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テーマ:株式投資日記(20418)
カテゴリ:NYストラテジー
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野村とクレディ・スイスの特損報道、年度末控えた波乱含みな内容も、トレード反映は4月以降か?
3月29日のNYストラテジー、29日の東京市場まとめ
29日のNY株式市場は主要3指数揃って反落も、騰落率にはバラツキがあるとみており、各市場の時価総額上位や人気株などに影響が出てくるだろう。
金融株を抱えるダウ工業株指数だけでなく、時価総額上位はナスダックに名を連ねており、ヘッジファンドの解消売りの思惑が先行しやすい、 それでも、影響は織り込んでいることも考えられ、先週の取引でラッセル2000指数が反発に転じた点については、その売り需要が一巡したとみることもできる。
しかしながら、時を同じくして朝は野村、お昼にクレディ・スイスの名前が出て、今晩のNY株式市場に対する警戒心は芽生えたはずだ。 わざわざ期末に出てくると思えば、この手の材料を梃子にする売り買いは、日本では年度替わりで反映されるとみており、31日までは静かな展開に終始するに落ち着きそうだ。
29日16時現在の225先物は29日の清算値比で上昇、影響を懸念していればすでに29000円を割り込むほど、今は年度末で仕掛けられていないとみて良い。 したがって、米国市場でもナスダックの下落率が拡大するかもしれないが、新規の売りポジションはないとみており、一部の手仕舞い売り需要に押される程度と考えている。 先週末比マイナスは必至も、波乱なく期末を越すイメージで、大幅高も大幅安もなく、無難なところに落ち着くだろう。
仮に大幅安で終了すれば、野村HDとクレディ・スイスの特損報道は、他の投資銀行や証券会社にも大きく波及するという流れに発展するとみた方が良い。
29日の欧米市場・注目イベント、予定(赤は要注目) 米国3月ダラス連銀製造業活動指数(23:30) ウォラーFRB理事 発言予定(24:00)
先物動向 15時58分現在 ダウ工業株指数 -132.00 ナスダック100 -82.25
株トーク マーケットストラテジスト 坂口隆信 https://www.kabutalk.com/ この投資情報は、投資勧誘を目的としたものではありません。 また、文中に使用されている言葉、数字等は万全を期してはおりますが、その正確性に責任は負いかねます。 銘柄選択、投資時期等の最終決定はお客様ご自身でご判断なさるよう、お願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.03.29 16:23:59
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