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カテゴリ:メケレ(任地)にて
お手伝いさんの従兄弟宅で「クリスティーナ」と呼ばれる宴が開かれた。
男の子の赤ちゃんが生後40日(女の子の場合は生後80日)を迎えたお祝いだそうだ。 例によって、激しい「食え食え飲め飲め」攻撃をくらった。 気になってネットで調べてみたところ、「クリスティーナ」とは「洗礼」のことのようだ。 キリスト教の宗派によって洗礼のやり方は随分と違うが、エチオピア正教の洗礼は東方正教に近い。 他の宗教行事や教義などを見てみても、エチオピア正教は東方正教に近い。 どちらも日本語で「正教」、英語で「オーソドックス」というくらいだから近いのは当然かもしれないが、それでもエチオピア正教は東方正教には含まれないと考えるのが一般的なようだ。 元々ユダヤ教が広まっていたエチオピアへ東方正教系のキリスト教が入ってきて両者がミックスされ、後に周辺国がムスリム化する中でエチオピアがキリスト教国として地理的に孤立し、エチオピアのキリスト教はさらに独自の発展を遂げた、という経緯じゃないかなと思う。 【おまけ】 昨晩は副学長スーリ(インド人)の一人娘の誕生日パーティだった。 彼女はカメラを向けると必ずポーズを取るマセた子供だ。 スーリはベジタリアンなので、スーリ宅で出される食事に肉はない。 インドは地方によって料理もかなり違うが、スーリはITセンターとして有名な南部のバンガロール出身。 味がしっかりしていて、これなら僕もベジタリアンとしていけるかもと思う。 インドではカーストが上の人ほどベジタリアンが多いそうで、スーリは上位カーストなのかもしれない。 ちなみにインド人も、エチオピア人同様、「食え食え飲め飲め」攻撃がすさまじい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月27日 07時44分10秒
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