|
カテゴリ:インド一般・時事
インド政府が日本の原発事故に伴う放射線物質による汚染を懸念し、最大3ヶ月間、日本からの食品輸入を全面的に禁止する措置を取ることになりました。
必ずしもインド政府が「日本の食品は全て危険」と判断した訳ではないと思います。 現時点でどれほどの危険性があるか、今度どうなるか、はっきりしたところが分からないから念のため禁止しておこうという考えでしょう。 元々日本からインドへ輸出される食品は多くなく、日本にとってもインドにとっても影響は限定的だと思います。 ジュースや調味料など日本企業の製品をハイデラバードでも見かけますが、多くが現地生産もしくは近隣国での生産のようです。 ただ、日本から直接食材を輸入している日本食レストランや日本食スーパーは困るでしょう。 そのような店はハイデラバードにはありませんが、デリー、ムンバイ、チェンナイ、バンガロールなど、日本人が多く滞在する都市には何軒かあるようです。 インドに限らず、世界中の日本食レストランや日本食スーパーが、実際に日本から食材を調達していない店であっても、日本食と言うだけで敬遠されるご時勢です。 風評被害は甚大で、日本人としては寂しいですね。 ところで余談ですが、海外で暮らしているとやはり日本食が恋しくなります。 そこで先日の旅行の際、ローマで日本食レストランに行ったのですが、これがまた日本ではありえない、文章では表現しづらい味付け。 見たところ、従業員は皆中国人。 中国人や韓国人などが海外で日本食レストランを経営するケースは少なくありません。 日本人が中華料理や韓国料理を作ることもありますから、中国人や韓国人が日本料理を作っても全く構いませんが、少なくとも「日本でもありえる味」にして欲しいところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[インド一般・時事] カテゴリの最新記事
|
|