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新聞で東郷池湖畔のアヤメヶ池公園の花菖蒲が見頃になった事を知り、さっそく撮影に行く。
確かに公園には3000本と言われる、アヤメとかカキツバタに花菖蒲が見頃を迎えていた。
多くの見物客が、思い思いに花を愛でながら楽しんでいた。
ところが、私にはどれがアヤメかカキツバタまた花菖蒲なのか判らない。
公園の入り口に説明板があり解説してあったが、見分けができない。
なんでも江戸時代に菖蒲はサムライの勝負に繋がるとして、武家の庭に植えられてその出来映えを競っていたらしい。それが庶民にも広まり一大ブームとなる。
それが元々日本に生えていたカキツバタとか同じ種類に近い花を様々交配させて、現在のような花菖蒲になる、しかしどれも同じように見えて、素人には区別ができない。
どっちにしろ、その姿は正に和服姿美人で見ていてあきない。
別名、水辺の顔佳花である。
ところがこの花はもうすぐ見られなくなってしまう、満開になると花びらだけを摘み取るのだ。
そうすると花の根っこに栄養分が蓄積され、球根が太り大きくなり、来年に咲く花も大きくなるらしい。
それを何世代も続けることで、花びらがより大きく立派な品種になるとか。
人間の価値観で大きくされるのもかまわないが、花にとっては大きなお世話ではないかと思うが。