわかりません。 昼間に3年生向けに長い時間の授業をやったあと夜の1、2年生の時間は、医学的にはよくわかりませんが自身の感覚としてはかなり酸欠です。 政策は全く進みませんし、検査数は世界160位でアフリカの国々と肩を並べる程度、それでも罹患実数は検査をしまくっている欧州各国と同数になってきており、勢いだと抜きそうです。 国民はもう無感情で淡々と日常生活をしています。 この辺の鈍感さというのは日本人の強さである一方で東京をはじめ全国の都市が完全に焼き尽くされるまで世界中を敵にして「欲しがりません勝つまでは」、「ぜいたくは敵だ」と唱え国家衰亡の危機に至った弱さでもあるのかと思います。 戦後というのはその癖を矯正したはずだったのですが、この20年ほどでまた元の国民性に戻りつつあると感じています。 今回のウイルスは「飛沫」、「唾液」が原因となるようです。だから職業的な注意義務としてマスクは外せません。 小学校から高校までの学校で罹患者が出てもクラスター化していないのはやはりマスクをしているからなのかもしれません。 ただマスクで顔半分を隠されてしまうと表情がわかりません。 特に塾は生徒が机に向かってやや前傾で問題を解いている姿を私が前方から見ていることが多いため表情がつかみにくいです。 いかにこれまで顔全体で人の思考や感情を推し測っていたのかということがわかりました。笑顔が見られないのも辛いです。学校の先生方も同様に感じられませんか？ 学力の把握においても生徒の観察が弱められてしまうのは痛手です。 昭和の時代、ヤンキーがマスクで顔を隠したがったのも今になってようやくわかりました。 来年の夏も再来年の夏も同じなのかと思うとうんざりしてしまいます。（ワクチンも薬も1年や2年では実用化はされないでしょうし、政権は変わらないので今の感じでずーと行くでしょう。唯一の期待はウイルスの自然減衰だけです。） 企業の中には独自に検査をするところも出てきているようですし、東京都医師会も検査の拡充を訴えています。 それでニューヨークが上手くいったなら真似をしたらと思うのですがね。 「検査は絶対ではないから無意味」というのは「シートベルトは絶対でないから無意味」と言っているのと全く同じで駄々をこねているだけのように思うのですが、世の中にはいろいろな人がいるものです。 とにもかくにも大学受験にあたってある程度安心して全国移動できるようにしてほしいと強く思います。「東京との往来」、「若者」が問題とされています。GOTOキャンペーンの東京除外とか、8月のこの時期になって「旅行はいいけど帰省は控えて」といった最近の政策決定のあれこれを見ていると、大学受験に関して特段の戦略は考えていないように思いますがどうなんでしょうか。 国が何もしないと女帝が来年の2月になって突然に「都民以外の方におかれましては東京の大学の受験はお控えいただきたい」とか「都民である高校生の皆様には地方の大学の受験をお控えいただきたい」とか言い出しかねないです。 自分が子どもだった頃も政治家なんて金まみれ、欲まみれだったのかもしれません。 それでも中選挙区制だったこともあり、もう少し「大局観」、「責任感」、「頭の良さ」、「適応力」のある人も幾人かは存在し、アメリカに対しても支配下に置かれた態を取りつつ、グダグダとごまかしながら巧みに立ち回り、なんとか日本を成長させてきたように思います。 今回のような事態が生じても、時に尾身氏に振り回されたり、時に尾身氏に責任を押しつけたりせずに、専門性と腹の据わった政治家が前面に出て長期戦略と臨機応変さを見せていたような気がしてなりません。

  2020.08.05

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• 【中1、中2 次回授業ご連絡】

  1年生は明日7月29日（水曜日）の授業はありません。 次回は8月3日（月曜日）です。 時間は午後６時40分から8時40分まで2時間です。 2年生は７月31日（金曜日）です。 時間は午後7時30分から午後9時10分です。 原則として1年生も2年生も学校のない日は午後６時40分から8時40分です。 以上、確認のためにご連絡いたします。

  2020.07.28

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• 【中3 時間確認　 18:30〜20:40です】

  本日7月28日及び30日の授業時間はご連絡の通り、18:30〜20:40です。 連絡票の書き方が不十分で申し訳ありませんでした。 ホントは3時間やってもよかったのですが「月末まではふつうに学校があるんだ」と思って少し短めにしました。 本日から夏期講習内容に入ります。 今年の3年生も真面目ですし、「伸びる余地」ということではとても楽しみにしています。 （夏学習にあたって） 今年の県立入試の数学は珍問、奇問ばかりでありましたが、塾では冬休みや直前期よりも「夏休みに学習していたことばかり」でした。 1次関数の利用、資料問題、図形と入試傾向に合致した問題を豊富に用意しました。 英語も文法の確認とその文法を使って短文の作文を数多く書きます。また毎回単語の確認、10行程度の読解と内容把握を行います。 社会、理科は例年に比べて1学期中に前学年内容を多く扱っています。 国語の時間があまり取れないことだけがちょっと頭の痛いところではあります。 ここはこれから模試で補っていってほしいと思います。 坂東市は3週間まとまった学習期間が取れます。勝負所と思います。本気で取り組んでください。

