インド系IT企業で働くSEの日記

新隊員のＤさんと共に学部長チャンドラ宅を訪ねてきた。

Ｄさんは６月にエチオピアに赴任してきたばかりで、配属先はＭＩＴのＩＴ系学部。
つまり僕の同僚となる人で、僕と同様妻帯者でもある。
かなり技術力のある人のようなので、心強い。

今日の話で来学期の仕事が大体決まった。

授業は、"Data Structure"の科目をＤさんと２人で担当させてもらうことでお願いした。
この授業はＣ言語でデータ構造やアルゴリズムを教える授業で、講義が週４コマ、実習が週３コマ。
授業構成は２人で考えて、講義は僕が、実習はＤさんが担当する。
２人で１つの科目を担当するのは、僕の講師としての力量がまだまだだからＤさんの力を借りたかったというのもあるが、英語にまだ慣れていないＤさんになるべく早く授業を経験して欲しかったというのもある。

また、マイケルが帰国したため、僕が正のシステム管理者となった。
現状ではトラブルが起きてから事後で対処する形になっているので、トラブルを未然に防ぐための体制作り・ドキュメント作り・アシスタントらへのトレーニングなどをしていかなくてはいけない。
何から手をつければ良いのやら・・・
地味な仕事なのでつい後回しになってしまうが、大切な仕事だ。

以上。

エクステンション、起業支援、広域研修、ＩＴセミナーなどなど、僕としてやりたいことがあるので、これくらいの仕事量がちょうどいいと思う。

紆余曲折を経つつも後任要請はしたし、Ｄさんもいる。
後に続く隊員がいるというのは、２年間ですべての活動を完結させる必要がなく、気が楽だ。
初代の隊員として、トライ＆エラーでとにかく色々なことをやってみて、後任の隊員の活動につなげていければと思う。