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「1日1ドル未満で生活する10億人の人びとを極度の貧困から救うのに必要な費用は、世界の最富裕層10%の所得の1.6%にすぎない」
ということが、日本共産党の第25回党大会決議案に書いてあります。 「必要な費用」というのは、3000億ドル。日本円で27兆円・・・。 「富裕層」とは、最低100万ドル以上の試算をもっている人たちのこと・・・。 世界の「富裕層」は、860万人。この方々の資産は、32兆8000億ドル。日本円で、3000兆円・・・。 日本の富裕層は、世界の16%で、136万人。 一方で、年収200万円未満のワーキングプア層は、1000万人を越え、日本の労働者人口の22%だという話を、先日聞きました。 決議案には、マルクスの言葉を引用して、 「資本主義的生産の真の制限は、資本そのものである」 ということばに続き、 「資本主義の矛盾・制限とは、それがより大きな剰余価値の生産を、生産の動機および目的としていることである」 同じ地球上に生きる人類にこの格差がうまれているという事態は、やはり資本主義のシステムに矛盾があるということに、いきあたります・・・。 そこに未来社会への展望を見いだすことができます。 党大会決議案の結びは、綱領の世界情勢を紹介したのちに、 「これらの綱領の展望が、世界の現実の中で実証されつつあることに、深い確信をもって、未来にのぞもうではないか」 とあります。 日本共産党の党大会は、2010年1月13日から、静岡県でおこなわれます。 昨日は、熱海市にも、お世話になる挨拶をおこないましたが、党大会にむけて、党大会決議案を全党員で話し合い、党大会で、決定します。 党大会決議案、読んでみませんか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.23 14:54:29
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