今日は飯守さんとの練習でした。来月4日に兵庫県の生野町での演奏会、またもや全部モーツアルトプログラム!今回はコンチェルト、交響曲40番をします。コンチェルトは我が団員が3人登場しての演奏で来月のコニュニティーコンサートの演奏内容とほぼ似ているものです。フルート、オーボエ、ホルンの名手が演奏します。全楽章ではなくて1楽章のみの演奏です。
練習が始まってちょっとしたらホルンの方が来て、「フルートとオーボエ協奏曲の楽譜がinFなので違う調がありませんか?」ときた。う~~~ん、確かなかったはず。そうなのです、ホルンの方はモーツアルトのときはin Fでは吹きにくいので変えて欲しいとよく来られます。「違う版でもいいんです。」とまで言ってられました。へ~~~そしたら今日はベーレンライター使っているけどブライトコップで探してみようと探したところフルート協奏曲は発見したもののオーボエ協奏曲はない!よ~~~し、そしたらフルート協奏曲第2番を出してしまえ!ってことを決めて出してみました。というのもこのフルート協奏曲第2番とオーボエ協奏曲というのは同じ曲(K.314)で調が違うだけなのです。オーボエ協奏曲のほうが2度高く書かれています。ということでそのホルンパートをコピーしてin Dで書かれているのをin Cで吹けば問題なし。これで問題解決!なんのことかさっぱりわからない人もいるので(DやらCやらなんやねん!)ホルンというのはその調が書いてあればその調で演奏していくのです。だからト音記号の横にはシャープやフラットは楽譜には見られません。そのかわりin Bとか書いてあることもあります。楽器の特性ということですね。パートからも「よく考えましたね!」との言葉でした。ほんとによく気がついた。明日はバレエの練習がんばるぞー!
この熊さんマークが目印のベーレンライター版