  2020.07.28

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• 【ご連絡　中3 本日7月23日授業時間】

  本日、7月23日の中学3年生は午後6時30分から8時40分になります。 「歴史2」のテキストを忘れないようにしてください。 前回の授業終わりに生徒には伝えたのですが、きちんと保護者の皆様にもお伝えするべきでした。申し訳ありません。 ご迷惑をおかけして申し訳ありません。 今年の夏は学校の予定や他学年との調整をしながらのやり繰りなので、なにとぞご理解お願い申しあげます。 なお、７月25日（土曜日）は休みで、振替を7月26日（日曜日）に行います。 こちらは午後2時から5時20分です。

  2020.07.23

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• 思わぬ中間テストに…

  中間テストの範囲がとんでもないことになっています。県内では既に終わっているところも多いのですが、坂東市はめいっぱい引き延ばして7月28日。 学年や教科にもよりますが、進度そのものはきちんと授業が行われる年（例年）の７月末のところまで来ています。 夏休みに学校授業がありますので９月初めには例年を追い越してしまうでしょう。もしかしたら再休校の可能性まで考え、今のうちに進めるところまで進んでおこうということなのかもしれません。 ということで中間テストの範囲は例年の「中間＋期末＋期末後の7月内容＋前学年の3月内容」という過酷というか効果的というか…。 各科目200点分くらい作れそうで、なかなか異例の感じです。 あまりプレッシャーをかけてもいけないのですが、3年生で1年、2年の通知表が良かった人は頑張ってください。 万が一、学力検査で失敗してしまったときに「B群、内申点の上位者から２割」があなたを救います。 規定通りに合格者を選抜しているのだとすれば、この点に関しては茨城県の制度はよくできています。 3年間でオール5に近い生徒はやはり努力を評価して特別に拾ってあげたい。一方で（現実にはそんなことはないでしょうが）オール1で土浦一高を受けても全く不利を被らない。 他県の塾の先生の話を聞くかぎり、茨城県の入試制度は全国で最も優れていると思っています。問題はさておき。（一言多い）

  2020.07.21

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• 【重要　中3 時間　再訂正　7月21日】

  中3生のみなさま、たいへん申し訳ありません。 昨日のブログ及び夏期予定表で本日7月21日（火曜日）は6時半〜としておりましたが、まだ部活動のある人が多いようなので、これまで通り「7時30分から9時10分」とします。 これから、それぞれ、ご連絡しますが、連絡が取れない場合もあるかと思いますので宜しくお願いします。

  2020.07.21

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• 【中3 ご連絡】

  明日、7月21日の授業は午後6時30分から8時40分になります。 また23日は祝日ですが、こちらも午後6時30分から８時40分です。 以上、宜しくお願いいたします。

  2020.07.20

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  夏といえば…

  毎日微かな晴れ間さえ見えず、夜間は窓を開けておくとやや寒かったりします。 やはり夏といえばこのくらいはほしいところです↓。 昨年の8月初め塾前の地面。 ところで学校の夏休み。 近隣では早い時期に古河市立の学校がお盆しか休まないことを発表していましたので、てっきり坂東市もそうなのかと思いこみ、それに合わせて日程や学習内容を考えていました。 ところが思わぬ3週間の休みで3年生は、やや少なめとはいえ、ほぼ例年通りの時間数を確保しました。 学校に行って体育や音楽をやっているのと塾で受験対策をやっているのとどちらがよいのかはなんともいえません。 塾も今年の夏はエアコンをつけてサーキュレーターを回して窓も開けるというような環境になりますので超coolとは言えません。 ただ学校の先生方は休業期間中も業務をされていたわけですから、8月にコロナ対策に気をつけながら「授業をしつつ」、「三者面談をしつつ」、「部活指導もしつつ」というのは過酷なのではないかと思います。 この近隣は大学を出た場合の就職口として教員しかないので、それなりに人数を確保できているのでしょうが、全国的には「ブラック企業以上にブラック」と言われて教員の志望者というのはここのところ激減しています。 子どもたちと接するのが好きという善意に寄りかかるのも限界にきているように思います。 新型コロナもワクチンなんてそんなに簡単にできないと思う（完成しても承認されるのは時間がかかり、承認されても生産体制が整うのに時間がかかる）ので、結局、自然にウイルスが減衰するか否かにかかっており、もし自然に減衰しないのであれば、学校（というか私たちの社会）にかかっているプレッシャーは継続となってしまうのではないかと思います。 「今年一年のことだから頑張ってくれ」で済むかどうかは誰にもわかりません。 だとすれば先生方も身体的にも精神的にも長期戦に備える余裕が必要です。 休業後の学力を見てみると「3ヶ月休んでもあんまり変わんないじゃん。」どころか「休みがなかったら、ここまで伸びてたかな」という生徒もいます。 また授業再開後の進度はかなり速いのですが、生徒はけっこう対応しているので、今年は学習の進め方の見直しの良い機会だったのではないかとも思います。 前にも書きましたが途切れない連続授業の効果というのも感じています。 私は中等教育学校と一般の中学校の最も大きな違いといのは学習内容そのものよりも「授業を第一に考えるか」と「行事を第一に考えるか」の違いにあると思っていました。 無駄を省いてサクサク進めばむしろ学習効果は上がると思います。

