「学ぶ」ことにかけるお金
というわけで、自費出版の形とはいえ初の著書を世に出したわけですが。 ↓↓また宣伝↓↓ 大学留学を成功させる英文レポート作成のコツ本自体の内容もさることながら、ネットビジネスという分野について、ここ数ヶ月でかなり勉強させてもらいました。その中で目新しいコンセプトだったのが。情報はいくらで売るべきか。というもの。上の本も、参考書、といえばそうだし、「英文レポート作成のノウハウ情報集」ともよべる。私の場合、本の内容を考える一方で、これをどういう形で売るか、についていろいろ調べてみた。特に迷ったのは値段。一般に売られている参考書は2000円ばかりで買えるよね。この本は、アメリカのサイトから集めた情報に加えて自分の体験を通して身につけた、どこにも書かれていない「ワザ」を含めたから、巷の参考書以上の価値はあると断言できる。で、他のノウハウ系電子書籍ってどんな相場かなーと思っていろいろみてみると。…みんな1万円以上。な、なんで??そんなにすごい内容なわけ??似た分野の本が5,6冊買えちゃうじゃん?ページ数200ページ??(普通、電子書籍の1ページって字数少ないです)どんな情報があるわけ??と、びっくりしつつもしこれが相場で、この値段で私の本を買ってくれる人がいたら○人で元とって…などと、とっさに計算もしてみましたが。やっぱりおかしい。で、何でそんなに高いんだ??と、そんなに高いのにどうしてみんな買うんだ??という疑問点を数人の情報起業家の人にぶつけてみたところそれだけの投資をすれば、それだけ熱心に勉強するから、結局は得することになる。というような考えを、誰もが持っていることを発見。私のEブックを1万円で市場に出したとする。そうすると、買ってくれる人って言うのは、1万円払ってでも英文レポートが書けるようになりたいって思う人に絞られる。で、購入したあとは、一万円分の利益(学校の成績とか、就職とかだよね)を得ようと10回くらい必死に書かれたことを読み、例を実践し、自分の力をつける努力をする。同じ内容を500円で買うと、さっと読んで終わりで、身につかない。だったら、値段を高くして、「内容の消化を義務付ける」のだ、とまあ、そんなセオリーなわけだ。情報起業系の本だと分かりやすいね。2万でノウハウ集を買ったら、そのノウハウで2万以上稼がないと損だから、そこにかかれたことを実践するモチベーションがでてくる、という感じ。ふーん、理屈は分かるし、面白いけど。裏を見れば、E書籍の自己出版という業種自体、まだ新しくて、書き手が好きな理由と値段をつけてもみんなが買ってくれるっていう時期なんだ、と言えなくもない。買い手がその値段で満足すればまあ、いいかな、と。そのうち競争が激しくなると、この手の書籍も値が落ちるのかもね。普通の勉強に関しても、この理屈が当てはまらないこともない。「安く留学」「お金を使わない勉強方法」なんて、私も学生時代は大好きだったけど、結局親に高い金払わせて留学させてもらったっていう後ろめたさがあったからいい成果を出そうとがんばったのも真実。自費留学だったら、もっとがんばっただろう。「安い留学」だと、結局大学自体の質も、自分自身のやる気も落ちてしまうのかな。英会話教えてた時も、自分でバイトして月謝払ってる学生さんのが、会社から派遣されてやらされてた社会人よりずっと伸びてたしな。絶対的な金額じゃなくて、自分の持ってる資産の中で、どれだけ「痛い出資」ができるか、ということだろうか。金持ちの息子は、どんなに高い私立学校行っても遊んでるだろうし、本当にお金のない人は、古本屋で買った数冊の本から多くのことを学べる。自分が売る側に立つと、やっぱり多くの人の目に触れたいと思うし、最初から学生さんたちを対象に書いたので、高い値をつけて「これが買えないようなやつは、所詮やる気がないんだ!」(←ある情報商材を数万でうっていた起業家さんに値段についてのメールを出したところいただいたお返事。)なんていうことはさらさら言うつもりない、というわけで、3000円という値段をつけてみたわけですが。これが高いか安いかは、個人の価値観に大きく関わってくるでしょうが。少なくとも自分は3000円以上の情報を盛り込んだつもりです。「でも高い」という人は、ミニコースがメールで受けられるよ。サイトからの申し込みがうまく行かないので興味のある人はメールください。