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カテゴリ:薬草
(^◇^ ;) ほぇ~
大雨だ~。 いつまで、降るかなぁ? 気象庁の予報では、そろそろ やんでも良いと思うんだけど。 と、思っていたら ヽ(^_^;))((^。^;)ノナントー 小雨になってきました。 このくらいの雨が続くのは良いけど、 大雨じゃ、外出は面倒くさいよねぇ。 それは、それで 今日は南天を。 ![]() ![]() 「季節の花 300」 http://www.hana300.com 古くから各家庭の庭で栽培されていて、品種も多い南天。 日本に野生するものは、昔 中国から薬用、観賞用として伝えられ、 栽培されているうちに 種子が各地に散布されたのでは? と、いわれています。 鳥が、南天の実を食べて種子を運んだものが 芽を出したようです。 ![]() 南天の名前は、中国名の「南天竹(なんてんちく)」の、 南天をそのまま音読みにしたものです。 これは、「難転(なんてん)」、「成天(なるてん)」の意味になって とても縁起の良い植物として用いられています。 また、南天は不浄を清めるということで、 お手洗いの外に植えてあったりします。 今は、どうなんでしょうね? それから、料理の飾りに南天の葉をあしらったり、 ナンテンの箸というのも食あたりを防いで、 ![]() 長寿を祈願するということで好まれているようです。 料理の上に南天の葉を置くのは、毒消しの意味もあります。 さて、薬用として使うのは 完熟した実。 よく乾燥させたものを生薬で「南天実(なんてんじつ)」と言い、 百日ぜきやぜんそくなどの咳止めに効果があるそうです。 ![]() ![]() この南天実は、視力の回復にも良く効くと言われています。 葉は生薬名を「南天竹葉(なんてんちくよう)」と言います。 これは、解毒薬として用いられています。 とくに魚の中毒のときに効果的だと。 ハチに刺されたとき、生の葉をよくもんで、 その汁をつけると痛み止めになり、 また 乗り物酔いには生の葉を噛むとよいといわれています。 ![]() 茎は咳止めや、強壮剤に、 根は頭痛、黄疸、リューマチ、疲労筋肉痛などの痛み止めに お茶の葉代わりに、南天の果実や葉を刻んだものを使うと せき、中風、疲労回復、強壮に効果有り。 のどの痛みや腫れている時には、 果実を生のまま飲みくだすと効果があるとのことですよ。 いろんな効用がある割りに、薬としては使われてない南天。 なんか、不思議な気がします。 ![]() 『百日ぜき=子供の病気で、 法律で予防接種をするように決められています。』 『ぜんそく=アレルギーの原因となる物質が、患者の体内に入り、 気管支粘膜の炎症や気管支のけいれんを起こして、 そのために呼吸器が狭くなって呼吸困難を訴える症状』 『黄疸=肝臓が侵されたときに胆汁色素が多量に血液中に現れる。 皮膚や粘膜、白目などが黄色に染まり、胃の具合が悪く、 食欲が減退、発熱を伴うなどの症状があらわれる状態。 ひとつの症状をいうのであって病名ではありません。』 『リューマチ=手の指や肘、膝などがこわばり、動きが鈍くなったりして 痛み出し、関節がはれてきます。 しだいに関節が変形して固まり、 最終的には動かなくなってしまいます。 』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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