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カテゴリ:市場概況
〔NQN〕東証大引け・続伸――値がさハイテク株に押し目も上値重く 9日の日経平均株価 17164.04+73.73(+0.43%)は続伸。2日以来の17100円台を回復した。前日の米株式相場が反発した流れを受け、値がさのハイテク株に押し目買いが広がった。また外国為替市場で円相場が1ドル=117円台前半で推移したことも買い安心感につながった。オプSQに伴い、大きな波乱がなかったことや内閣府が朝方発表した1月の機械受注統計が市場予想を上回る結果だったことも支援材料だった。ただ新日鉄のようにこのところ上昇が目立った主力株は週末で手じまい売りも出たほか、日本時間今晩に発表される米雇用統計の発表内容を見極めたいとする動きが相場全体の重しになった。TOPIX 1730.21+9.35も続伸した。 東証1部の売買代金は概算で4兆7580億円で、過去最高を記録した2月28日以来の高水準だった。売買高も31億9080万株と2月28日以来の高水準だった。値上がり銘柄数は929、値下がりは664、変わらずは137だった。 業種別(全33業種)は、その他金融や証券商品先物のほか不動産、石油石炭製品、電気機器が上げた。半面、パルプ・紙、水産・農林、サービスが下げた。 個別銘柄ではJR東日本941k+9kが高い。ソフトバンク2,930+130やJFE 7,500+110、トヨタ7,860+20、ソニー 6,160+170が上げた。半面、新日鉄880-11(売買代金1,790億円)が下げたほか武田7,930-60、カシオ2,505-5、ローソン4,600-20が下げた。 東証2部 4251.10+13.55(売買代金125億円)は4日続伸。個別銘柄ではアサックス900k+28k、昭ゴム169+19が上げた。一方、カーチス125-1、中外鉱113-1(売買代金22億円)が下げた。ニチモ109-0は横ばい。 日経JQ平均 2152.69-1.26(売買代金588億円)は4日ぶりに小反落した。ジャスダック平均は朝高後に伸び悩み、後場寄り直後に下げ幅を広げたが、取引終了間際にかけては時価総額上位銘柄の一角が買われるなどして下げ渋った。 イー・ギャラ393k-47k、アーク1,481-19、テレウェイヴ33.45k-0.35k、オプト250k-2kが売られた。半面、イートレード157k+6k(売買代金151億円)、楽天57.7k+1.6k、AQインタ304k+24k、スパークス94.2k+3.4kが買われた。主力株で構成するJストック指数 1786.89+11.12は続伸。新規上場したソリトンは公開価格(1850円)を7%上回る1973円で初値を付けたが、その後は水準を下げ、大引け間際には公開価格を277円下回る1573円まで下落した。 マザーズ指数 1057.08+3.93(売買代金457億円)は小幅続伸。GCA 861k+37k(売買代金120億円)、CCI 105k+3k、サイバー 107k+3k、エムスリー 410k+8kが買われた。一方、大和総研が8日付のリポートで投資判断を引き下げたアプリックス364k-35kが売られたほか、ネットエイジ705k-16k、日本M&A 2,960k-50k、ACCESS 517k-4kも下落した。 ヘラクレス指数 1740.36+5.30は小幅続伸。ダヴィンチ136k+3k、ASSET 220k+6k、大証676k+2k、デジアド180+39が買われた。半面、ZENTEK 272k-2k(売買代金44億円)、Dダイニング863k-39k、ODK 63.3k-4.7k、ウェブドゥ155k-2kが売られた。〔NQN〕 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.13 04:30:19
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