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カテゴリ:株式
中国・SMIC上場の余波はグローバルなリバランスの売りに発展、米BIGTECH・Netflixが決算を発表 【動画閲覧用URL 収録済み 15分程度】 https://requ.ameba.jp/products/48836 ※ ナスダックは引けにかけてNetflix決算に期待の下落幅縮小も、世界的なテクノロジー失速に警戒か 16日のNY株式市場・各指数の終値は、ナスダックの人気株次第で騰落率に変化が出てくるだろう。 昨晩のNY株式市場は上昇するも、ナスダックの人気株の値動きは高安まちまちにとどまった。 ここ最近の時価総額上位、テクノロジー、人気株の値動きに陰りがあり、Netflixがその先陣を切っていた。 明朝、NY株式市場がクロージング迎えた後に決算結果を発表、それまではナスダック総合指数が他市場や他指数との比較で下げ渋ると想定。 東京株式市場とは違って、決算発表後に期待する動きが先行しやすく、Netflixも期待先行するのではと考えている。 週明けの高値波乱で警戒心は高まっているが、中国・SMICが無事上場を果たし、資金の潤沢な市場環境を如実に表している。 しかし、その中国・上海市場は15時50分現在4%を超える下落率を記録しており、欧米市場でも同様な手仕舞い売りが出てくる可能性がある。 BIGTECHの狂騒曲がド派手な値動きだっただけに、その反動余地が株価に表れることも考えられよう。 東京でも売買代金上位の人気株が売られ、JFEHDなどの景気敏感株やJALは、いかにも買い戻しっぽい値動き。 NY株式市場のミラー的な様相であるなら、ダウ工業株指数の下げ渋ることも考えられ、大幅反発するエネルギーにないとみるも、下げ渋ることはあるとみている。 この後、ECB理事会、そして米国では注目度高い経済指標の発表と企業決算が予定されているが、ネガティブな数値でなくても、大幅高するには少々ハードルは高い。 したがって、今晩のNY株式市場は小幅安にとどまるとみており、イベント多い反動と景気敏感株のショートカバーが下支え、Netflix決算も小幅安にとどまるキッカケとなりそうだ。 ただし、引け後のNetflix決算の結果次第では、明日の東京に波乱含みとなるかもしれず、週末とはや来週の4連休を意識せざるを得ない展開もありそうだ。 上がっても下げ渋っても、楽観視できない今晩の取引になると考えている。 ECB定例理事会 決定内容公表(20:45) ラガルドECB総裁 定例記者会見(21:30) 米国6月小売売上高(21:30) 米国7月フィラデルフィア連銀景況感指数(21:30) 米国週次新規失業保険申請件数(21:30) 米国5月企業在庫(23:00) 米国5月対米証券投資(17日5:00) (注目企業決算・【米国】) Charles Schwab、Bank of America、Johnson & Johnson、Netflix Inc Morgan Stanley、Honeywell International、Abbott Laboratories 先物動向 15時48分現在 ダウ工業株指数 -125.00 S&P500 -17.00 ナスダック100 -94.50 WTI 40.77 -0.43 -1.04% ドル円 106.93-94円 225先物 22710円 -180円(シカゴ225先物・夜間取引)16時07分現在 マーケットストラテジスト 坂口隆信 https://www.kabutalk.com/ この投資情報は、投資勧誘を目的としたものではありません。 また、文中に使用されている言葉、数字等は万全を期してはおりますが、その正確性に責任は負いかねます。 銘柄選択、投資時期等の最終決定はお客様ご自身でご判断なさるよう、お願いいたします。
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最終更新日
2020.07.16 16:24:58
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