今日は三田にて演奏会でした。指揮は藤岡幸夫さん、そしてピアノニスとの中野慶理さんがお越しくださいました。演奏はショパンのピアノ協奏曲第2番でした。それとホールで教えてもらいましたがこのピアノがとってもオールドのNYスタンウエィー(ピアノブランド)であるということを教えてもらいました。85年ほど前の楽器でこのスタンウエィー社の誇らしき時代のものということでした。シンフォニーホール、うちの練習場もですが勿論のことながらフルコンサート用のスタンウエィーのピアノがおいてあります。しかしながらよく耳にするのはほとんどがハンブルグ工場で作られたもの。そしてブルーノートなどではこのNYスタンウエィーがおかれています。かなり音色が違いジャズ系だとやっぱりNYモデルが素敵です。この産地が違うとかなり音色が違うのです。今日の楽器はNYモデルだけれどもかなりハンブルグモデルとの中間地点って感じのものです。丁度ハーフって感じですね。私、個人的にはショパンだとハンブルグモデルのほうが耳につきやすい音です。かなりイメージが違って聞こえるのがとても面白いです。その他の曲はアンダーソン、リストという曲で耳馴染みの曲を演奏しました。帰りには藤岡さんと電車が同じになり大阪に向かいました。写真は一緒に大阪に向かったizumiさんがとってくれたサイン会の藤岡さんです。izumiさん、またもや興奮気味で思い出に残った演奏会となったと思いますね。