かえるネット福岡

福岡市の原サティ前や西新では、日本共産党の衆院九州沖縄国政対策責任者の田村貴昭さんが訴え。

日本共産党の国会の質問で、たとえ契約期間満了であっても、偽装請負など違法な派遣期間をふくめて３年以上すぎていれば、派遣のクビを切って寒空に放り出すことはできないと。また、その人が３年つとめていなくても、その会社の派遣の職が３年以上続いていれば、直接雇用に道が開けるということも指摘しました。

「こんな派遣労働者を使い捨てにする『派遣労働の原則自由化』に賛成したのは、日本共産党以外のすべての政党。日本共産党は派遣労働者の権利を守り、正社員にするようにがんばる」と演説しました。

終了後、みんなで交流。「道行く人の反応があたたかった」「ビラの受けとりもいい」「着ぐるみがあればもっとよかったけど、ないのにこれだけの注目があったというのはすごい」などの声が出されました。Hさんによれば、ホームレスに近い姿をした人がいたので、３月１日の福岡派遣村で生活相談に来て下さいと案内すると、「行きます」と答えてくれたとのこと。

また、Kさんによればサティ前である女性は「原にある建物は事務所ですか」と訪ねてきて「そうです。何か相談があればぜひおいでください」と答えると「職がほしい」と返事。「直接のあっせんはできませんが、職がなくて生活を困っているとき、行政の支援が受けられるように案内できます」と答えました。

短い時間でしたが切実な相談が寄せられました。