若干マニアック?商品先物について学ぶならこの一冊!
商品先物市場のしくみ 資産運用からリスクヘッジ機能まで【電子書籍】[ 三次理加 ]タイトルどおり商品先物に関する教科書的内容の投資本です。カバーしている範囲は広く、商品先物市場の成り立ちから実際にどのような取引が行われているか、商品先物に対する世間のイメージと現実のギャップや、セールスのこと、資産運用としての商品先物などこれ一冊で商品先物市場の基本的な知識は身につくといっても過言ではないと思います。取引の項は、一般の投資家にはかなりマニアックと思われる内容もあり株との違いなども含め楽しめたほか、歴史の部分では時代劇で有名な人物が江戸時代の取引所と関係があったというエピソードなど、教養や雑学といった面でも非常に面白く読める良い一冊でした。