カテゴリ:カテゴリ未分類
先日、友人の家で女ばっかり5人で宴会をしていたら 「ドドドドド~」 と、すさまじい爆音が鳴り響いた。 家の前の道路でバイクが暴走しているのだ。 なごやかなムードはその爆音によってかき消された。 その音は10分たっても消えることが無かった。 しかし、やがて遠くの方に走って行った。 「はぁ~、やっと行ってくれたね」 と、皆で気を取り直してワインでも開けようとしたとたんにまたその音が帰ってきた。 友人の家は駅前のメイン道路に面しているためそこで暴走族がゆっくりジグザグ走行しているらしい。 3,4台の単車なのだがすんごい音だ。 「よしっ、ワシがいうちゃる」 私は、友人の家の電話をとり110番通報をした。 我ながら簡潔明瞭に通報を終えた。 チカンの時とは違って落ち着いたものだ。 そして、しばらくしたら電話が鳴った。 「今、通報された方ですか?」 こちらの番号を言ってないのにかかってきた。 近くの派出所からパトカーが出動したらしい。 「今パトカーが追いかけてますので、もうしばらくご辛抱ください」 「もう夜中なので早く捕まえてくださいね」 「はい、山を走ってくれたらいいのですがねぇ。最近街の方にも出てきて困ってます。」 まるで、たぬきか、いのししの話をしているようだった。 しばらくすると、 ウウウウウーウーウー☆けたたましいサイレンの音!! パトカーがバイクを追い掛け回している。 「止まりなさい、そこのノーヘルの3人乗りのバイク止まりなさい」 週末の真夜中はさっき以上にうるさくなってしまった。 友人たちは私をうらめしそうに見て。 「さっ、解散解散!今度は平日にしようねぇ」 私がいらんことをせんかったら暴走族もあと少し騒いだらどっかに行ってたかも・・・。 次の日友人から聞いた話では、あのあと1時間近く町中をバイクとパトカーは走り回って寝られなかったらしい・・・。 ううう・・・。私のせいかよっ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|