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2006年度税制改正、実質増税2兆円超
東証大引け・3日続落――円高で様子見・先物主導で下落 16日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落。終値は前日比81円37銭(0.53%)安い1万5173円7銭だった。日経平均の3営業日続落は10月19日(6日続落)以来。週末接近に加え、急ピッチな円高進行で様子見気分が広がっていたところに、先物主導で下落した。TOPIX 1,580.78-2.88も3日続落。 後場に上げ幅が100円を超える場面もあったが、週末を控えているうえ、為替相場が1ドル=115円台を付けたことから買いが続かない。輸出関連株への買いが手控えられた。日経平均先物2006年3月物の売買高が13万枚を超える高水準で、現物株は先物に振り回される格好で下落した。クリスマス休暇を前に外国人投資家の売りも出たようだ。 東証1部の売買高は概算で24億5802万株、売買代金は2兆8260億円だった。東証1部の値下がりは892、値上がり銘柄数は665、変わらずは109だった。業種別では、鉱業や保険業、石油石炭製品、倉庫運輸関連の下げが目立った。 個別では、新日鉄416-4や住金458-4など鉄鋼株が軟調。アドテスト10,500-120や京セラ8,060-30、キヤノン6,840-30など値がさハイテク株も下げに転じた。東レ892-13や三菱レ740-12、JAL 311-1が売られた。 半面、三菱UFJ 1,640k+10kや三井住友FG 1,230k+20k、みずほFG 941k+13kが買われた。ソフトバンク10,830+360やNTT 530k+4kも高い。東芝651+1や三菱電813+16、東エレク7,090+10がしっかり。 東証2部 4,850.48-2.98(売買代金590億円)も3日続落。邦チタ12,130-530やプリヴェ再生305-4が売られ、東理HD 90+2やダイア建409+5が買われた。 日経JQ平均 2,507.50+8.42(売買代金1,038億円)は反発し、13日に付けた年初来高値(2500円81銭)を3日ぶりに更新した。後場に入り日経平均株価が再び下げに転じたことを受け、ジャスダック平均も伸び悩んだ。ただ、値動きの良い銘柄を中心に市場参加者の物色意欲は旺盛で、底堅い展開が続いた。ファンコミ3,610k+240k、NIF +、メイコー+、SJHD +が高い。ネット広告株を物色する流れに乗りオプト718k+52kが連日で年初来高値を更新した。半面、楽天90.8k-0.5k、イートレード723k-3k、JCOM 93k-4.8kなど時価総額上位銘柄に下げが目立ち、主力株で構成するJストック指数 2,418.96-13.61は反落。 マザーズ指数 2,272.38+5.67(売買代金1,614億円)は6日続伸で連日の年初来高値更新となった。16日付の日本経済新聞朝刊に掲載された「増収率ランキング」で首位となったicf 248k+5kが買われた。ジェイコム1,420k+200kは朝安後に大幅高となり、結局きょうもS高比例配分となった。ACCESS 2,670k+80k、アプリックス1,300k+140k、ディディエ1,670k+200kが高い。半面、ライブドア0.716k-0.004k、サマンサJP 1,190k-40k、IDU 516k-34kが安い。きょう新規上場したGMO―HSは大引け間際に公開価格(735k)の約2倍にあたる1,480kで初値を付け、1,620kで取引を終えた。同じくきょう上場のNVCは公開価格(350k)の約2倍となる710kまで気配値を切り上げたが、取引は成立しなかった。 ヘラクレス指数 3,418.00+34.67は続伸し、連日の算出来高値更新。ダヴィンチ810k+40k、ガンホー 2,700k+140k、タボリナクス347k+7k、ASSET 719k+22k、BBタワー 777k+66kが高い。半面、サンライズT、日本通信、USEN -、Fオール164k-1kが安い。〔NQN〕 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.29 18:06:56
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