  2020.07.18

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• 学校の進度も速い

  学校では中2生も中3生も数学は通常の年の7月のところまで来たように思います。 2年生だと毎年1学期の期末テスト（6月下旬）では事前に配布される出題範囲が「方程式の文章題まで」となっているものの、直前になって「終わってないクラスがあるから範囲を短縮します。」ということが多いので、今年、既に「方程式の文章題」まで来ているということは例年とさほど変わらない進度かと思います。 3年生も√（ルート）の計算が終わったようなので、こちらもほぼ例年通りではないでしょうか。 夏休みに授業があるので、もしかしたら、9月初めの進度は例年よりも先行してしまう可能性も少なくないかもしれません。 秋冬の再休校まで視野に入れているのかもしれません。 こういう言い方は問題がなくもないのですが、今年の授業進度の速さは、これまで「いかに行事が授業とぶつかって授業が停滞したか」ということの証左となっているかもしれませんね。 授業→授業→授業と授業が連続してできるとテンポもよく学習は思ったよりも速く進めます。 ふだんの年は行事の合間に授業があるようなものなので今年授業中心に学校日程を考え直してみたことは来年度の新指導要領における学習量の増加に備えるという点からも一つのいいきっかけになるのではないかと思います。 入試に向けて現在のところ進度に関してはあまり心配いらないのだろうと思います。あとは理解の「深度」がどれくらいなんだろうということになります。 ここは学校の先生方も今年のようなやり方はなにぶんはじめてのことなので「果たしてどんなもんなんだろう？」と期待と心配の両方といったところなのかもしれません。 私も当事者としては7月の全県模試、夏期学習、夏期学習後の模試とだんだんと結果を出していきたいとあれこれ作戦を考えつつ、入試アナリストとしては塾生以外についても今年の3年生の学力がいったいどんな仕上がりになるのかたいへんに興味深く見守っております。

  2020.07.07

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• 机を注文しました

  塾ではこれまで180センチメートルの長い机を2人で使っていました。（もともと3人がけのものなので狭くはありません。） 世間はディスタンスの時代へと移行（日本人は忘れっぽいのでどうかと思いますが）していますので、全部一人掛けの机にすることとし本日注文いたしました。 もともと当塾はそういう方針ではなかったのですが、学習塾も家賃の安い狭い箱にギシギシに生徒を詰め込んでという時代は終わりました。 ただ、現在、在宅勤務の影響で全国的に机の供給が著しく不足しており、入荷が７月中旬予定だそうです。 現在、全学年とも2クラスに分けて、同じ内容の授業を2回行っていますが、学校が通常に戻るのに合わせて、塾も通常授業に戻します。 来週6月6日（土曜日）までは、全学年、現行通りの時間で授業を行いますます。 6月8日（月曜日）の週からは本来の年度予定の通りの授業にします。 一人机が用意できるのと少し時間のズレができてしまいますが、「ディスタンス」や「サンミツ」には十分注意しますので、なにとぞ宜しくお願い申し上げます。 時間、曜日、学費については改めてご連絡いたします。

  2020.05.27

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  授業再開　中2

  中2生の授業を再開しました。 まずは数学から。 茨城県で圧倒的にシェアが高い大日本図書の教科書の中学2年数学は下の写真の通り、6章だてになっていまして、第1章（1学期中間テスト）、第2章（1学期期末テスト）、第3章（2学期中間テスト）、第4章（2学期期末テスト）、第5章（学年末テスト）、学年末テストは2月の20日前後に行われますから、残りの1ヶ月で第6章というのが標準的な進度かなと思います。 定期テストもその時期に学習した「第◯章のみ」というのと常に復習を心がけて「初めから第◯章まで」というのでは学力に大きな差がつくのですが、まあ進み具合の目安としては概ねそんなところです。 1学期中間テストは5月22日前後に行われるのではないかと思いますので、本日の2年生は仮に中間テストがあったとしたらということで、第1章の総合問題（100点分）をやってみました。 これまでの塾課題として漏れなく出していたところです。 出来具合はまずまずよかったと思います。まずまずというのは曖昧な表現ですが、やはり目前に迫った「テスト」という緊張感が必要な人もいるのかなと思います。女性陣？。 男性陣はT君、M君、E君などは全く休校の影響を感じさせず、ガチャガチャした日常に煩わされなかった分だけ学力はむしろ高まっているように感じました。 あと、今日塾に来てもらって突然に気づいたことなのですが、例年この時期は部活が質的時間的にきつくなり、日焼けで熱っぽい人も多いのですが、みなさん、その疲れがなく、体力的には学習に向かうに十分なように感じました。 今日の感じとしては「休校の影響はさほどない。学力を伸ばしている人は学校があるよりもむしろ順調という人も少なくないだろう。」ということです。 休業期間中に出していた学習指針がどの程度役に立ったかわからないのですが、「スタディ・ポート」そのものが休港状態で港をロックアウトしてしまったにもかかわらず、毎日必ず放ち続けた灯台の光が多少なりとも指針になっていたとすれば嬉しく思います。（自画自賛）。

  2020.05.18

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• 中2 訂正　I am here to meet Mr.Green.

