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カテゴリ:明日の株式投資戦略
********************************************************************* 日興の吉野テクニカルアナリストの2013年予測。(12月28日の日経CNBC午後4時の番組) 結論3つ: 1)円が主要通貨に対して全面安。来年も継続する。 1971年から2012年までの円ドルチャートで2011年10月31日の75.35円が大底。 円高はそこで終了した。チャート上の円安ピークから円高まで過去40年で4回の 50%近い(ドル安から円高への変化率)を実現したこと。 来年の円ドル相場は85円から89.70円をめざし、その後 93.01円を目指すだろう。 ユーロ円は来年春以降に121円から128円を目指す。 2)日本株が上昇基調に転換。 短期的な過熱感あるが上昇はまだ始まったばかり。 2013年の株式市場は上昇加速して2010年の高値(11339円)を超えていく展開になると予測。 来年1月には500円から700円ぐらいの下げ調整はあるかもしれないが、徐々に上げていき、 2013年末には日経平均は12445円ぐらいまで上げていくと予測。 (参考までに:リーマンショック時の下げからの半値もどしの水準は12658円) 2011年11月25日の日経平均 8160円で大底形成、今年6月に接近したが割らなかった。 2012年の12月相場で今年の高値 3月27日につけた10255円を超えてきた。 底入れは確認された。上昇のエネルギーはたまっている。 長期上昇サイクルに入った可能性が高い。12年サイクル、 20年サイクル、 60年サイクルで みても、長期上昇サイクルに入った可能性があると判断している。 3)日米の長期金利低下の終焉。 日米の長期金利は現在大底圏にある。今年は為替のトレンドは変わったが、金利のトレンド はまだ変わっていない。 米金利は1981年の米10年債15%から以降、30年間低下を続けてきた。 米金利は2013年年初から上昇に入る。それにともなってドル円の円安が加速する。 (補足でNY株式市場については来年前半は上昇基調を保つだろうけど後半は失速すると 予測) ********************************************************************** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年12月31日 04時39分06秒
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