進学塾キャラベル 西東京市　都立自校作成・難関私立高校受験

＜本日の授業＞

（１）確認テスト【英・数】

◆英語は１名を除き満点でした。

通常、当塾の確認テストは、授業で説明した内容について実施しています。復習内容というわけです。

しかし、今回は普段とは少々変えて、本日授業で行う予定の「名詞」について、予め基本事項を覚えてきてもらいました。授業で解説しているわけではありませんから、理屈を分かっていない状態で自宅で丸暗記させてきたというわけです。

その理由は、予め基本事項を頭に叩き込んでおくと、授業内容が理解しやすくなることを実感してもらいたかったからです。

◆数学のテストはイマイチの子が多かったです。初見問題ではなく同一問題ですから、満点を取ってもらいたいところです。

ただ、普段確認テストの結果が良くない子達が今回は満点を取っていました。自宅で随分と勉強してきたのでしょう。素晴らしいです。

（２）数学：一次関数「変域問題」

◆上記の確認テストの結果を踏まえ、本日の授業は急遽予定を変更しました。これ以上進めても消化不良になるだけだと考え、新しい単元には進みませんでした。

◆各自、確認テストの直しを行い、その後前回の復習へと入りました。

その結果、ほとんど全員が入試問題のページまで解き終えました。しかも、きちんと正解できていたようです。授業は進みませんでしたが、その代わり、変域とグラフに関しては各自かなり深いレベルまで理解できたのではないでしょうか。

※ただし、本当なら自宅学習で入試問題のページまでやってきてほしいところです。やってきた子が１名しかいませんでした。

◆この単元は、都立自校作成（グループ作成）を受験する子は正確に解けなければなりません。

（３）英語：名詞

予め丸暗記してきてもらった知識に「理由付け」を行いました。理屈を付けると記憶がさらに定着します。

都立高校では文法問題が出題されません。しかし、今回のような単元をきちんと理解できていないと、都立入試の英作文問題で失点が増えます。とくに、進学重点校ではなかなか厳しい採点基準を設けているところも多いです。（日比谷、西、国立、国際高校など）

＜自宅学習の指示～以下の順番で～＞

（１）次のブログは昨年の中２クラス向けに書いたものです。→クリック

印刷するなどして、本日の授業の復習として利用してください。

（２）定期試験勉強

人によって目標は異なりますが、都立自校作成校を目指している人は全教科９０点以上を目指すこと。

＜今日の話～定期試験勉強の心得～＞

◆やる前から「出来ない」と思い込まないこと。そのためには、まず自分自身の潜在能力と価値を信じ、誇りを持って試験勉強に臨むこと。

◆具体的には「成功しているイメージ」（例えば「テストの答案が返却された時に１００点という数字が書いてあるイメージ」や「試験中、やったことのある問題ばかりが出題されてスラスラ解いているイメージ」）を思い浮かべます。そして、実際にそうなれるような努力をしているのか（果たして今の勉強量で、そのイメージを達成できるのか）を常々考えながら勉強してください。

◆もちろん、イメージトレーニングや精神論だけではいけません。たまにイメージトレーニングばかりやっている人がいますが、それはイメージトレーニングではなく「妄想」です。（←顔がニヤニヤしているだけ）

結果を出すためには、「前回失敗した原因」もきちんと考え、行動せねばなりません。

例

・プリントや資料集で覚えていないところがあった。（「出ないだろう」と勝手に自己判断してしまった）

・途中で覚えるのを諦めてしまった。

・記述問題で失点してしまった。（教科書の読み込みが足りなかった。教科書のどの部分に線を引けば良いのか分かっていなかった。記述問題が解けるような勉強法になっていなかった。）

・勉強時間が足りなかった。

・理解しないで暗記していたために、初見問題に対応出来なかった。

・部屋の中に余計な遊び道具がたくさんあった。

そして、それらを改善し、普段の定期試験勉強に変更を加えてください。

◆塾での確認テスト結果を見ていると、記憶力は少しずつ上がってきているようです。学校の試験勉強も、塾の確認テスト勉強と同じです。試験範囲を小さな範囲に分け、自分でテストを繰り返してみてください。

◆勉強法や計画表の相談がある人は遠慮なく。