愛の戦士レインボーマン
インドの山奥で、修行をして~♪で、有名な「愛の戦士レインボーマン」「ウルトラセブン」「怪奇大作戦」同様大人向けとして作られたヒーローです。原作は川内康範で「月光仮面」「アラーの死者」などに見られる菩薩様的ヒーローでありいずれもアジア、祖国愛が強いのが特徴なのです。レインボーマンの衣装は白地に赤。これは日本の国旗をイメージしたものです。物語は主人公・ヤマトタケシが妹を不注意で交通事故に遭わせ脚に障害を負わせてしまい、治療費を稼ぐためにプロレスラーになることを決意。インドの山奥に住む聖者「ダイバ・ダッタ」に弟子を志願一年間の苦しい修行の末、人類愛に目覚めたタケシは師・ダイバの死に際にレインボーマンの変身能力を伝授されるのです。レインボーマンはインドのヨガの妖術を駆使して戦うので変身ヒーローものとしては、異色のヒーローでした。変身時の呪文は「阿耨多羅三藐三菩提(あのくたら さんみゃく さんぼだい)」実際にある経文の1行なのです。またレインボーマンは7つの化身になる事が出来、月曜日から日曜日までの曜日を基準にダッシュ1~7に化身できる様になっています。技も念をぶつけて相手を倒す「遠当ての術」相手の動きを止める「不動金縛りの術」など技というよりも術という神秘的なものでした。レインボーマン最大の弱点は能力を使い果たすと5時間のヨガの眠りに入り座禅で全身が石化し仮死状態になってしまいます。日本を守るために孤独な戦いを続けるレインボーマンの「祖国愛」主人公の私生活やヒーローとしての苦悩を描いた傑作だと思います。【20%OFF!】愛の戦士レインボーマン キャッツアイ作戦編(DVD)