  中2の補助プリント訂正。 一番最後のところ。 I am here to Mr.Green.でなくて 正しくは 「I am here to meet Mr.Green.」。 不定詞の学習だというのにその部分で単語を打ち込み間違えていて申し訳ありません。 そうそう、この自粛期間中、YouTubeで昔のライブ動画を見ているのですが、そのものずばり、「I'm here .」（ここにいるよ。）という曲があります。 小比類巻かほる。 ライブにも行きました。その日の天気や気温まで記憶が蘇ります。抱えていた希望も不安も。すべてが時とともに過ぎ去ってしまいましたが…。 彼女を知っている人は同世代ということになります。

  2020.05.16

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• 【ご連絡　全学年保護者の皆さまへ】

  本日、茨城県の発表があり、ひとまず規制業種から外れましたので、来週5月18日（月曜日）から塾の授業を再開します。 時間、曜日は5月17日（日曜日）12時までに改めて当ブログでお知らせします。 休塾期間中に入塾希望のご連絡をいただいた方には電話で持ち物などのご連絡をいたします。 学校も分散登校のようですし、塾も当面は春休み同様、時間は短く、3年生と2年生についてはクラスを分けたいと考えております。 特に学力別に分けているわけではありませんので時間の都合がつかない方はご連絡ください。 （中学3年生の保護者の皆さまへ） 学費の返金につきましては完了しましたのでご確認ください。なお、繰り越ししてくださった方は次回ご請求時に再計算のうえ、ご連絡いたします。 （中学2年生の保護者の皆さまへ） 5月分（3月末納入のうちの一部）につきましてはまだご返金が完了していません。誠に申し訳ありませんが、来週から授業を再開いたいたしますので、再計算させていただきたく存じます。 （中学1年生の保護者の皆さまへ） 春休み、強いやる気を感じられましたのに、ほんの少ししか授業ができず、申し訳ありませんでした。学校も塾も異例のスタートとなりましたが、じっくりと取り組んでいきたいと考えています。 以上、宜しくお願い申し上げます。

  2020.05.15

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• 連休　例年以上に勉強が崩れてしまう大ピンチ

  この1週間は例年以上に勉強が崩れてしまう大ピンチだと思います。 ちょっと休んでしまうとそのまま学力が奈落の底に沈んでいきます。 大きな分岐点です。 ダラダラしてしまってもかまいません。たいした量も求めません。 塾の学習指示は続きます。 必ず1日のうち一定時間は学習のための時間を取ってください。 目先の一歩、一歩の歩みを止めなかったその積み重ねはのちほど大きな山となります。

  2020.05.04

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• zoom実験

  今日は人に頼んで、zoomの実験を講師側、生徒側と役割を入れ替え、あれこれしてみました。 先行して実施している塾だと授業を行う側も受ける側も疲れてしまい、授業の主軸として利用するのにはそれほど有効ではないという結論に至ったところが多いようです。 しかし、自分の感想としては、私の塾くらいの規模で、かつ、これまでの3年生くらいの学力であれば、なかなかおもしろいツールだと思いました。 ただ直感的にはやはり学年（目的意識）と生徒の学力を選ぶようにも思います。 いずれにせよ、本格的に始めるならば、もう少し機器の準備が必要ですし、学費をどうするかといった問題や各ご家庭にズカズカと塾が入り込んでいっていいのかという問題もあります。他の手法も検討してみたいと思います。 さらに、あれこれツールを導入したとしても、それに加えて個別対応をする必要は当然出てきます。 当面は学習範囲の指示（数学、英語は新学年の内容を新学年のスケジュールで進みます）と個別の確認で対応していきたいと思います。 4月分の学費はお預かりしている方とそうでない方がいらっしゃいます。 5月分に振り替えができない場合には以前申し上げた通りご返金いたしたします。 5月7日の学校授業再開は現状では難しいのではないかと思います。 保護者世代である40代、30代の感染が増えていること、子どもであっても家族内では感染してしまうこと、教員にも感染者が出ていることなどを考えますと、現段階では疫学的利益と教育的利益はトレードオフ（どちらかを取ればもう一方は取れない）にならざるをえません。 「まあ、だいじだっぺえ。」「ある程度はしょうがあんめえ。」と開き直ってしまえば茨城県では簡単に医療崩壊が起きてしまいます。 この問題は現状ではどの道をとっても悲観的なのが現実で、無理に明るくなっても仕方ないので学生は目の前の学習内容を一つ一つ身につけていくしかありません。 （高校生の超上位者は学校の授業の有無は関係ないでしょうから、学校に縛られない分、もし来年、東大入試が行えるなら、むしろ県内からの東大合格者は増えそうにも思います。） 唯一のブレークスルーはワクチン（そう簡単にはできないし、できたとしても使えないはずですが、さきほど大阪大学の教授がいますぐ使えそうなものがもう開発できているとフジテレビで話していました）か特効薬（新型インフル用のアビガンの有効性が9割だとかNHKニュースで報道していましたが、これから子どもをつくる人には使えなさそうです）の開発のみだと思います。 来年の大学入試の実施もそれにかかっています。 2009年の新型インフルと今年のコロナは毒性が全然違うようですが、2009年の新型インフルの時に当地の中学校がどうだったかというと、5月に関西地区で発生→当地では全く流行らなかったが安全を考慮して修学旅行は延期→夏、初秋も全く流行らず→このまま終わるかと思われていた10月から大流行、岩井中では2学期の中間テストを受けられる人が少なく急遽延期になりました。ただ、あの時は「かかったらタミフル、かかったらタミフル」という感じで地域が不安に陥るようなことはありませんでした。 疫病の流行は1920年以来100年ぶり、全国的に学校が正常営業できないのは1945年以来75年ぶりなので戦中、戦後の混乱した教育現場を知っている教員の人がいるとしても当時の最若手でさえ現在は95歳は超えているでしょうから、そりゃ現在の教育行政の上の方の人たちだってどうしたらいいかわからないのは当然です。 なお東大入試は学園紛争により1969年に中止されたことがあり、この年、東大を目指していた多くの学生は意図せずして浪人を余儀なくされました。

