カテゴリ:家族
今日、うちの息子(なお)がちょっとした冒険をしました。
ちょっとのんびり屋さんの彼は、せっかちなお母さんにいつもいつもしかられてばかり。 今日も朝からぐずぐずしていました。 お母さんはとうとう堪忍袋の緒が切れて、「そんな子は出て行きなさい」とつい叫んでしまいました。 出て行けといわれて、素直に家を出て行くことしかできなかったなお君は最初に友達の家に行ってみました。 ぴんぽーん 呼び鈴を鳴らしても友達は出てきません。 途方に暮れたなお君は「そうだ!優しいおばあちゃんのうちに行こう」と考えました。 おばあちゃんのうちはここから一本道です。途中寄り道さえしなければ迷うはずはありません。 でも、すこし遠かったのです。 さらに、交通量の激しい国道を横切らなければいけません。 そして、その次には途中に峠があります。 果たしてなお君はおばあちゃんの家にたどり着けるのでしょうか? 2時間後、なお君はおばあちゃんのうちにいました。 無事たどり着くことができたのです。 いつもだとお父さんの車で15分ぐらいかけて遊びに行くのですが、今日は自分の足で歩いてきました。 ウォーキング大会やウォークラリーで鍛えてます。 友達と遊ぶときも自転車に乗れないから、いつも走って移動です。 だから足には自信があります。 まだまだ歩けそうです。 そのころなお君の家では、お母さんが心配で胸がつぶれそうになっていました。 そこへおばあちゃんからの電話です。「なお君が一人であそびにきたよー」 ほっと胸をなで下ろすお母さん。 黙っていなくなって心配をかけたことよりも、無事おばあちゃんの家にたどり着いたこと、そして一人でそれをやり遂げたことがとてもうれしく思いました。 家に帰るなり、カミさんから息子の大冒険を聞いて、びっくりするやら、うれしいやら。 最近は物騒なことが多くて、近所でも安心できない世の中になりました。 そんな中での息子の「プチ家出」 肝が冷えました。(^_^; でも、息子には「よくやった!」と思わずいってしまいました。(^_^; 私も子供の頃は一人であちらこちらにいって親を心配させたくちですから。 でも、夏の暑い日差しのなか、母親からしかられてとぼとぼとカミさんの実家に向けて歩く様を思い浮かべるとちょっと・・・ でも本人はあっけらかんとしたものです。 なんか、親が知らない間に子供は成長してますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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