Do not "evade" the words that I chose

最高の最後の二日間でした。
今までの気持ちは全部杞憂で、とにかく幸せな最後でした。
みんながこんなに幸せになりました。
まずは大きくはしょってまとめて、それでもおそろしく長くなるけど、
そして明日以後にひとつひとつを膨らませて記せればいいと思ってます。

10月8日。
この日は泣かないと決めていたのでSTAYも星空も泣きませんでした。

だけど中居ソロのジャンクションが始まって突然押し寄せる気持ちがやって来た。
自分の泣く声で中居クンの歌は聴こえない。
そしてしゃがんだら見えなくなるのにやっぱり立っていられない。
ナカイナカイと呼ぶしか出来ない。この日の全てはそれでした。

でも今までの私の気持ちをナカイが全て助けてくれた。
そして気持ちのふっ切れた瞬間、そして全部が戻ってきます。
だから私を幸せなオーラスへと向かわせてくれたのは中居クンでした。

そして10月9日。
タクヤに一度だけ見つめてもらえれば、とささやかに迎えた最後でした。
でも実に私の周りではいろいろな出来事がありました。

花道から五人目の席でした。
私の呪縛のあの二人のダンスは本当に目の前で行われ、
一緒にライトの光の中に20人ほど入ってしまう、その中にいさせてもらいました。
普通に彼の視界に入り普通に何度も見てくれる。
だから私も気負いはなくて、
あんなに優しい彼の目を感じられた事は本当に幸せでした。

そしてまさかのハプニング。
とある出来事が起きた為に友達と私の二人がMCで座れなくなる状況に。
それで慎吾に名指しを受けて
「す・わ・っ・て」と三回も言われてしまう恥ずかしい場面があったのでした笑。

更に木村うちわの私だというのに何故かつよぽんが合図をくれた。
だから私はあの時の、
スペイン坂のびぃなすさんの気持ちがきっと私まで飛んで来て、
そして私がびぃなすさんにやっとお礼が出来たのだと思ってます。

そして中居クンが怪我の報告をしぶる一連のあの時の出来事です。
スタンドから湧いた声が立ち消えになりそうな空気の時に
私たちの二列前の方たちがそれを代わりにタクヤに訴えます。
そしてエリアからコールを起こし、
それをタクヤはマイクで拾う為に右手をまっすぐ出してくれた。
そして目を送りうなづいた無言の彼の目も私はしっかり見てました。

そして中居クンの怪我の報告の際の言葉です。
「えー来年のライブはまだわかりませんが」と
そこで一拍おいて「約束は出来ませんけども」とそういう言葉があるのですが。
実は私はその直前に
「約束して！」と非常に大きい声で思わず呼びかけてしまってました。
そして間髪入れず、のその言葉、は信じていいのかなと思ってます。
だから私自身はもちろん半信半疑ですが、
周りの方たちがアナタだと言って下さり、そうなのかなと不思議です。

どうしてあんな場面で大きい声が出たのかわかりません。
でもみんなの気持ちがそうさせてくれたのかなと自分でも今でも不思議です。

MCの時に見てたのは
慎吾の右の襟足からぽたぽた等間隔のリズムで垂れる汗のしずくと、
そして慎吾のＴシャツの背中のタグが上向きに出たままになってたのを
ああタグが出てるなあ・・とそればかり夢の様に見てました。

シャンパンファイトの瞬間もただただ呆然とみてました。
そして慎吾の飲んだペットボトルがすーっと私のところに飛んで来た。
そして私の右手に思いきりばちゃん！とぶつかって中身がざばっとかかりました。
そして弾んだボトルは後ろに飛んで
拾われたのは私の後ろの女性でしたが私はとっても嬉しかったです。

涙なんか全然ない幸せな幸せな最後でした。
本当にいろいろありました。
自分らしからぬ気持ちになって辛くて辛くてたまりませんでした。
でもそれを強気の私のまさかの気持ちを励ましてくれたのは皆さんで、
そしてあれだけ木村に惑わされた気持ちはまさに木村が助けてくれて、
そして全ての辛い気持ちは最後は中居が救って戻してくれました。

こんな素敵な年はありませんでした。
二度と忘れられぬツアーの年になりました。
またみんなで置いていかれない様に一生懸命着いて行きましょうね。
そして忘れずに。今日は「DVDまであと54日」です。

そして最後に。
全て終えてからデニーズで友達と二人で食事した時に。
列に並んで「何名様ですか」「おタバコは」「ではお名前を」
その時の私は自分でも何を考えていたのか今となってはわかりませんが
お店の方に間髪入れずに当然の様に「木村です」と名乗ってしまい、
友達は全く躊躇しないでしれーっと即答する私を見て
何を考えているのかと頭がおかしくなったと思ったそうでした。