  2020.04.20

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• 【ご連絡　保護者の皆様へ　電話をかけて進行状況を確認していきますのでご協力をお願いします】

  今回、出している課題指示は本来学校が動いていれば、授業でこのあたりをやっているだろうというところです。 3年生と2年生は数、英とも1学期内容は生活習慣さえ崩れなければ、むしろ、自学自習の方が進めますし、多くの問題に当れます。 人数が多いため、何日に何年生の誰さんとは 決められませんが、できるだけ生徒各自と話して、テキストの進み具合やわからないところを聞いてみたいと思います。 塾の電話だけでなく私の携帯の方からおかけする場合もあります。 なにとぞ保護者の皆様のご協力をお願い申し上げます。

  2020.04.15

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• 中3 高3 自習できる人は相当に進める

  狭い書斎にこもって学習指示用の教材に向き合っているとあっという間に時間が経ちます。テレビもスマホも見ることを忘れてしまいます。 みなさんも手指の消毒に気をつけて自分の勉強部屋にこもってさえしまえばこんなに勉強できる機会はありません。そもそも高校生になってさえ、自習室に行かないと勉強ができないという弱さはずっと疑問でした。 自宅では場所が確保できないという声も出そうですが、僕の友人で筑波の医学科に現役合格したヤツは弟と二段ベッドでの生活でした。（まあ他は国立医学部進学者もお金持ちが多かったですが。それにしても下妻一高から医学部に受からなくなってしまった。）僕自身も、もともとの6畳を3畳に仕切って勉強していました。 中学生も高校生もそれぞれ1年生は何をどう学習すればいいのかわからないところがあり、なかなか難しいと思いますが、2年生と3年生（特に高校3年生）は、学校の課題から解放されると勉強にはこんなに大きくて深い世界が広がっていたのかということに気づくはずです。 茨城県の進学校の高校生というのは現在の45歳過ぎくらいの人たちまでは「自学自習」が基本だったように思います。（異論はあるかもしれません。） 大井川知事の同級生である恩田陸さんが水戸一高を舞台に書いたベストセラー小説『夜のピクニック』を読んでもそんな感じを強く受けます。 僕の同級生なんかも国立の医学部に行くよう連中も帝大に行くような連中も、みんな、勝手気ままに勉強していました。 もちろん、早慶なんて言ってるやつは学校からは全く相手にされていませんでした。この点は今と同様なのですが、当時は今と違って温かく突き放されていました。相手にされていたらかえって受からないのでそれでよかったわけです。 学校は体育と弁当を食べるため、それと先生の雑談をきくために通っていたようなものです。それでも学校はとてもたいせつなものではありました。 大学も高校も来年の入試がどのような形式で行われるのかはわかりません。大学入学の外部試験騒動やそれから東京オリンピック延期の意思決定を見てもわかる通り、直前まで「現行通り」と言っておいてガラッと変わるのは「日本の体癖」なので仕方ありません。 大学入試なんて個別の大学が採りたい学生を独自試験で採ればいいだけだとずっと思っています。 入試科目だけがわかっていて、出題の内容も範囲も全く高校の学習内容が無視された大学入試の経験者としてはそう思ったりもします。 現在の茨城県の高校生、「何を学習するか」、「どう学習するか」そこを自分で考える力がめちゃくちゃ弱ってると思います。 全部、学校まかせ、言われたことを作業としてこなすだけ。だから、慌ただしいし、やっている感だけはある。 今回は「自力学習」の強さを見直す機会かもしれません。 かなり暴論かもしれませんが。。。

