カテゴリ:中3生への伝達事項
◆本日の中3クラス。 途中で強制帰宅させた者が4名(のべ5名。一人は2度帰宅)でした。 都立入試の過去問を持ってきていない子がいたので2名帰宅。一体何をしに塾に来たのでしょうか。 その後、携帯を鳴らした生徒を途中帰宅させました。もう来なくていいです。(携帯電話がかわいそうなことになってました) 最後に英語のテキストを忘れた2名を帰宅させました。(先ほど都立過去問を取りに帰った生徒が、すぐに帰宅という悲しい状態)
一人の子は、今日は移動していただけの一日でした。
ちなみに4名のうち3名は、偏差値的にも内申的にも大変苦労しています。 やはり、結果には必ず原因があるのです。
この時期に本当に情けないですね。 教室の雰囲気も悪くなるので、以後「きちんと」出来ないのなら来ないでください。
◆それ以外の中3へ。 本日、理科の抜き打ちテストをしました。 皆さんに配っているテキストからの出題です。 みなさん曰く「もう大丈夫です。きちんとやりました」と言っていたテキストです。
しかし、結果は惨憺たるもの。 解説集にも大変重要な知識が書いてあるにもかかわらず、 クラスの誰一人読んでいないという有様。 さすがに驚きました。 「正解した問題も含め、解説もきちんと読みなさい」 と何度も言ってきたのですが、 (まあ、国語力のない皆さんに「読みなさい」と命じた私が一番アホなのですが) 誰一人読んでいない。 本当に困ったものです。
それどころか、そもそも同じ問題なのに解けない・・・
・・・さて、中3生諸君。 私は先日の授業で 「きちんとやろう!」 と言いました。
「非常に抽象的な言い方なんだけれど、最後まできちんとやろう! もし受験に落ちたとき・・・いや君たちは不合格になる可能性が大変高い。だから、これから話す話は空想の世界ではなくて、ある程度現実的な話として聞いてほしい。
・もし、君たちが受験に落ちたとき、不合格発表のその場で、 俺はきちんとやりきった と言えますか。
・中には志望校の過去問を購入していない人が数名いました。(各高校のHPからダウンロードした解説の付いていない問題や、説明会で貰ってきたおまけ程度の過去問で済まそうとしていた人が数名いました。) その人達は、受験に落ちたときに 俺は(私は)悔いが残らないほど頑張った。やるべきことは全てやった! と言い切れますか。 志望校の過去問くらいは買いましょう。相手の高校に失礼です。
・理科の解説を読んでいない子がいました。というより、全員読んでいませんでした。 もし、入試本番で、そのグラフの書き方で不合格になったとしたら、 俺はやりきった と言い切れますか。 解説も読んでおけば良かったな・・・ と後悔するのではないですか? (そもそも、きちんとやっていない子は、解説に重要なことが書いてあったという事実にすら気づかないのですが・・・)
きちんとやる というのは大変抽象的な言い方だけれども でも、あえて言います。 きちんとやりなさい。
正しいやり方で、精一杯、適当ではなく、きちんとやりました!
と胸を張れる状態で、入試会場に乗り込めるようにしなさい。」
そんな話をしました。 しかし、誰一人理解できていなかったようです。
最後にもう一度言う。 きちんとやりなさい。 胸を張れるように。 誇りを持てるように。 きちんとやりなさい!
いい加減な気持ちやめんどくさい気持ちが頭をよぎったら、すぐにそれを振り払って きちんとやろう。
今きちんとやれない人間は、将来もいろいろなことにきちんと取り組むことが出来ない。 反対に、今きちんとやることを覚えたら、それが段々自分自身を形作っていきます。
花の種は花にしかなれませんが、人間は努力次第で「なりたい自分」になれます。 しかし、今のままでは皆さんは「適当にいい加減にやる人」になりそうです。 適当で受かるような受験ではありません。 その適当さが今の内申点や偏差値を生み出してきたのです。
今からでもきちんとやりなさい。
◆英作文について 帰宅させた子以外の英作文添削を終えました。 やはり普段から提出している子は上手です。 一方、課題提出の少ない子はひどい状態です。 自校作成校で最も得点しやすい科目が英語。中でも最も得点しやすいのが英作文。 この英作文でここまでひどい状態だと合格は望めません。 単純に練習不足です。 サボってきたつけが回ってきただけです。 言われたことを言われた時に提出しないからこうなります。
みなさんは、ファストでもなければ、アーリーでもありません。(速くもないし、早くもない) スローかつレイトです。(スピード的にも時間的にもノロマ)
とにかく、スピードを意識すること。 スローについては自覚できる人が比較的多いのですが、レイトについては自覚できない人が多いようです。 言われたことはすぐにやる。 それが「出来る人」の条件です。
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最終更新日
2014年12月22日 04時26分26秒
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