117516 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

淨至庵にて

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2019.02.04
XML
カテゴリ:和歌・短歌

豆の数ただ食わぬとも春は立つ
   淋しさばかり齢のままに   淨至
今日は立春 暦の上とはいえ待ちに待った春である
旧暦ではこの日が元旦となっていた 旧正月である
中国では春節として お祭り騒ぎをするらしいが
昨夜の節分の豆まきでは 年の数の豆を食えぬままであった
食えないのではなく 食う気になれないのが本音ではあるが
年々豆の数が増えていくのは 気にならないが
これを食べると自分自身がそれ相応の老人であると認めたことになり
年以上に老いぼれていくようで これにはちょっと抵抗がある
それでも立春は来てしまった 淋しさばかりが募るだけである
そんな心情を短歌にしたが これも齢(よわい)のせいかも 
河川敷の日当たりいい場所に 早々とタンポポを見つける
こんなに早く咲くのは関西タンポポくらいだろう
やはり 寒さの中でも春の鼓動は確実に強くなっているようだ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2019.02.04 12:46:45
コメント(0) | コメントを書く
[和歌・短歌] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X