  2020.04.11

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• 【中3生　緊急　ご連絡】

  本日4月7日（火曜日）の授業は未定としておりましたが、1時間ほど実施します。 1組の人　午後6時から午後7時（1時間） 2組の人　午後７時30分から午後8時30分（1時間）となります。 授業は数学の素因数分解のところを簡単に説明します。 また、社会、理科のテキストをお渡しします。（さきほど版元から配送センターを昨日出した旨の連絡がありました。これが最も重要案件です。） 急な連絡になってしまい申しわけありません。宜しくお願いします。

  2020.04.07

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• 学ぶ権利　安心な環境があってこそ

  休校にすると「学ぶ権利」が侵害されると言われますが、「学ぶ権利」は生徒に安全で安心な環境が提供されていることが前提だと思います。 昨日までの東京、神奈川、埼玉、群馬の各県に加え、本日は日曜日ですが、千葉県、山梨県が休校延長を発表し、東京を囲む自治体は県立学校が休業延長となりました。 現在は率直にいって安心して学べる環境にあるとは思えません。 本日、つくば市の五十嵐市長が大井川知事に県立学校についても休校の直談判を行ったようですが、そののち、大井川知事が予定通り明日の始業を表明されました。（それぞれ五十嵐市長、大井川知事のTwitterによる。） どちらが正しいかなんてわかりませんが、これはもう行政権を握る人それぞれの何に重きを置くかの価値判断の問題なので、行動は保護者と生徒各自が判断されるしかないと私は考えます。（サッカーの本田圭佑氏もそう主張されており巨大なRetweet数になっています。） 私がそれぞれ中学と高校の2年生、3年生の保護者だったら学校を休ませます。（欠席日数は全く気にしません。）さすがに1年生だとその学校への初登校なわけですから、ここは悩みます。まあ入学式には行かせます。 どうみても、教室は1クラス40人で給食もありますから、政府が回避を指示する「三密」揃い踏みの状態なのは否定しようがありません。 私は学校がクラスターとなっていない原因の一つは3月の休業にあると思っています。そのあと春休みに入って部活動も制限されていましたので、あちこち出歩いているとか言われてはいても「密閉、密集、密接」からは完全に遠ざけられていたわけです。 3月に授業をやっていても生徒→生徒はそれほどではなかったかもしれませんが、生徒→生徒→ウイルス持ち帰り→大人は発生したのではないかと思います。 塾も再開して以来、神経質なくらい、安全には気を配ってきました。学校と同じ机間だと15人入れるところを最大6人に限ってきました。（本来1回の授業を毎日２回しました。授業間には念入りに消毒しました。） 感染者がさほど多くない群馬県は見方によれば狡い方法だなとは思うのですが、一か月くらいの様子見をするのが最も賢いと思います。 このウイルスは感染力そのものが強力なわりに感染者が必ずしも発症するわけではなく、感染してから発症するまでの時間が長いということが特徴です。 また指定感染症ですから志村けんさんの例をみるまでもなく罹患すると一般の病気と同様の対応がされません。 生徒のみならず、生徒の保護者、祖父母、曽祖父母（坂東市にはここまでの家族構成の人がけっして少なくない）、また妊婦さんや持病のある方など生徒を囲む社会の人々全体への注意が必要です。 さらに茨城県は北海道を除けば全国トップクラスの農業生産額を持つ県でもあり、県南部、県西部には食品加工の工場も数多く存在します。これらは医療機関と同様に重要な社会インフラです。 またまた差し出がましいですが市長や教育長にはそこまで考えていただきたかったと思います。古河市、境町、野田市、守谷市、周辺自治体は休校措置をとっています。念のため、お断りしておきますが、私はいかなる政治的立場にも会派にも属しておりません。 塾についての方針は明日の夜（明後日の朝）にお伝えします。いろいろ迷っておりましたが、岩井中学校のホームページの「準備が整いました」の写真を見てすぐに決心がつきました。 いずれにしても新学年の学習は春休みと違い復習ではありませんので、生徒自身が理解でき、新しい問題に取り組んでいけるように考えたいと思います。 今回の問題のゴールは、ずっと先で治療薬かワクチンの開発ということになるのだと思いますが、現在の生徒が将来立つ社会は意図していなかったにせよ、新しいパラダイム（物の見方や捉え方）に基づくものになるはずです。 歴史はこのような機会ごとに更新されてきており、いまの若い人たちがその担い手になれるとするならば、暗い世相の中でも楽しみもあります。

