Passagier's 家庭焙煎メモ

１ｋｇ買ったスプレモを、結局納得行くものができないまま使い切ってしまった。丸惣さんからいろいろ買ってあるのだが、実の濃いタイプの豆を煎る感覚がずれたままなので浅いものには手を出したくなく、これも１ｋｇあるグアテマラSHBを煎っている。

この豆は国名でグアテマラまたはグァテマラと言うが、昔からコーヒー産地として有名だったのか、いまでも戦前風？大正風？にガテマラと書かれていることも多い。手持ちの豆があったので今まで量買わなかったものの、焙煎初めのころ生豆屋の群馬の松屋さんに「コロンビアは場所は南米だけど豆のタイプは中米系。コロンビアのいいタイプがグアテマラと考えるといい」と教えていただいてからずーっといつかはグアテマラと思っていた。

コロンビアと同じとみなして手をつけ始めたのだが、堅さや煎り止め具合は確かに同じよう。

ところが、相変わらず煎り失敗ばかりだが早すぎたときにえぐみが雲泥の差、コロンビアのようにはない。エチオピアなんかに比べれば少しはあるかもしれないが、煎り止めが早くてもこれは飲めない（＞_＜）；；という出来にならない…なりにくい。まぁのめるかな、という範囲が広い感じ。入門者にも優しいのではないだろうか。

でも春に少し煎ったときもすーっとした味が出たし、万博で飲んだグアテマラのスペシャリティもそうだったようにコロンビアのように透明感のあるコクが味わえるはず。その辺りが基準にあるので、コーヒーには違いないのだが…というレベルでは舌が満足しなくて困ったもの。今は煎りすぎて苦くなることが多い。

１００００アクセスのコーヒーお待たせしてすみません。どうかもうちょっとお待ちください。