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カテゴリ:シナリオ
第21話 おみくじに異議あり! 妹:お姉さま事件です! 私、現代社会が気付かずにいた問題点を見つけたのよ。これって事件でしょう。 姉:あら、初詣から帰ってきたのね。それにしてもお正月早々から大言壮語な言 妹:何よ、その言い方。でもいいや、聞くてくれる。友達と3人で日枝神社に初詣 姉:確かにおみくじに書かれているのは大人向けだわね。それがどうしたの? 妹:おかしいでしょう。子供に大人向けのおみくじを引かせるなんて。「一年の計 るどい 指摘だと思うの。どう、すごいことを考えたでしょう。 姉:現代社会の問題点かどうかは置いといて、あなたが指摘した年代別のおみくじ 妹:賛同してくれたのね。やはり私のお姉さまだわ。 姉:貴女の口から社会習慣となっている中に、貴女なりの問題点を見つけたことは 妹:何よそれ!私だって日々成長しているのよ。この話、友達にも話してこよっ 姉:(これも妹の成長の一つの形なのかもしれないわ)
第22話 まぼろしの一等賞 お年玉年賀状の一等が当たっちゃった。どうしよう。手が震えてきた。組は関 係なくて6桁の数字が合っていればいいのよね。やはり間違いない。景品を調 べたの。そしたら、1万点以上の商品・旅行・体験プランなどから12万円相当 のものが選らべるんですって。現金なら10万円だって。100万本に1本で2,599 本しか当たらないのよ。あ~、何にしようかな。 姉:「信じられないわね!」私は切手シートも当たらなかったのよ。あなたに一等 が当 るなんて。私にも見せて。 妹:10回も見直したんだから間違いないわ。どうぞ確認してね。 姉:本当だ、番号はまさしく一等だ。良かったね。おめでとう。 ウッ、でもちょっと待って。これ平成29年の年賀状だよ。。今年は平成30年だよ。 これは去年の年賀状じゃないの。あわて者のあなたらしいわね。 妹:「そんな~」そういえば、住所が分からなくて、去年の年賀状を引っ張り出し 姉:貴女らしいわよ。でも、年度違いでも一等なんて奇跡よ。きっと今年は良いこ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.01.15 08:17:28
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