  2020.04.05

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• ほんとにできますか？

  現在、塾では、1つの学年を2クラスに分けて、最大でも6人、生徒と生徒の間隔は2メートル取り隣り合わないように、また前とも重ならないようにして授業をしています。もちろん、生徒と私との距離も広くとっています。 換気→備品の消毒→手洗い指導→授業→換気→消毒→手洗い指導→授業→換気→消毒。 手袋をしてはいるのですが、消毒液のせいか、手の皮はボロボロです。 まあ、それはいいとして、何が一番辛いかというと生徒に近づかないようにするために、塾の特徴である机間巡回と生徒の手元を見ての個別の指導ができないことです。 さきほど学校再開を決定したある県の教育委員会が出した文書を見ておりましたら、現場の教員向けに「学校が爆発的感染のもとになるかもしれないという強い緊張感を持ち続けろ。」「政府が指導する密閉、密着、密接を避けることを絶対に守れ。」ということが書かれてありました。 これを私は実践してみているわけです。 1日3時間程度でもなかなかたいへんです。 でも、現在よりはまだ状況がかなり良く、政府もそれほど強い方針を打ち出していないときでも、あれだけものものしい状況の中で卒業式を行ったわけですから、そのこととの整合性を取るならば、これから、各担任は1日6時間授業+部活指導を行った他に、生徒40人分の机と椅子をきちんと消毒して、トイレ清掃をして、階段の手すりを全部消毒して、バスケットやハンドボールのボールは1つ1つ念入りにアルコールで拭いてということが求められます。 もし、学校から感染者が出たら・・その時の現場のたいへんさまで想定に入っていますか。 言うは易く（命令は易く）、実践は難しです。 茨城県ということにかぎらず、今回の騒動で不思議だなと思うのは生徒や保護者とは関係のないところで首長の主観や政治的立場で決定がなされたうえにおかしな捻れを生んでいるところです。 たとえば群馬県は山本知事が県立学校については5月連休明けまでの全校休校を打ち出しているにもかかわらず、高崎市のように「マスクのない生徒には学校で手作りマスクを用意したから登校しろ。」という地域もあれば、茨城県のように県立学校は登校の一方で各自治体が独自に休校延長をしているところもあります。 この近辺では境町、守谷市、つくば市、つくばみらい市、筑西市は予定期間に差はありますが当面のところ再開見送りです。境町は西南医療センターがあるので危機感がいっそう身近なのかもしれません。 坂東市は生徒が「ああ、明日、部活だ。」といっておりましたので、来週から授業＋部活のフル稼働になるものと思われます。 塾運営者としての立場を離れていえば、私の意見はつくば市の五十嵐市長が出された声明文と完全に一致しております。 興味のある方は五十嵐氏のTwitterアカウントで読んでみてください。 一部、引用させていただきます。 「一時期の学びの遅れは取り戻せますが命を取り戻すことはできません。そして感染拡大を防ぐことで海外で起きているような感染爆発からの医療崩壊を防ぎ、大人の命を守るための判断でもあります。」（引用、以上） 社会を考え、日本を考え、世界を考えることが必要です。それは自分のためでもあります。 どのくらい時間がかかるのかはわかりませんが、「三密を避ける」などという本来は生徒の成長発達を妨げるようなおかしなスローガンを叫ばなくても済むようになってからでも学習は良いようにも思います。だって「コミュニケーション能力」を第一義にするのがこれからの教育だったはずなのに、命令が「徹底的にコミュニケーションを避けろ。」なわけですから生徒も戸惑います。 世界の状況をみていると突如として第三次世界大戦が起こってしまったような感じです。まさか国家間の戦いでなくとは予想だにしませんでしたので、まだ頭がついていきません。

  2020.04.04

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• 塾生　中1生のみなさまへ

  今年の1年生はとても楽しみに思います。 小学生クラスがないにもかかわらず、ほぼ満席でスタートできました。 今後の授業は社会状況や教育委員会の判断を見て無理をしないつもりです。 他の塾は知りませんが、私は市の教育委員会の意向や方針を無視することはしませんので宜しくお願いいたします。 学校開始が遅れたりすれば焦る気持ちも生じるかと思いますが、高校入試までは長いですし、本人たちの人生はもっとずっと長いです。 まずはご本人とご家族の健康、安全が最優先に思います。 本日の第1回目の授業は算数の復習として、少数、分数の加減乗除、倍数や約数、統計（最頻値、中央値、平均値）、場合の数をやってみした。 良いスタートです。最頻値なんて今年の県立高校入試そのままです。場合の数は小学校も中学校（中2の3学期で学習）も変わりません。 今年の県立入試をご覧になればわかりますが、たいせつなのは無理な先取りよりも「考え方」です。 考える力を養っていきたいと思います。 私は中3生に対しては模試でも全員の5教科の答案の1問、１問全部見ています。 今年の入試では英作文を筆頭に記述が大幅に増加しました。 その1問１問の指導が可能な人数に生徒数をかぎります。長い時間をかけて頑張っていきたいと思います。

  2020.03.30

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• 3年生　新学年　可能な範囲で

  3年生は3年生範囲の学習に入りました。 時間は70分と短いですが1日1教科なので高校の課外くらいでしょうか。 もともとは学習習慣の維持程度に考えていたのですが、私もできるだけ効率的に説明することを心がけていますし、けっこう、さくさくと進みます。 今年は学校でもこの先どのくらい学習が行われるかわかわかりません。東京もロックダウンの可能性が小さくありませんし、入試範囲の減縮のような事態も想定しています。 能力確認だけなら全範囲終わっていなくても十分に試せます。今年の県立入試の数学も1年生、2年生のところが多かったですし。 あれに今年は出ていない（2年生範囲の）1次関数と図形の融合や平行四辺形、三角形を組み合わせれば十分。 なんとか2次方程式と2次関数まではいきたいですが。。。少しでも余裕を持てればと思います。 「人を出し抜く」というよう阿漕なことは考えていません。そういう人は結局のところ落ちます。 できることを少しずつ確実にやっていきましょう。

