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カテゴリ:のほほん日和
生まれて初めて買ったアルバムはビリー・ジョエルです。
CDではなくレコードでした。 まだCDが出始めたころで、超アナログな僕はそんなもので音楽が聴けるか! と、自分の機械オンチを棚に置き、レコードやカセットテープで音楽を聴いていました。 (CDというものがなんだかわかっていませんでした。 手鏡に使えるなー、とブッシュマンのような感覚で生きてますた) レコードから流れる曲をカセットテープに録音し、擦り切れるほど聴きました。 そう、当時はよく聴く音楽はテープが擦り切れるほど聴く、と言ってました。 中学生だった自分には大金だった2500円(たしかそんぐらいだったと思う)を 断腸の思いで財布から取り出し購入し、心ウキウキ踊り家路に着いたあのころ。 ジャケットからレコードを取り出し針を落とす瞬間などは今でも鮮明に覚えています。 針がレコードの溝に落ちる瞬間に「ボフッ」と小さな摩擦音がし、 ゆっくりと円を描くレコードの緩やかな流れを眺めてからスピーカーから流れる曲。 聴覚だけではなく視覚で聴く味わい深さがレコードにはありました。 そんな思い出のある初めて買ったレコード、ビリー・ジョエルに最近はまっています。 懐かしめの音楽を聴くとその時代の映像が鮮明に思い出されることがあります。 初めての買ったレコード、 初めて車を購入し、ドライブ中に流した曲、 おされなライブハウスで初めてバンドにリクエストした曲 すべてビリー・ジョエルです。 (ちなみにリクエストした曲はピアノマン) そしてその曲を聴いた時代が走馬灯のように映し出されます。 アラフォーやアラファイブ世代のお客さんに同じようなビリー・ジョエル聴いてたぜ同士が多く お店で流すとお客さんの反応もいい感じでついつい会話も弾むってなもんです。 アイポットも携帯もパソコンもなかったのに、 なんであんなに楽しかったのだろう、という時代を思い起こさせてくれる 三丁目の夕日的なシンガー、ビリー・ジョエル。 もれなく当店で流してますのでぜひぜひ聴いてみてけさいん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月04日 09時59分00秒
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