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カテゴリ:市場概況
〔NQN〕東証大引け・3日ぶり反発 円安手掛かり、二部指数は4日続伸 2日の日経平均株価 17394.92+119.94(+0.69%)は3営業日ぶりに反発。取引時間中には1万7440円台まで上昇する場面があった。円相場が昼過ぎに1ドル=120円台まで下落したことを手掛かりに先物主導で買いが入った。前場に安くなる場面があったものの、4月中旬から続く1万7200円の下値支持線を割り込まなかったことで底値の堅さを指摘する参加者も多かった。TOPIX 1704.22+10.97も3営業日ぶりに反発し、1700台を回復した。 前日の下落に対する反発期待や米ダウ工業株30種平均の高値更新などを手掛かりに、朝方は買い優勢で始まったものの、その後は先物のまとまった売りをきっかけに下げに転じる場面があった。あすからの4連休を前に先物の注文状況といった足元の需給に敏感な投資家は多く、後場は先物の上昇に連れて主力株の一角などに買いが入った。 東証1部の売買代金は概算で2兆4017億円で、売買高は17億812万株。値上がり銘柄数は1001、値下がりは593、変わらずは132銘柄だった。 業種別(全33業種)は「鉄鋼」や「その他金融」「卸売」などが26業種上げた。一方、「輸送用機器」「空運」「機械」など7業種が下げた。 個別銘柄ではダイキン4,210+220が上昇。KDDI 1,000k+39k、京セラ11,750+200、クレセゾン3,560+140などが指数を押し上げた。新日鉄812+15や住友鉱2,485+130(売買代金924億円)なども堅調で、キッコマン1,807+41やプロミス3,840+170も高い。半面、アドテスト5,170-90が下落し、トヨタ7,230-40やホンダ4,040-30、TDK 10,050-90などがさえなかった。 東証2部 4081.75+15.88(売買代金98億円)は4日続伸。後場に入り上昇幅を拡大し、きょうの高値圏で引けた。個別では日本LCA 217+40やクリエイトS 2,175+120、ITCN 249k+1kなどが上昇。半面、STECH 6,060-110やニフティ109k-1k、日精機2,440-45などが下落した。 日経JQ平均 2054.25+5.66(売買代金378億円)は4日続伸。前場から終始、小高い水準で推移した。東証1部の主力銘柄の動きが鈍い中、小型株を物色する流れが続いている。ここしばらく新規株式公開(IPO)がなかったことで、需給が安定している面もある。ただ、決算発表を見極めたいという市場参加者も多く、大幅に上昇するまでには至っていない。 前日に2007年3月中間期の業績を上方修正したMTI 180k+9kが急伸した。楽天47.15k+0.2k(売買代金65億円)、エイチアイ438k+20k、JCOM 105k+4k、プロパスト238k+7kが買われた。半面、イートレード127k-1k、データアプリ354k-50k、ジーダット257k-17k、ニューフレア297k-29kが売られた。主力株で構成するJストック指数 +も続伸した。 マザーズ指数 949.34+4.93(売買代金xxx億円)は4日続伸。ディーエヌエ422k+9k、アルデプロ42.45k+0.7k、IDU 137k+9k、ゲームオン252k+4kが買われた。直近のIPO銘柄であるITメディア502k-92k(売買代金63億円)やケアネット260k-35kは下げが目立った。そのほかに、USJ 74.4k-0.4k、ACCESS 459k-6k、サイバー 85.1k-1.5kも売られた。 ヘラクレス指数 1560.88+4.30は3日続伸。前引け時点で反落していたが、後場に入って日経平均株価が上昇したのにつれ高。ZENTEK 265k+4k、ジェーソン549+29、デジアーツ154k+5k、ダヴィンチ124k+2kが高い。半面、ネクスジェン489k-33k(売買代32億円)、ASSET 172k-2k、ウェブドゥ238k-17k、やまねメディ258k-4kが安い。〔NQN〕 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.03 04:44:59
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