  2020.03.28

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  検温のお願い

  もし学校が始まれれば必ず毎朝の検温が求められるはずです。 面倒くさいですが長期にわたりそうなるでしょう。 ですから、習慣づけとして登塾前に検温するようにしてください。 宜しくお願いします。 ただいまの私の体温。 3本ある体温計のうち、なぜか一番高く出るオムロンの瞬間計測計。 他の2本はめったに36度を超えません。 以前にも書きましたが37.5分でなく37度なら授業をしません（私の場合、それくらいある時はやはり体調がよくない）ので宜しくお願いいたします。

  2020.03.27

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• 【塾生　ご連絡　重要】

  週末に生徒、保護者のみなさんには個別にご連絡しますが先行してブログにて春休みの予定をご連絡します。 4月の新学期開始からは中学校の様子を見て改めて決めます。（年度末も市内中学校は瞬間的な登校ですし、非常に慎重なようです。塾も出来るだけ学校の意向に沿うようにします。4月に学校授業や部活が普通に行われる場合には塾も通常に戻ります。） 休校に入ったときの連絡プリントとは変わっていますのでご注意ください。 来週、3月23日の週から授業を再開します。 なお、予め、3月中の欠席・待機のご連絡を頂いている方は休塾してください。その間の学費は生じません。（年間教材費だけは教材会社から鬼のような請求が来るのでなにとぞ納入をお願いいたします。）新学期が始まるまでは前学年の確認になりますので新学年の内容には入りません。 まず塾としてもできるかぎりの安全態勢をとりますので生徒のみなさんも約束事を必ず守ってください。 1.授業前に私は検温いたします。37.0度以上あるときは授業を中止しますのでご了承ください。 2.授業前、授業と授業の間に机や取手を全て次亜塩素酸ナトリウムで清掃します。 3.私はマスクをします。 4.常時換気扇は回っていますが、授業と授業の間は30分間全ての窓を開けて換気します。 （生徒のみなさんへのお願い） 1.今回の出来事を他人事だととらえないでください。 2.面倒でも登塾前に必ず検温してください。37.5度以上ある場合は登塾は控えてください。また、熱がない場合でも咳が出る場合、体調がよくない場合も同様にお願いします。 ご家族に同様の症状の方がいらっしゃる場合も恐れ入りますが登塾を控えてください。 3.（可能なかぎり）必ずマスクをしてください。マスクが不足のようで、おかしな日本語になってしまいますが宜しくお願いします、 4.各自でハンカチ、タオルを忘れずに持ってきてください。ハンドソープで手洗いをしてから授業を始めます。水栓の開閉は私が行います。 授業について 春休み期間中は新3年生と新2年生は、1組、2組の2クラスに分けます。新1年生は全員一緒になります。どの学年も席は生徒どうしが隣り合わない距離を取ります。授業時間は短縮になります。 学習内容は3年生と2年生は春の課題に関しての確認テストです。1年生は中学校の学習の準備になります。 新3年生と新2年生の3月の学費は6,000円です。４月分の学費を減額して調整します。年度はじめの年間教材費は発生しますのでよろしくお願いします。詳しくは書面にてご連絡いたします。 新学期開始以降につきましては学校の具合をみて改めて決定します。 新3年生1の組の人 名前（姓）の初めの文字がこ、さ、そ、ま、　　の人。 新3年生の2組の人 名前（姓）の初めの文字がい、く、た、は、も、やの1人。 新2年生の1組の人 名前（姓）の初めの文字がそ、ま、と、は、か（女性）の人。 新2年生の2組の人 名前（姓）の初めの文字があ、い、え、か（男性）の人。 新3年、新2年の学年1組の人 18:00〜19:10 新3年、新2年の学年2組の人 19:40〜20:50 新1年生 19:00〜20:10 （時間を短縮して行います。） 3月23日（月）　2年生 3月24日（火）　3年生 3月25日（水）　2年生 3月26日（木）　3年生 3月27日（金）　2年生 3月28日（土） 14:00〜15:10 3年1組 15:40〜16:50 2年1組 17:50〜19:00 3年2組 19:30〜20:40 2年2組 3月30日（月）　19:30〜20:40 1年生 3月31日（火）　3年生 ４月1日以降の日程は登塾日に改めてご連します。 なお、どうしても都合のつかない方はご連絡ください。また不明な点もお問い合わせください。 追記）さきほど茨城県の方から23日からの学校活動の再開が発表されました。学校から連絡があると思います。 個人的には部活動も校内に関しては問題ないと思います。遠征は疑問です。春休みですし、「たいしたことねえべ。」と考える若い先生なんかはやりたくなってしまうところでしょうが。。 専門家会議の会見で大きく報道されたのは尾身会長の「さてー」という煮え切らないコメントばかりでしたが、会見の全てを見ると隣に座っていた北大の西浦先生は何度も「個人的な意見として」、「私個人としては」と断りながら恐怖に引きつった顔で懸命に引き続き厳重な警戒を繰り返し訴えておられました。みなさんも、あまり安心せずに気をつけてください。

  2020.03.20

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