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テーマ:今日の音楽(179)
カテゴリ:クラシック音楽
12月19日 寒波の来襲で全国的に荒れ模様です
おかげさまで、今日小雪降る仙台に戻ってきました 昨日に続いてのサンケイホールフリーゼでのコンサートを書きます 「メンデルスゾーン生誕200年特別演奏会」 クルト・マズア 関西フィルを振る です
休息の後、これから指揮を執るマズア氏と奥様である、 偕子・マズア(Tomoko Masur)さん ご夫婦によるトーク・ショウで バッハとメンデルスゾーン所縁のライプチッヒのゲヴァントハウス音楽院等の話でした プログラムは オール メンデルスゾーンで 1. 弦楽四重奏曲第6番 ヘ短調 作品80 ゲヴァイトハウス弦楽四重奏団 2. 弦楽八重奏曲変ホ長調 作品 20 ゲヴァントハウス弦楽四重奏団+関西フィルピックアップメンバー 休息時間 3. プレトーク 4. 交響曲第4番 イ長調 「イタリア」 作品90 クルト・マズア指揮 関西フィルハーモニー管弦楽団 そして、いよいよマズア指揮する「イタリア」です 第3番の「スコットランド」と共に 有名ですが、実際は3番が最後に書かれた(完成された)交響曲です 第1楽章、あの軽やかな管楽器の3連譜に乗って、ヴァイオリンの明るい主題が 奏されます、マズア氏としては以外にもテンポは早めでした、提示部はリピートでした 関西フィルのメンバーは想像以上に技術水準が高く、アインザッツの乱れもなく 素晴しいリズム感です マズア氏の指導か低音弦の伸びやかな演奏でした 第2楽章もバランスの良いハーモニーで豊かに響かせている 第3楽章は少し遅めのテンポなのに間のびなくカンタービレを歌い 中間部のホルンと木管のフレーズも一部を除き良い演奏でした 終楽章はフォルテのリズムが強烈に「サルタレオ」舞曲が始まる 気合の入った演奏でした 弦楽部の一糸乱れなく、音量も凄い また、管楽器も綺麗に追従していく、ここでもバランスが良い 後半に隠れているバッハ的な絡み合いはこれほど明瞭に表現された演奏を 聴くのは初めてで、とても嬉しい演奏でした マズアの純音楽的な解釈とメンデルスゾーンに対する畏敬が 関西フィルの演奏レベルの高さと表現力により実現したもので感動しました
アンコールはありませんでした 帰りに60部限定のマズア直筆サイン入りの本
(限定と言われると、とても弱い私です)
それと
メンデルスゾーンの小雑誌を買って帰りましたが とても満足した演奏会でした 明日は仙台恒例の光のページェントに行きます ! お知らせです 皆さんのおかげで、間もなく30,000ヒットに近づいています いつも、本当にありがとうございます。 そこで、30,000ビタリとアクセスしていただいた方に ほんの気持ちですが、粗品をお送りしたいと思っています ただし、送り先をご連絡いただける方、確認の取れる方で ***.Net 等 ログインされていない方、ブログ会員以外の方はごめんなさい いつもご訪問いただいている方にアクセスしてほしいですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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