シー君の雑記帳

今日の晩御飯は、ハッシュドビーフでした。

食べ始めた時、これはハヤシライスだよね、と妻に聞くと、
ハッシュドビーフだよと言ってました。

ハヤシライスとハッシュドビーフは何がどう違うの？
と、また妻に尋ねたら

それは、＠・あ・///.[¥@;/・・・・・
と、良くわかならないことを言ってました。

良く理解できなかったけど、僕は「なるほど～」と答えました。

僕が理解していないと妻は気付いていると思いますが、
妻はスルーして、ああやっぱり、ビーフシチューにすれば
良かった。この前買ったやつ旨かったのよ。失敗したあ。

とか言ってました。

こんな何気ない会話って、いいですよね。
話し相手がいるって、大事ですね。

そう、ありがたく思いながら、その後は、妻の大好きな
競馬の話を投入。

妻は、すぐに喰いつき、昨日の競馬のタラレバをいいだけ
話していました。


ああ、そうだ、ついでに僕が妻と結婚しようと決断した時
の話をしましょう。

それは、妻と僕が付き合いだして、ある春の日、函館に旅行に行った時の
ことです。

五稜郭の桜が満開で、その近くにカフェがあり、そのカフェに
入り、窓越しに桜を見ていました。

桜を、二人とも良く見えるように、窓に向かって並んで座りました。

そして、窓越しの桜を二人でじっと見ていました。

その時、会話は止まっていました。

決して、気まずくて、会話していないのではなく・・・

会話することを自然と忘れて、黙って窓越しの桜をみている自分に
気付きました。

その瞬間、「あっ！　この人だ。間違いない、僕が結婚すべき相手だ。」と
気付きました。

なんていうんでしょうか。

自然と言葉をなくして、桜を見ている時、僕は心の中で隣の妻を
見ていたんだと思います。

同じ景色を、二人並んで、無言で眺めた瞬間、隣の人が
自分にとって、どういう存在なのか、分かる瞬間てある
みたいですね。

今でも、あの時の感覚って、間違いなかったと
思います。かれこれ、結婚して２０年ですけど。

では、今日は、この辺で。　🌛