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カテゴリ:MIT(配属先)にて
【プロジェクト発表会】
午前中、3年生のミニプロジェクトの発表会があった。 講師は、学生の発表を見てツッコミを入れ、評価しなければいけない。 評価方法は明日議論しようということで、最後の最後まで仕事をすることになった。 昨年は全講師が全発表を見る形だったが、今年は講師陣で分担することになった。 学部長が手抜きをしたかったからのように思われる。 僕が見たプロジェクトは、 ・人材管理システム ・備品管理システム ・学生の成績管理システム ・ホテルの空室管理システム の4つ。 仕様の詰めや試験が甘いのはいつものこと。 経験の浅い学生が他にも授業がある中で半年で作らなければならず、またプロジェクトの評価対象が今日の発表会だけだから、ソフトウェアの品質がおろそかになって「とりあえず作る」ことに一生懸命になってしまうのは仕方のないことだ。 プロジェクトの期間を1年に延ばし、ドキュメントを評価対象に含め、講師が開発工程を追ってきちんと指導する体制にした方が良いだろう。 【送別会】 夜、生徒会主催で僕の送別会が行われた。 事前に希望日を聞かれ、最終日の明日を希望していたにも関わらず、事前に内容も知らされないまま、今日急遽、MITの講堂で開催された。 送別会の内容は、 1.ダンス(ティグレ、日本) 2.記念品贈呈 3.僕のスピーチ 4.学生からのコメント 5.ダンス(ティグレ、日本) 事前に「何でもいいから日本の音楽が欲しい」と言われ、渡したのがBOOMの「島唄」「星のラブレター」「釣りに行こう」。 それで今日、"Let's dance !"の掛け声の後にかかったのが「星のラブレター」。 これでどう踊ればいいのか。 エチオピアの音楽はすべて踊りのための音楽だから、彼らの感覚からすれば音楽なら何でも踊れるはずだということだろう。 生徒会から記念品として、エチオピアの民族衣装と2つの写真立てをもらった。 一生の宝物だ。 人前で話すことが得意でない僕が、何の準備もなく、ステージに上がって英語でスピーチするなんて、普段ならとんでもないことだ。 だが、心から伝えたいことがあるとき、そんなことは全く関係ないようだ。 エチオピアのこと、MITのこと、ITのこと、話のつながりなど気にせず、とにかく思いつくままに話した。 ・・・泣きながら。 そりゃ、こんな状況だったら誰でも泣けるでしょ。。。 頼りなくて怠け者の僕だが、それでも僕なりの思いを持ってこの2年間やってきた。 その思いが少しでも学生に伝わったとすれば、こんな嬉しいことはない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月04日 04時17分01秒
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